【遊戯王】用途別・汎用手札誘発カードまとめ【全42種】

遊戯王

目次

はじめに:なんでも入れれば良いってわけじゃない

どうも、いつもお世話になっています白金です。遊戯王をされている方でしたらきっと「手札誘発」という言葉を一度は耳にするでしょうが、その主要な物全ての特徴をしっかり把握できていますでしょうか。以前からやっていた方は何となく感覚で理解できているかもしれませんが、最近始めた方、復帰した方は難しいかと思われます。

先行1ターン目で動くデッキが多いことから、手札誘発カードの重要性は時間を経るにつれて高まってきています。相手の動きを封殺することが主な目的ですが、相手するデッキによってもどのカードが一番「刺さる」かが変わってきます。見出しの通り、なんでも入れればいいって訳じゃないんです。

ということで、今現在出回っている手札誘発カードを1枚ずつ確認していきましょう。今回取り上げるのはあくまで「汎用」手札誘発カードであるため、テーマに属している《Emダメージ・ジャグラー》といったカードは除外します。あしからず。


ジャンル別「手札誘発」カードまとめ

効果無効

相手の発動したカード・効果を無効にできるこれらはテンポ・アドバンテージの獲得において非常に大きな役割を持っています。しかしその反面こちらの展開には全く貢献しないため盤面を築くカードとの採用割合はよく考えましょう。使用するタイミングが全てを握るためデュエリストとしての経験値が試されます。

《エフェクト・ヴェーラー》

《エフェクト・ヴェーラー》

【チューナーモンスター】
星 1 / 光 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0

このカードを手札から墓地へ送り、相手フィールド上に表側表示で存在する効果モンスター1体を選択して発動する。選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。この効果は相手のメインフェイズ時のみ発動する事ができる。

昔からある由緒正しき手札誘発です。相手フィールド上のモンスター効果を止めたい場合は後述の《灰流うらら》も存在しますが、経済的都合であちらが手に入らない場合このカードで妥協する場合もあります。レベル1チューナーという点を生かして別の目的で利用することもできますね。


《古聖戴サウラヴィス》

《古聖戴サウラヴィス》

【儀式モンスター】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2600 / 守2800

「精霊の祝福」により降臨。
①:自分フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。
②:相手がモンスターを特殊召喚する際に、フィールドのこのカードを持ち主の手札に戻して発動できる。その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを除外する。

儀式モンスターでありながらもその中で高い汎用性を持っており、手札誘発としても儀式モンスターとしても評価の高い1枚です。汎用儀式サポートカード《儀式の準備》にも対応しており手札に持ってくることはそれ程大変ではありません。


《PSYフレームギア・γ》

《PSYフレームギア・γ》

【チューナーモンスター】
星 2 / 光 / サイキック族 / 攻1000 / 守0

このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。

もともとは「PSYフレーム」カテゴリの1枚でしたが《灰流うらら》の隆盛によって汎用カードとしての立ち位置も獲得しました。少々限定的な効果ではありますが、フィールドだけでなく手札から発動するモンスターの効果も無効にできることが評価されて《灰流うらら》等へのカウンターとして採用されていました。


《灰流うらら》

《灰流うらら》

(準制限カード) 【チューナーモンスター】
星 3 / 炎 / アンデット族 / 攻0 / 守1800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果

デッキからサーチ・リクルートする効果を無効にできるこのカードはその汎用性の高さもあって「とりあえず入れとけ」という立ち位置にいます。現在の遊戯王においてこのカードが腐ることはないですが、準制限カードだったりカードが高額だったりと良いことばかりではありません。チューナーであることも覚えておきたいですね。


《屋敷わらし》

《屋敷わらし》

【チューナーモンスター】
星 3 / 地 / アンデット族 / 攻0 / 守1800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・EXデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果

《灰流うらら》の墓地版といったところです。墓地に関係する効果を持つカードの大体を封殺することが出来ます。後述する《墓穴の指名者》とは互いに睨み合う関係にあり、同じような効果を持つカードには《D.D.クロウ》なども存在するため採用する場合はしっかり使用環境を見極める必要があります。


