【遊戯王】除外とドローの乱れ打ち!「フォーチュンレディ」デッキ考察!

デッキ紹介

目次

はじめに:かわいいデッキはいいぞ

世の中にある「かわいい」デッキを網羅したいと考えている白金です。以前に【アロマ】の復習記事を書いた時、他にもかわいいテーマデッキを沢山の人に広めたいなと思ったので今日はそのようなデッキを選びました。タイトルにある通り「フォーチュンレディ」のデッキとなります。

【フォーチュンレディ】は、少し前に出たパックでおよそ10年ぶりくらいに新規を貰って劇的な進化を遂げました。もう既に多くの動画などで彼女たちの動きは見ているかもしれませんが、この機会に盤面で何が起こるかを確認していきましょう。
とは言ってもそこまで難しい話はしません。あくまでここで紹介するのは基本的なギミックだけですよ!


デッキコンセプト確認:なにするのこれ?

さて、【フォーチュンレディ】とはいったい何をするデッキだろうか?
それはわからない。

そう、わからないのである。
「そんな馬鹿な」と思うかもしれないだろうが、とりあえず落ち着いてほしい。

例えば、前述した【アロマ】であれば「ライフ・アドバンテージを意識したコントロール寄りのビートダウン」といった風に表現することができる。有名処でもう一つ【SR】を挙げればそれは「大量展開したモンスターで出した強力なシンクロモンスターによるビートダウン」となるだろう。

【フォーチュンレディ】には、それがない。
そうなってしまった理由は個々のカードを見れば何となくわかってくる。

《フォーチュンレディ・ライティー》

【 効果モンスター 】 
星 1 / 光 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×200になる。
自分スタンバイフェイズに発動する。このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。
表側表示のこのカードが効果でフィールドから離れた時に発動できる。デッキから「フォーチュンレディ」モンスター1体を特殊召喚する。 

《フォーチュンレディ・ファイリー》

【 効果モンスター 】 
星 2 / 炎 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×200ポイントになる。
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。
このカードが「フォーチュンレディ」と名のついたカードの効果によって表側攻撃表示で特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 

《フューチャー・ヴィジョン》

【 フィールド魔法 】 

自分または相手がモンスターの召喚に成功した時、そのモンスター1体をゲームから除外する。召喚したモンスターのコントローラーから見て次の自分のスタンバイフェイズ時に、このカードの効果で除外したモンスターを表側攻撃表示でフィールド上に戻す。 

《フォーチュンレディ・コーリング》

【 通常魔法 】 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドに「フォーチュンレディ」モンスターが存在する場合に発動できる。同名カードが自分フィールドに存在しない「フォーチュンレディ」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 

《フォーチュンレディ・エヴァリー》

【 シンクロモンスター 】 
星 7 / 光 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×400になる。②:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで除外できる。③:相手エンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の魔法使い族モンスター1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。 

おそらくこの5枚を見て「あー、なるほどね」と思い当たる人は少ないはずだ。
一応同カテゴリにはチューナーは存在するが、それを示したところでデッキの方向性が固まるというわけでもない。むしろ、モンスターを紹介すればするほどこのデッキがどういうものか分からなくなるまである。

結果的に言えば、モンスターの効果がバラバラなのだ。
バーンするかと思えばビートダウンし、効果で除外も飛ばす、そんなデッキである。

最近のデッキのように明確な方向性がない分「わかりづらい」印象となっているデッキだが、テーマ全体をぼんやり俯瞰するとこれが絶妙にうまいこと繋がっている。もし、このデッキが何をするかを非常に漠然とした言葉で表現することが許されるなら、「それとなく展開し、なんとなく相手のカードを除去し、残った勢いでビートダウンする」という感じだろう。

いきなりハードルが上がってしまったような気はするが、このぼんやりとしたデッキの中でもはっきりしている部分はある。それをいくつか紹介するため、読み進めながらぼんやりと理解してもらえればよい。おそらく思っているよりは難しくはない。


「フォーチュンレディ」カード紹介

展開ギミック系

《フォーチュンレディ・ライティー》

《フォーチュンレディ・ライティー》

【 効果モンスター 】 
星 1 / 光 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×200になる。
自分スタンバイフェイズに発動する。このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。
表側表示のこのカードが効果でフィールドから離れた時に発動できる。
デッキから「フォーチュンレディ」モンスター1体を特殊召喚する。 

