【遊戯王】海外新規《Dimension Shifter》《Nibiru, The Primal Being》《Dark Ruler No More》が判明! さあこれをどう使う?
- By: Sirogane_sho(管理人)
- カテゴリー: 日記, 遊戯王
- Tags: 海外新規
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目次
はじめに
2019年8月29,30日に海外で「Gold Sarcophagus 2019」というボックスが発売されますが、それに際して3枚の新規カードが登場することが明らかになりました。来日はまだ遠い先になりそうですが、間違いなく今の先行有利の状況をひっくり返すことになるだろう1枚なので是非とも今の段階から注目しておきましょう。
今回判明したのはタイトル通り《ディメンション・アトラクター(Dimension Shifter)》《原始生命態ニビル(Nibiru,The Primal Being)》《Dark Ruler No More》の3枚です。これらがどのようなカードかを見ていきながら、どのようなカードと相性がいいか、どのようなデッキに入れられるかを見て行きましょう。
新規カード確認
《ディメンション・アトラクター》
《ディメンション・アトラクター》
【効果モンスター】
星6/闇属性/魔法使い族/ATK1200/DEF2200
①:自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。次のターンのエンドフェイズまで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。
後攻を取った時に手札に握ることができれば心強い事この上ない1枚です。しかし、自分の墓地にカードがある場合はそもそも効果発動できないレベル6モンスターになってしまうため、もし採用するのであれば「使えない状況で手札に来た」場合をケアする必要が出てきます。
見ての通り、フィールドに出ても特に何もない為、そのまま手札コストとして割り切っても悪くはありません。しかし、このカードのステータスをよく見てみてください。「レベル6・魔法使い族」……勘のいい方はもうお判りでしょう。あの知る人ぞ知るモンスター《マジマジ☆マジシャンギャル》のエクシーズ素材になることができるのです。
ちなみにこれ以外の「レベル6・魔法使い族」を見てみると《カオス・ソーサラー》や《幻想の見習い魔導師》が該当します。また、レベル6のサポートカードとして《星呼びの天儀台》も登場しているため、他の魔法使い族サポートカードとも組み合わせれば使えない状況で手札に来た場合でもいくらかケアはできるでしょう。
《原始生命態ニビル》
《原始生命態ニビル》
【効果モンスター】
星11/光属性/岩石族/ATK3000/DEF600
このカードの効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:メインフェイズに、このターン相手が通常召喚・特殊召喚を5回以上行った場合に発動できる。フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚し、「Primal Being」トークン(岩石族・光・星11・攻?/守?)1体を相手フィールドに特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、リリースしたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。
相手がかなりのモンスターを展開したターン、その全てを殆ど無かったことにして1対1を仕掛けることができます。とはいえ、相手フィールドに特殊召喚されるトークンはリリースした自分・相手モンスターのもともとの攻撃力の合計値となる為、莫大な攻撃力を持ったトークンをどう料理するかが腕の見せ所となります。
まず簡単に思いつくのは《魔法の筒》によるバーンです。相手モンスターの攻撃力が8000を超えている状態であればこれ1枚で勝負を決めてしまうことが可能となります。とはいえ、バック破壊が横行する現環境では少々心もとない。攻撃力分のバーンを決めに行くのであれば、返しのターンで《フォーチュンレディ・ファイリー》や《起爆獣ヴァルカノン》の効果で一気に沈める使い方ができます。とはいっても《破壊輪》のように「元々の攻撃力」を参照するカードは使えません。
ランク4モンスター《御影志士》で手札に加えることはできますが、このカードの最大の強みは「存在をちらつかせることで展開を遅らせられる」ことです。デッキに入っていようがいまいが、これからデュエリストたちはこのカードの存在を頭の片隅に置きながらデュエルすることになるのです。
《冥王結界波》
《冥王結界波》
【通常魔法】
①:相手の全ての表側表示のモンスターの効果をエンドフェイズまで無効にし、その後エンドフェイズまで相手はダメージを受けない。この効果の発動に対してお互いのモンスターの効果を発動できない。
相手の制圧盤面に対して強力な効果を食らわせることができる魔法カードです。その代わり相手はこのターンダメージを受けませんが、相手のリソースを枯らすにはこれ以上ない位のカードでしょう。また、このカードに対して相手はモンスターの効果を発動できない為《餅カエル》《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の上を越えることもできます。
類似の効果に《スキルドレイン》はありますが、あちらは永続効果である代わりに罠カードなので即効性に欠けていました。このカードはモンスター効果にはめっぽう強いですがカウンター罠には弱いので【エンジェル・パーミッション】等の罠カードで制圧を行うデッキに対しては強くは出られません。
個人的にはこのイラストのストーリーが結構好きです。
まとめ:絶対に先行制圧を許さない
海外TCGにおいて先行制圧カードは忌み嫌われることが多く、禁止制限の基準も日本のOCGとはまた違ったものを見て選ばれます。それによって日本で見られるような先行制圧は海外では比較的見られませんが、そんな中で登場したこの3枚は「先行制圧許すまじ」と言わんばかりのラインナップでびっくりしました。
現代の遊戯王は「金のかかったじゃんけん」と揶揄されることもありますが、先行制圧ゲーと化している一面は確かに無視できない為このようなカードが生まれたこともどこか納得できます。今回の新規は《幽鬼うさぎ》《灰流うらら》《無限泡影》といった手札誘発とはまた違った方向性で歯止めをかけにやって来たのです。
特にこの中で影響が大きいのは《原始生命態ニビル》でしょう。「召喚・特殊召喚5回」が悪魔の呪文として世に広まるのもそう遠くはないでしょうか? いずれ日本にも到来する新たな時代を想いながら、記事はこの辺りで締めさせていただきます。それではまた、別の記事でお会いしましょう!
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