《墓穴の指名者》

《墓穴の指名者》

【速攻魔法】

①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及びそのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。

相手の手札誘発カードを潰す為のカウンターとして投入されることが多いですが、相手の《死者蘇生》を妨害したり、墓地にも存在するモンスターを除外してフィールドのモンスターの効果を無効にしたりと小回りの利く運用が出来ます。初動で手札にある時の安心感は絶大です。


《抹殺の指名者》

《抹殺の指名者》

【速攻魔法】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:カード名を1つ宣言して発動できる。宣言したカード1枚をデッキから除外する。ターン終了時まで、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。

自分もデッキに入れていることが条件にはなりますが、相手の使ったカードと同名のカードをデッキから除外することで向こうの妨害を封殺することが出来ます。狙うとするならばどのようなデッキにも入れられる《増殖するG》《灰流うらら》辺りになるでしょう。


《無限泡影》

《無限泡影》

【通常罠】

自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。セットされていたこのカードを発動した場合、さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。

フィールドのモンスター効果を無効にできる点では《エフェクト・ヴェーラー》と同じですが、あちらが相手メインフェイズのみしか発動できないのに対しこちらは条件さえ整っていればいつでも発動することが出来ます。しかし、このカードの神髄は罠カードであることでしょう。これによって《墓穴の指名者》《神の通告》を貫通できる他、【オルターガイスト】等の罠カードをトリガーとするカードと好相性を誇ります。


カード破壊・除去

通常、相手の盤面のカードを除去するには魔法・罠カードを用いたりエクストラデッキのモンスターを利用したりとある程度「準備」段階がありますが、これらのカードはその準備段階をすっ飛ばして除去効果を利用することが出来ます。相手の予想を超え、隙の大きな瞬間を狙って大ダメージを狙いましょう。

《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》

《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》

【効果モンスター】
星 8 / 光 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守0

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在し、自分フィールドの魔法使い族モンスターが相手の効果の対象になった時、または相手モンスターの攻撃対象に選択された時、相手フィールドのカード1枚または自分の墓地の「ウィッチクラフト」魔法カード1枚を対象として発動できる。このカードを特殊召喚し、そのカードを持ち主の手札に戻す。
②:相手スタンバイフェイズに発動する。このカードを持ち主の手札に戻す。

採用は魔法使い族デッキに限られますが、自分の魔法使い族モンスターが効果の対象になった時に相手フィールドのカード1枚を手札へバウンスさせることが出来ます。自身も相手スタンバイフェイズ時に手札へ戻るため二度目以降の利用も可能ですね。他の「ウィッチクラフト」カードと出張させるのも悪くはありません。


《海亀壊獣ガメシエル》

《海亀壊獣ガメシエル》

【効果モンスター】
星 8 / 水 / 水族 / 攻2200 / 守3000

①:このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
②:相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
③:「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
④:相手が「海亀壊獣ガメシエル」以外の魔法・罠・モンスターの効果を発動した時、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを2つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし除外する。

相手モンスターを手軽に除去できる「壊獣」モンスターの中でも一番攻撃力の低いこのモンスターは様々な場所で見かけることでしょう。レベル8であることから《トレード・イン》を擁するレベル8モンスターたちと採用できる他、他の「壊獣」モンスターと共に《妨げられし壊獣の眠り》をデッキに入れることで高い除去能力を発揮します。


《原始生命態ニビル》

《原始生命態ニビル》

【効果モンスター】
星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドの表側表示モンスターを全てリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。この効果は相手ターンでも発動できる。

大量展開に歯止めをかけるべく現れたこのカードは相手だけ巻き込む形で発動することが出来れば大きなアドバンテージを得ることが可能となりますね。また、このカードは岩石族モンスターであるため《御影志士》でデッキから手札に加えることが出来ますが、デッキに入れずともお互いこのカードを意識せざるを得ない程の影響力を持っています。