《フューチャー・ヴィジョン》

《フューチャー・ヴィジョン》

【 フィールド魔法 】 

自分または相手がモンスターの召喚に成功した時、そのモンスター1体をゲームから除外する。召喚したモンスターのコントローラーから見て次の自分のスタンバイフェイズ時に、このカードの効果で除外したモンスターを表側攻撃表示でフィールド上に戻す。 

先ほど挙げた5枚のうち、この2枚がデッキの構築を大きく変える要素となる。基本的には《フューチャー・ヴィジョン》が発動している中で《フォーチュンレディ・ライティー》を召喚し、除外された時の効果でデッキから次のフォーチュンレディを呼び出す流れになるのだが、如何せんこのフィールド魔法が非常に癖のある1枚となっている。

お互いの召喚時に強制的に発動する効果のため、いざこちらが展開しようとしてもすぐに除外されてしまう。ライティーの効果とは噛み合いがいいのだが他のフォーチュンレディにとってはこれが仇となりやすい。そのため、《フューチャー・ヴィジョン》への依存度によってデッキ内の様子も随分とまぁ変わる。

勿論、《フューチャー・ヴィジョン》以外にも《フォーチュンレディ・ライティー》をフィールドから離すギミックは存在する。それが、最近の弾で新しく仲間入りした「彼女」だ。


《フォーチュンレディ・パスティー》

《フォーチュンレディ・パスティー》

【 チューナーモンスター 】 
星 1 / 闇 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×200になる。②:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。③:自分フィールドの「フォーチュンレディ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスター以外の自分の手札・フィールド・墓地の魔法使い族モンスターを任意の数だけ除外し、ターン終了時まで対象のモンスターのレベルを、除外したモンスターの数だけ上げる、または下げる。 

チューナーでもある彼女はフィールド・墓地の魔法使い族モンスターを除外することによって「フォーチュンレディ」のレベルを自由自在に操ることができる。そこから、最初に示した除外効果を持つシンクロモンスター《フォーチュンレディ・エヴァリー》をシンクロ召喚することになるのだが、この一連の流れの中でライティーをフィールドから除外するとデッキからの展開も実現するのだ。

また、こちらの魔法カードも展開において大きく貢献する1枚となる。


《フォーチュンレディ・コーリング》

《フォーチュンレディ・コーリング》

【 通常魔法 】 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドに「フォーチュンレディ」モンスターが存在する場合に発動できる。同名カードが自分フィールドに存在しない「フォーチュンレディ」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。 

言うまでもなく強いことが書いてある1枚だ。だが、これは私の紹介の方法が悪いのだが、他の「フォーチュンレディ」モンスターを紹介していないためこのカードで何ができるかはまだピンとこないだろう。その辺りはまたおいおい説明していくこととなるが、このカードの存在は強く覚えていてほしい。

このデッキで一つ確実に言えることがあるとすれば《フォーチュンレディ・ライティー》を使い倒せる構築が強い、ということである。是非ともライティーの効果でデッキから後続を展開していこう。


手札増強系

《フォーチュンレディ・ウォーテリー》

《フォーチュンレディ・ウォーテリー》

【 効果モンスター 】 
星 4 / 水 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×300ポイントになる。
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。
自分フィールド上に「フォーチュンレディ・ウォーテリー」以外の「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合にこのカードが特殊召喚に成功した時、自分のデッキからカードを2枚ドローする。 

《フォーチュンフューチャー》

《フォーチュンフューチャー》

【 通常魔法 】 

ゲームから除外されている自分の「フォーチュンレディ」と名のついたモンスター1体を選択して墓地に戻す。その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。 

雑に強い2枚を紹介しよう。
まず最初の《フォーチュンレディ・ウォーテリー》だが、自分のフィールドに他の「フォーチュンレディ」がいる時に特殊召喚すると2枚ドローすることができる。

2枚である。
このご時世、こんな簡単に2枚ドローできるカードはそうそうない。

《フォーチュンレディ・ライティー》の効果でデッキからリクルートするのも良いが、先程紹介した魔法カード《フォーチュンレディ・コーリング》の効果でデッキから呼び出せば自然とウォーデリーのドロー効果も発動することができる。しかもこの効果にはターン1制限がついていないため、その気になれば何度でも2ドローができてしまう。こんなん顎外れますわ。

では、気を取り直して《フォーチュンフューチャー》を見てみよう。
除外されている「フォーチュンレディ」を1枚墓地へ戻して2枚ドローする。

……2枚である。
1枚墓地へ戻して、2枚ドローするのである。

まるでDMかと勘違いするレベルで破格なドローソースだが、唯一の欠点は初動だと大体使えないことだろう。ただそれ以外は除外されている「フォーチュンレディ」さえいればアドバンテージの塊であるため、彼女たちを除外するカードとうまいことバランスをとっていい感じの枚数を入れたい。