《鉄騎龍ティアマトン》

《鉄騎龍ティアマトン》

【効果モンスター】
星 4 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2000 / 守0

このカードは通常召喚できず、このカードの①の効果でのみ特殊召喚できる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:3枚以上のカードが同じ縦列に存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。このカードと同じ縦列の他のカードを全て破壊する。

③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードと同じ縦列の使用していないゾーンは使用できない。

縦列のカードを破壊しながらお互いのゾーンをロックすることが出来ます。相手の使うだろうエクストラモンスターゾーンに使用制限が掛けられれば最善でしょう。もっとも相手によっては「ジャックナイツ」モンスターを警戒して同じ列にカードを揃えようとしないこともあるため、その場合はある程度自分もカードをセットして犠牲を払う必要が出てきます。ここで破壊されること前提で魔法・罠カードを選んでもいいかもしれません。


《幽鬼うさぎ》

《幽鬼うさぎ》

【チューナーモンスター】
星 3 / 光 / サイキック族 / 攻0 / 守1800

「幽鬼うさぎ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのモンスターの効果が発動した時、またはフィールドの既に表側表示で存在している魔法・罠カードの効果が発動した時、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。フィールドのそのカードを破壊する。

フィールドのモンスター・魔法・罠カードの効果が発動することをトリガーにそのカードを破壊することが出来ます。《灰流うらら》と違って効果を無効にはできないため運用方法はやや異なりますが、エクストラデッキから出てきたモンスターを除去したり、永続・フィールド魔法を除去して効果を不発にするなど使用用途はとても広いですよ。


相手の意図を外す

時には相手の調子を崩すことも大切です。もしかしたらアドバンテージ的にはあまり変わらないかもしれませんが、向こうの思惑を外れさせることでミスを誘発したりテンポ・アドバンテージを獲得できたりと目に見えない作用をもたらします。勝負の世界では敵の嫌がることを察知して実行できる者が勝つのです。

《アンクリボー》

《アンクリボー》

【効果モンスター】
星 1 / 闇 / 悪魔族 / 攻300 / 守200

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターの攻撃宣言時にこのカードを手札から捨て、このカード以外の自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から「死者蘇生」1枚を選んで手札に加える。

相手モンスターの攻撃宣言時に自分・墓地のモンスターを特殊召喚することが出来ます。そのモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られてしまいますが、特殊召喚した場合の効果や墓地へ送られた場合の効果を発動するのであれば十分以上です。


《寄生虫パラノイド》

《寄生虫パラノイド》

【効果モンスター】
星 2 / 地 / 昆虫族 / 攻500 / 守300

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターは種族が昆虫族になり、昆虫族モンスターを攻撃できず、昆虫族モンスターを対象として発動した装備モンスターの効果は無効化される。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:装備カード扱いのこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。手札からレベル7以上の昆虫族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

昆虫族デッキを相手にした場合はこのカードの存在を忘れてはいけません。効果を直接無効化するわけではありませんが、自分の昆虫族モンスターを対象とする効果、攻撃からこれ1枚で守ることが出来ます。また《超進化の繭》を発動させる条件もこれ1枚で整うため、昆虫族モンスターを採用するデッキであれば問題なく採用できるでしょう。


《除雪機関車ハッスル・ラッセル》

《除雪機関車ハッスル・ラッセル》

【効果モンスター】
星 10 / 地 / 機械族 / 攻2500 / 守3000

自分の魔法&罠カードゾーンにカードが存在する場合、相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分の魔法&罠カードゾーンのカードを全て破壊し、破壊したカードの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分は機械族以外のモンスターを特殊召喚できない。

バトルフェイズ中に特殊召喚する壁モンスターとしては後述の《工作列車シグナル・レッド》といい勝負ですが、あちらがレベル3・地属性・機械族であることに対してこちらはレベル10・地属性・機械族と【列車】の一員としては十分なステータスを持っています。バーンダメージは大きくないように見えるかもしれませんが《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》を擁する【列車】はある程度のライフなら容易に消し飛ばすため注意が必要です。


《接触するG》

《接触するG》

【効果モンスター】
星 6 / 地 / 昆虫族 / 攻1500 / 守2200

①:相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。このカードを手札から相手フィールドに守備表示で特殊召喚する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードのコントローラーは融合・S・X・リンク召喚を行う場合、このカードを素材とした融合・S・X・リンク召喚しか行えない。

ぎゃぁぁぁぁーーーーっ!(白目剥き出し)
とまぁそれはさておき、一部の種族や属性に頼るデッキと対面した場合はなかなか頼りになるカードです。相手がそこそこ展開したところに放り込むだけで相手は進路変更を迫られることとなりますが、発動する機会を間違えると相手にリンク素材を与えるだけ、という結果にもなるので観察力が試されます。


《対峙するG》

《対峙するG》

【効果モンスター】
星 5 / 地 / 昆虫族 / 攻1100 / 守2500

相手がエクストラデッキからモンスターを特殊召喚した時、このカードを手札から特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したこのカードは、このカードを対象とするモンスターの効果を受けない。

自身を対象とするモンスターの効果を受けないため、効果による破壊にはある程度は強く出ることが出来ます。しかしエクストラデッキのモンスター相手に守備力2500は心もとないため戦闘を耐えるならば何かしら他のカードでのサポートは不可欠です。それでも、効果でなかなか除去できないこのモンスターは相手の計画を狂わせるでしょう。


《D.D.クロウ》

《D.D.クロウ》

【効果モンスター】
星 1 / 闇 / 鳥獣族 / 攻100 / 守100

このカードを手札から墓地に捨てる。相手の墓地に存在するカード1枚をゲームから除外する。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

単純な効果ですが、同列に語られることの多い《屋敷わらし》とは一長一短の関係です。こちらの優れている点はフリーチェーンで相手の墓地のカードを1枚で除外できる点にあり、相手の墓地で待機している破壊代用効果を持つカードを事前に除外することもできることから、向こうの意図を外す効果が大いに期待できますね。


《ノーマテリア》

《ノーマテリア》

【効果モンスター】
星1/地属性/天使族/攻 0/守1000

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにカードが存在せず、相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合、このカードを手札から捨て、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターはリリースできず、融合・S・X・リンク召喚の素材にもできない。

デュエル最序盤しか効果を発動することはできませんが、相手の動きを大いに制限できる可能性を持っています。具体的には《水晶機巧-ハリファイバー》といったエクストラモンスターゾーンのカードを狙うことで相手の展開を止められますが、上記の《接触するG》と組み合わせることで非常に強力な制限をかけることもできるでしょう。


《浮幽さくら》

《浮幽さくら》

【チューナーモンスター】
星 3 / 闇 / アンデット族 / 攻0 / 守1800

「浮幽さくら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てて発動できる。自分のエクストラデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。その後、相手のエクストラデッキを確認し、選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。

大会環境に上り詰めるデッキの種類が少ない場合、ある程度相手のエクストラデッキを予測できることからこのカードで向こうの最重要カードを全て除外する、という芸当が可能となります。登場時は【彼岸】全盛期の頃で、ミラーマッチでは先にこれを引いた方が勝つ、というゲームも見られました。サイドチェンジでは活躍も見込めます。


《ホップ・イヤー飛行隊》

《ホップ・イヤー飛行隊》

【チューナーモンスター】
星 2 / 風 / 獣族 / 攻300 / 守600

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:相手メインフェイズに、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。

相手ターン中にシンクロ召喚を行うことができますが、使いようによっては相手の除去効果を回避したり《ブラック・ローズ・ドラゴン》といったシンクロ召喚時に強力な効果を発動するモンスターをシンクロ召喚したりと様々な可能性を見せてくれます。「S召喚する」効果なので《神の宣告》といったカードに引っかかることは注意しましょう。