《フォーチュンレディ・ウォーテリー》と《フォーチュンフューチャー》、この強大なドローカードを駆使して手札に必要な札を集め、それぞれの状況に見合った戦略を取っていく。デッキコンセプトがはっきりしていない分状況に合わせて変幻自在の動きをすることが可能なのはこのデッキの「強み」と言えるだろう。


コントロール(除去)系

《フォーチュンレディ・ファイリー》

《フォーチュンレディ・ファイリー》

【 効果モンスター 】 
星 2 / 炎 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×200ポイントになる。
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。
このカードが「フォーチュンレディ」と名のついたカードの効果によって表側攻撃表示で特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。 

《フォーチュンレディ・ウインディー》

《フォーチュンレディ・ウインディー》

【 効果モンスター 】 
星 3 / 風 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×300ポイントになる。
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。
このカードが召喚に成功した時、自分フィールド上に表側表示で存在する「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターの数だけ、相手フィールド上に存在する魔法・罠カードを破壊する事ができる。 

《フォーチュンレディ・ファイリー》は「フォーチュンレディ」カードの効果で特殊召喚された場合にモンスターを破壊してその攻撃力分のバーンを与える。該当するカードは前述した《フォーチュンレディ・ライティー》《フォーチュンレディ・コーリング》、そしてもう1枚《フォーチュンレディ・リワインド》が存在するため条件は優しくなった。他の者と比べて低い攻撃力を晒すことになるため場持ちは良くないが、破壊とバーンを同時に行えるのは魅力的だ。

もう1枚《フォーチュンレディ・ウインディー》は召喚成功時に自分フィールドの「フォーチュンレディ」モンスターと同じ数だけ相手フィールドの魔法・罠カードを破壊することができる。破壊される枚数こそ不確定要素があり相手依存が強く、また召喚にしか対応していない点で他のものと比べ使い勝手は悪い。だが場に他の「フォーチュンレディ」がいれば、このデッキの天敵である《スキルドレイン》を《フューチャー・ヴィジョン》と共に突破できるためピン差ししておけばいざというときの選択肢になれる。


アタッカー系

《フォーチュンレディ・ダルキー》

《フォーチュンレディ・ダルキー》

【 効果モンスター 】 
星 5 / 闇 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×400ポイントになる。
自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上に表側表示で存在する「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分の墓地に存在する「フォーチュンレディ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。 

《フォーチュンレディ・アーシー》

《フォーチュンレディ・アーシー》

【 効果モンスター 】 
星 6 / 地 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×400ポイントになる。自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。このカードのレベルが上がった時、相手ライフに400ポイントダメージを与える。 

《フォーチュンレディ・ダルキー》は上級モンスターではあるが、効果は永続効果であるため特殊召喚した場合でも問題なく運用できる。場に出した地点で攻撃力2000はあるため下級モンスター相手であれば問題なく戦えるだろう。自身以外の「フォーチュンレディ」にも効果が適用されることから墓地からの連続特殊召喚による展開を狙っていきたい。

そして、メインデッキに入る中では最もレベルが高い「フォーチュンレディ」である《フォーチュンレディ・アーシー》は場に出した段階からアタッカーとしての活躍が期待できる。相手ライフにバーンを与える効果はあるが、バーンなら《フォーチュンレディ・ファイリー》の方が効率がいいためおまけとして捉えるのが良いだろう。だがこれは《タイムパッセージ》等でレベルを上げた場合でも発動できる。

《フォーチュンレディ・エヴァリー》

《フォーチュンレディ・エヴァリー》

【 シンクロモンスター 】 
星 7 / 光 / 魔法使い族 / 攻? / 守? 

チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードの攻撃力・守備力はこのカードのレベル×400になる。
②:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードのレベルを1つ上げる(最大12まで)。その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで除外できる。
③:相手エンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の魔法使い族モンスター1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。 

《フォーチュンレディ・エヴァリー》は強力な除外効果を継続的に使うことができるのが強みだ。攻撃力も申し分ない彼女は維持するだけでボード・アドバンテージを取ることができる。更に、何かで墓地へ送られたとしても墓地に魔法使い族がいれば時間差で蘇り、②の強力な効果を発動できるため相手からしたら対処の難しい1枚となる。
「フォーチュンレディ」カテゴリに属するチューナーは《フォーチュンレディ・パスティー》の1体のみだが、前述した通り特殊召喚する手段はそこそこあるためチューナー不足で困ることはあまりないだろう。


その他「フォーチュンレディ」サポートカード

《フォーチュン・ヴィジョン》

《フォーチュン・ヴィジョン》

【 永続魔法 】 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「フォーチュンレディ」カード1枚を手札に加える事ができる。
②:1ターンに1度、自分フィールドのカードが効果で除外された場合に発動できる。このターン、自分フィールドのモンスターは効果では破壊されない。
③:1ターンに1度、相手フィールドのカードが効果で除外された場合に発動できる。このターン、自分が受ける戦闘ダメージは1度だけ0になる。 

①の効果のみでこのカードの役目は9割9分終わったようなところはあるが、《フューチャー・ヴィジョン》を採用することによって②③の効果もうまく生かせるようになってくる。どちらもややワンテンポ遅れたようなタイミングだがあって損はないだろう。下級「フォーチュンレディ」は攻撃力が低いため、相手ターンで戦闘ダメージ軽減効果はライフ・アドバンテージの損失を抑えられる。


《タイムパッセージ》

《タイムパッセージ》

【 速攻魔法 】 

自分フィールド上に表側表示で存在する「フォーチュンレディ」と名のついたモンスター1体のレベルをエンドフェイズ時まで3つ上げる。 

レベル変動により攻撃力が変わる「フォーチュンレディ」にとってはコンバットトリックになりえる1枚。他にも、《フォーチュンレディ・エヴァリー》のシンクロ召喚やエクシーズ召喚の補助が行えたりする。レベルを変えるだけであれば《フォーチュンレディ・パスティー》の存在もあるため、こちらがある際は速攻魔法による奇襲性も意識していきたい。


《フォーチュンレディ・リワインド》

《フォーチュンレディ・リワインド》

【 通常罠 】 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:除外されている自分の「フォーチュンレディ」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキに戻る。 

似たようなカードに《異次元からの帰還》という禁止カードが存在するが、フォーチュンレディならそれと似た効果を使いこなすことができる。何かと「フォーチュンレディ」モンスターは除外されることが多いため、このカードを発動できたら「フォーチュンレディ」モンスターを大量帰還させてその固有効果を沢山発動させる、なんてことも狙えるだろう。もちろんそこからリンク・シンクロ召喚に繋げていくことも可能だ。


《フォーチュン・インハーリット》

《フォーチュン・インハーリット》

【 通常罠 】 

自分フィールド上に表側表示で存在する「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターが破壊されたターンに発動する事ができる。次の自分のスタンバイフェイズ時に手札から「フォーチュンレディ」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚する事ができる。 

発動タイミングにやや難はあるが、一度発動してしまえば次の自分のスタンバイフェイズに手札から2体の「フォーチュンレディ」を展開できる。展開後はそのままスタンバイフェイズのレベル上昇効果を発動できるため、《フォーチュンレディ・アーシー》等をこのカードで場に出して高攻撃力化してもよい。少々癖の強い1枚だが「入れたら面白い」のは間違いない。


【フォーチュンレディ】に入るテーマ外カード

デッキ全体が霧のように掴みどころがない性質上、入れようと思えば非常に多くのカードをデッキに組み込むことができる。すべて書ききることこそできないが、筆者の個人的なおすすめを挙げてからデッキレシピに移ろう。

「魔導書」関連:

《グリモの魔導書》《ルドラの魔導書》《セフェルの魔導書》《ネクロの魔導書》

《グリモの魔導書》

【 通常魔法 】 

デッキから「グリモの魔導書」以外の「魔導書」と名のついたカード1枚を手札に加える。「グリモの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。 

《ルドラの魔導書》

【 通常魔法 】 

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:「ルドラの魔導書」以外の自分の手札・フィールドの「魔導書」カード1枚または自分フィールドの魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、自分はデッキから2枚ドローする。 

《セフェルの魔導書》

【 通常魔法 】 

自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する場合、このカード以外の手札の「魔導書」と名のついたカード1枚を相手に見せ、「セフェルの魔導書」以外の自分の墓地の「魔導書」と名のついた通常魔法カード1枚を選択して発動できる。このカードの効果は、選択した通常魔法カードの効果と同じになる。「セフェルの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。 

《ネクロの魔導書》

【 装備魔法 】 

自分の墓地の魔法使い族モンスター1体をゲームから除外し、このカード以外の手札の「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。自分の墓地の魔法使い族モンスター1体を選択して表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。また、装備モンスターのレベルは、このカードを発動するために除外した魔法使い族モンスターのレベル分だけ上がる。「ネクロの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。