バトルフェイズ関連

手札誘発はその性質上、攻撃宣言後の攻撃力増減、いわゆる「コンバットトリック」を得意とします。その他にもバトルフェイズを終了させるなどと強力な効果が多く、相手に伏せカードがなくとも考え無しに戦闘してはいけないことを教えてくれているようです。ここで取り上げるカードは是非とも覚えておきたいですね。

《オネスト》

《オネスト》

【効果モンスター】
星 4 / 光 / 天使族 / 攻1100 / 守1900

自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。

光属性モンスターを見たらまず頭に入っていないといけないのはこのカードです。《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》のような戦闘時の効果発動を封じる何かでもない限り、光属性モンスターとの戦闘は常にこれがちらついてきます。悪魔の呪文「ダメステいいですか」で自分のエースを沈められたデュエリストも数知れず。


《工作列車シグナル・レッド》

《工作列車シグナル・レッド》

【効果モンスター】
星 3 / 地 / 機械族 / 攻1000 / 守1300

①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、その相手モンスターの攻撃対象をこのカードに移し替えてダメージ計算を行う。このカードはその戦闘では破壊されない。

2回分の攻撃を防いでくれる優秀なモンスターです。ステータスこそ低いですがその確実性から信頼度はかなりのものとなっています。地属性かつレべル3となかなかに活用しやすいステータスを持っているため、自分ターンまで残れば《彼岸の黒天使 ケルビーニ》のリンク召喚が行えたりと展開にも貢献します。


《召喚師アレイスター》

《召喚師アレイスター》

【効果モンスター】
星 4 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守1800

①:このカードを手札から墓地へ送り、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。

様々なデッキの混ぜ物として採用されることの多い「召喚獣」カテゴリですが、その中核を担うこのカードは手札から墓地へ送ることで融合モンスターのコンバットトリックを行うことが出来ます。もちろん通常通りの運用も可能です。


《SRメンコート》

《SRメンコート》

【効果モンスター】
星 4 / 風 / 機械族 / 攻100 / 守2000

①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚し、相手フィールドの表側表示モンスターを全て守備表示にする。

リンクモンスターには効きませんが、このカードで全て守備表示にしてしまえば向こうは【超重武者】でも握ってない限り攻撃をシャットアウトすることが出来ます。そういう意味では次のターンまで残りやすいカードでもあり、機械族モンスターを主軸とするデッキでは《バトルフェーダー》に匹敵する、あるいはそれ以上の活躍を見せます。


《星遺物-『星槍』》

《星遺物-『星槍』》

【効果モンスター】
星 8 / 闇 / 機械族 / 攻3000 / 守0

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:リンクモンスターを含むモンスター同士が戦闘を行うダメージ計算時に、このカードを手札から捨てて発動できる。その戦闘を行う相手モンスターの攻撃力は3000ダウンする。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の「星遺物」モンスターを攻撃できない。
③:EXデッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動する。お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。

リンクモンスターが関わる戦闘においては《オネスト》以上の戦闘ダメージが期待できるかもしれない1枚です。このカード含めた「星遺物」カードはサーチ・リクルートが容易なのも特徴で、リンク召喚を主軸とするデッキであれば他の「星遺物」カードと共に簡単に採用できるでしょう。


《速攻のかかし》

《速攻のかかし》

【効果モンスター】
星 1 / 地 / 機械族 / 攻0 / 守0

相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。

相手の直接攻撃に反応してバトルフェイズを即座に終わらせます。発動時には墓地へ行くため《墓穴の指名者》の影響を受けやすいのは欠点ですが、メインモンスターゾーンにも何も残さないため【閃刀姫】【ワルキューレ】といった、他のものと混ぜ物がやりづらいデッキにおいては後述する《バトルフェーダー》に勝ります。


《バトルフェーダー》

《バトルフェーダー》

【効果モンスター】
星 1 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守0

相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動する事ができる。このカードを手札から特殊召喚し、バトルフェイズを終了する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

効果は先程の《速攻のかかし》と似たり寄ったりですが、こちらは発動後フィールドへ特殊召喚されます。そのため《神の警告》といった特殊召喚に反応するカードで対策される可能性もありますが、次のターンに残りやすいことから《リンクリボー》などリンク召喚に用いたりランク1のエクシーズ召喚に用いたりと様々な用途が残されています。


《抹殺の邪悪霊》

《抹殺の邪悪霊》

【効果モンスター】
星 3 / 闇 / 悪魔族 / 攻1600 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターが攻撃するダメージステップ開始時に、自分の手札・フィールドのこのカードを墓地へ送り、自分の墓地の悪魔族・レベル8モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを効果を無効にして特殊召喚し、攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。
②:このカードが墓地に存在し、悪魔族・レベル8モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札に加える。

「レベル3・闇属性・悪魔族」とかなり恵まれたステータスを持つこのカードはレベル8の悪魔族モンスターを採用するデッキとかなりの相性を誇ります。②の効果への対応は初見では非常に難しく、下手なことすると①の効果で再びモンスターが蘇ることから、事前知識のない相手はこのカード1枚で判断を狂わせてしまうこともあり得ます。


《水精鱗-ネレイアビス》

《水精鱗-ネレイアビス》

【効果モンスター】
星 3 / 水 / 水族 / 攻1200 / 守2000

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨て、自分フィールドの水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスター以外の自分の手札・フィールドの水属性モンスター1体を選んで破壊し、対象のモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、この効果で破壊したモンスターの元々の数値分アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。

水属性モンスターを多く扱うデッキにおいては予想外の所からコンバットトリックを仕掛けられるカードとなります。フィールドへ展開されても墓地へ送られた場合の効果で手札交換ができるなど活用の幅は広く、表立って活躍はしないもののデッキの安定性を上げてくれる縁の下の力持ちとなります。


アドバンテージ獲得

手札・盤面のアドバンテージを稼ぐには以下のカードたちが有力候補となります。堅実にアドを稼ぐことが出来るカード、ややリスキーながらも面白い効果を持つカードと様々で、自分の利用するデッキに合ったものをチョイスして運用していきましょう。動きがピッタリ嵌れば汎用以上の活躍を見せます。

《アストログラフ・マジシャン》

《アストログラフ・マジシャン》

(制限カード) 【ペンデュラムモンスター】
星 7 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守2000

①:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、このターンに破壊されたモンスター1体を選び、その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
②:フィールドのこのカードを除外し、自分の手札・フィールド・墓地から、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターを1体ずつ除外して発動できる。「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
【P効果 青1/赤1】
「アストログラフ・マジシャン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを破壊し、手札・デッキから「星読みの魔術師」1体を選び、自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。

ペンデュラム召喚を扱うデッキにおいてほぼ必ずと言っていいほど採用される《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》との相性がいいことからペンデュラム召喚を行うデッキのほとんどでその姿を見かけます。エレクトラムと組み合わせることで堅実にアドを1枚分稼げるため、制限カードになったのも納得です。


《増殖するG》

《増殖するG》

【効果モンスター】
星 2 / 地 / 昆虫族 / 攻500 / 守200

このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。このターン、相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキからカードを1枚ドローする。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。「増殖するG」は1ターンに1度しか発動できない。

もはや説明不要とも言えるくらい有名なカードですね。
相手の特殊召喚効果にチェーンすることで堅実に1:1交換が出来るほか、相手の展開ペースを遅くさせることでテンポ・アドバンテージを得ることもできます。止める場所によっては手札アドが2枚分、3枚分となることも期待できるため初手にあればとても心強い。


《幻創龍ファンタズメイ》

《幻創龍ファンタズメイ》

【効果モンスター】
星 7 / 闇 / ドラゴン族 / 攻2400 / 守1800

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がリンクモンスターの特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分は相手フィールドのリンクモンスターの数+1枚をデッキからドローし、相手フィールドのリンクモンスターの数だけ自分の手札を選んでデッキに戻す。
②:自分フィールドのモンスターを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。その発動を無効にし破壊する。