魔法使い族である「フォーチュンレディ」は「魔導書」魔法カードとの相性がよい。特に最後に紹介した《ネクロの魔導書》は発動条件こそあるが、魔導を組み込んだ【フォーチュンレディ】ならば発動は容易で効果もピッタリ嵌っている。レベルが上昇することがメリットである彼女たちの心強い味方になってくれるはずだ。

また、デッキの基幹となる《フォーチュンレディ・ライティー》を《ルドラの魔導書》で墓地へ送ることによってライティーの効果を発動させることもできる。上記のカードは「魔導書」出張セットとして安定感も高く、価格も《ルドラの魔導書》を除いて安いため採用しやすい。


その他魔法使い族

《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》

《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》

【 効果モンスター 】 
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守1000 

このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの魔法使い族モンスター1体をリリースした場合のみ特殊召喚できる。
①:このカードの攻撃力は、自分の手札の数×500アップする。
②:1ターンに1度、魔法カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にする。
③:フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン」以外の「サイレント・マジシャン」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。 

手札増強手段の多い【フォーチュンレディ】ではこのカードの攻撃力を上昇させる効果が活きてくる。③で後続の「サイレント・マジシャン」を呼び出すかはお好みに任せるが、場に出した際の防衛力が非常に高いためこのカードだけでも採用する価値はある。


《カトブレパスの運命の魔女》

《カトブレパスと運命の魔女》

【 効果モンスター 】 
星 4 / 地 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守0 

相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、自分の墓地に存在する攻撃力が?のモンスター1体をゲームから除外する事で、その特殊召喚したモンスターを破壊する。 

非常に特殊なデッキでしか使えないこのカードだが、その「非常に特殊なデッキ」の一つがこの【フォーチュンレディ】である。墓地さえ肥えていればこのカードを場に出すだけでも相手の展開は完全に止まるため、時にはネタ枠として、時にはガチカードとしてこのデッキを支えてくれることだろう。


デッキレシピ:【魔導フォーチュンレディ】

【メインデッキ】40枚
2 フォーチュンレディ・パスティー
3 フォーチュンレディ・ライティー
2 フォーチュンレディ・ファイリー
3 フォーチュンレディ・ウォーテリー
2 フォーチュンレディ・ダルキー
1 フォーチュンレディ・アーシー
2 エフェクト・ヴェーラー
1 ワン・フォー・ワン
1 死者蘇生
1 サンダー・ボルト
3 フォーチュンレディ・コーリング
2 フォーチュンフューチャー
3 グリモの魔導書
2 ルドラの魔導書
2 ネクロの魔導書
1 魔導書院ラメイソン
1 フォーチュンレディ・リワインド
1 フォーチュン・インハーリット

【エクストラデッキ】15枚
2 フォーチュンレディ・エヴァリー
1 マジックテンペスター
1 アーカナイト・マジシャン
1 ブラック・ローズ・ドラゴン
1 クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン
1 魔導皇聖 トリス
2 魔導原典 クロウリー
1 水晶機巧-ハリファイバー
1 リンクリボー
1 サクリファイス・アニマ
1 トロイメア・フェニックス
1 トロイメア・ケルベロス
1 トロイメア・グリフォン

何度でも言うが、【フォーチュンレディ】自体が掴みどころのないデッキなので「なんか違うな……」と思ったら個人でいろいろ調整してほしい。個性的な能力を持っている彼女たちの中で誰を重視するかでもデッキの中身は大きく変わってくるので、このデッキでやりたいことができたならそちらへ寄せていく改造が丸いだろう。


まとめ:なんだこのデッキは……(困惑)

非常にかわいらしい見た目をしている彼女たちだが多くは10年前で時が止まっている。そんなフォーチュンレディを一気に構築可能レベルまでたたき上げた「フォーチュンレディ」関連新規の効果を考えた人に称賛の拍手を送りたい。いやほんとよくここまでまとめあげましたよ。

頭の中で考えても分からない。
かといって他の人の動画を見ても分からない。
でもなんか知らないけど回ってるっぽい。不思議なデッキであるなぁ。

――ということで、もし「手元にフォーチュンレディあるぜ!」という方はちょっと頭の体操がてら回してみても良いだろう。もちろんフリーデュエルで戦える実力はあるデッキなので好きな人はとことんのめり込んでほしい。

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