リンク召喚を多用するデッキに対しては脅威となりうる1枚で、場合によっては3枚以上の手札交換も現実のものとなります。特殊召喚した後の②の効果も頼もしいですね。「レベル7・闇属性ドラゴン族」ということもあって非常に高い汎用性を獲得しました。


《対壊獣用決戦兵器メカサンダー・キング》

《対壊獣用決戦兵器メカサンダー・キング》

【効果モンスター】
星9/光属性/機械族/攻2200/守2100

このカード名の(4)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):お互いのメインフェイズにこのカードを手札から捨てて発動できる。元々の持ち主が相手となる自分フィールドの「壊獣」モンスター1体を選んで除外する。その後、自分の墓地からモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
(2):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(3):フィールドのこのカードは他の「壊獣」カードの効果を受けず、「壊獣」モンスターとの戦闘では破壊されない。
(4):自分エンドフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。

モンスター除去のスペシャリスト「壊獣」をピンポイントでメタる効果を持って生まれたこのカードは「壊獣」相手に圧倒的優位を取ることが出来ます。(1)の効果で除去されたモンスターを特殊召喚できる他、(2)の共通効果で自分の他の「壊獣」モンスターの脅威から守り、いざという時は(4)の効果で墓地から復活して布陣を盤石にしてくれますよ。


《儚無みずき》

《儚無みずき》

【チューナーモンスター】
星 3 / 水 / アンデット族 / 攻0 / 守1800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から捨てて発動できる。このターン、以下の効果を適用する。
●相手がメインフェイズ及びバトルフェイズに効果モンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はそのモンスターの攻撃力分だけLPを回復する。この効果で自分のLPが回復しなかった場合、エンドフェイズに自分のLPは半分になる。

いわば、ライフポイント版《増殖するG》といったカードです。特殊召喚したモンスターの攻撃力の分だけライフが回復していくため、相手が展開すればするほどワンキルからは遠ざかっていく、という仕様になっています。しかし展開自体には何も関与しないため、潤沢なライフアドを維持しつつきっちり返せるかが勝負どころです。


《BKベイル》

《BKベイル》

【効果モンスター】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻0 / 守1800

自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、受けたダメージの数値分だけ自分のライフを回復する。

受けた戦闘ダメージを帳消しにしながら自身を特殊召喚します。ライフ回復効果が意外と優秀で、相手のワンキル構想をこれ1枚で頓挫させたり、戦闘ダメージをトリガーとする効果を発動させながらライフを維持したりとトリッキーな使い方も可能です。戦士族であるため《聖騎士の追想 イゾルデ》で容易に手札へ加えられるのも点数が高い。


《パーリィナイツ》

《パーリィナイツ》

【効果モンスター】
星 6 / 地 / 戦士族 / 攻2300 / 守2100

①:相手モンスターの攻撃で自分がダメージを受けた時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、受けたダメージの数値以下の攻撃力を持つモンスター1体を手札から特殊召喚できる。

受けたダメージ以下の攻撃力を持つモンスターを手札から特殊召喚します。同種のカードに《ダメージ・コンデンサー》という罠カードもあって、こちらはデッキからのリクルートが出来ますが、手札からの奇襲性を取るならこちらです。レベル6であるためどうしても運用が難しい時は《星呼びの展儀台》でドローにしてしまいましょう。


ルール干渉

カードそのものには干渉しませんが、このターン中のルール自体を書き換えてしまう豪快なカードたちです。相手の思惑を崩すどころかデュエルのプラン自体を崩壊させることさえもできるため、どのような相手にどのようなカードが効くかを日ごろから意識しておく必要があります。自分が使うだけでなく、使われる時もあることを肝に銘じておきましょう。

《アーティファクト-ロンギヌス》

《アーティファクト-ロンギヌス》

【効果モンスター】
星 5 / 光 / 天使族 / 攻1700 / 守2300

①:このカードは魔法カード扱いとして手札から魔法&罠ゾーンにセットできる。
②:魔法&罠ゾーンにセットされたこのカードが相手ターンに破壊され墓地へ送られた場合に発動する。このカードを特殊召喚する。
③:手札または自分フィールドのこのカードをリリースして発動できる。このターン、お互いにカードを除外できない。この効果は相手ターンにのみ発動できる。

このカードを手札からリリースすることで、このターンのカードの除外を一切封じることが出来ます。具体的には《抹殺の指名者》《強欲で金満な壺》《強欲で貪欲な壺》を腐らせたり【インフェルノイド】【トゥーン】といったデッキを機能不全に陥らせるなど刺さる相手にはぶっ刺さりまくるカードです。最初からメインデッキに積むには勇気が必要ですが、マッチ戦であればサイドチェンジ要員として控えさせておくことは十分にありでしょう。


《応戦するG》

《応戦するG》

【効果モンスター】
星 4 / 地 / 昆虫族 / 攻1400 / 守1400

①:相手がモンスターを特殊召喚する効果を含む魔法カードを発動した時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードの①の効果で特殊召喚されたこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「応戦するG」以外の攻撃力1500以下の昆虫族・地属性モンスター1体を手札に加える。

手札から突然飛んでくる《マクロコスモス》といったところですが、その奇襲性も相まって場合によっては相手にとっての大惨事を引き起こします。《名推理》《モンスターゲート》を爆ディスアドに逆転させたり《ブリリアント・フュージョン》での目論見を吹っ飛ばすなどと散々盤面を引っ掻き回すこのカードですが、墓地へ送られれば今度は後続のカードを何かしらサーチするなど抜け目ありません。


《ディメンション・アトラクター》

《ディメンション・アトラクター》

【効果モンスター】
星6/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2200

(1):自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。

先程の《応戦するG》と同じ運用法が期待できますが、条件が厳しくなった分、相手の様々な部分で妨害できるようにもなりました。特に《隣の芝刈り》を台無しにできるようになったのは大きな違いです。《星呼びの天儀台》と共に採用することでもしものリスクを減らすこともできます。


《ドロール&ロックバード》

《ドロール&ロックバード》

【 効果モンスター】
星 1 / 風 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0

相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。

サーチを多用する現代遊戯王において、そのサーチ自体を止めにかかるのがこのカードです。1度はドロー・サーチを許す形になりますが、それを多用することがメインギミックとなっているデッキに対しては目の上のたん瘤ですね。《アーティファクト・デュランダル》と悪さをしたり【トリックスター】で悪さをしたりすることが目につきますが、現代遊戯王においては抑止力として十分に機能する手札誘発です。


おわりに:使用デッキと環境に合わせた1枚を

様々なカードを見てきましたが、お気に入りの1枚は見つかったでしょうか? 一般的によく言われる《灰流うらら》《増殖するG》の他にもいろいろな手札誘発カードを知ることが出来たと思います。なんとなく採用するのではなく、しっかりとした理由を持ってデッキに入れられるといいですね。

特定の種族を強力にサポートする《ウィッチクラフトゴーレム・アルル》や《寄生虫パラノイド》《水精鱗-ネレイアビス》といったカードは場合によっては汎用以上の活躍をします。融合召喚と相性のいい《召喚師アレイスター》にシンクロ召喚と相性のいい《ホップ・イヤー飛行隊》、そしてリンク召喚と相性のいい《星遺物-『星槍』》など、自分の扱うデッキの特徴を基にカードを選ぶことでデッキの整合性を高めることもできるでしょう。

また、手札誘発カードは奇襲性が高いため、相手の動きを直接妨害するだけでなく相手の意図を外して揺さぶりをかける働きも期待することが出来ます。デッキの使用環境によって採用される物も変わってくるでしょう。自分のプレイスタイルにも照らし合わせながら、一旦立ち止まって考えるきっかけとなってくれれば幸いです。

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