
目次
はじめに
遊戯王ZEXAL(そして遊戯王ARC-Ⅴ)に登場したキャラクターのカイトが用いたデッキは【フォトン】【ギャラクシー】(【サイファー】)があり、その中でも《銀河眼の光子竜》は特別なモンスターに位置づけられています。対エクシーズで十二分に力を発揮できるポテンシャルとゆるい特殊召喚条件、多くのサポートカードもあり私達にとって随分と身近なカードとなりました。
前々から度々新規カードを貰っていた【フォトン】【ギャラクシー】ですが、前者は強力な新規エクシーズモンスター、後者は専用リンクモンスターを手に入れ、もともと両カテゴリの垣根がそれほど高くなかったことから互いが互いを強め合うようにして強化されてきました。2つのカテゴリの親和性が高いことはは《銀河眼の光子竜》というエースモンスターの名前からもうかがえます。
今回紹介するのは「PREMIUM PACK 2020」で新規カード《ハイパー・ギャラクシー》を手に入れた【ギャラクシー】です。エースモンスターを呼び出しやすくなったこのデッキで宇宙一の座を目指していきましょう。勿論、【フォトン】の要素もふんだんに含まれております。
デッキコンセプト紹介
【ギャラクシー】はランク8のエクシーズモンスターを活用したビートダウンデッキです。《銀河眼の光子竜》を軸にレベル8モンスターを無理なく揃えられることやサポートカードが潤沢であることなど、カテゴリ内でのシナジーが強いのも特徴です。

《銀河眼の光子竜》
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500
このカードは自分フィールド上に存在する攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースし、手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時、その相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。この効果で除外したモンスターは、バトルフェイズ終了時にフィールド上に戻る。
この効果でゲームから除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、このカードの攻撃力は、そのエクシーズモンスターをゲームから除外した時のエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。
特にこの《銀河眼の光子竜》はデッキの核となり得るカードで、ギャラクシーとフォトンの2つの名を関していることからサポートの幅の広さはぶっちぎりです。エクシーズ召喚の際に特殊な条件はないため汎用レベル8モンスターも活用できますが、基本的には「ギャラクシー」モンスターでデッキを回していきます。

《銀河眼の煌星竜》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / ドラゴン族 / 攻2000 /
攻撃力2000以上のモンスターを含む光属性モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、自分の墓地の「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
②:相手メインフェイズに、「フォトン」カードと「ギャラクシー」カードの2枚、または「銀河眼の光子竜」1体を手札から捨て、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
【LINK-2:左下/右下】

《No.90 銀河眼の光子卿》
【 エクシーズモンスター 】
星 8 / 光 / 戦士族 / 攻2500 / 守3000
レベル8モンスター×2
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「フォトン」カードをX素材としているこのカードは効果では破壊されない。
②:相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にする。取り除いたX素材が「ギャラクシー」カードだった場合、さらにそのカードを破壊する。
③:相手ターンに発動できる。デッキから「フォトン」カードまたは「ギャラクシー」カード1枚を選び、手札に加えるか、このカードの下に重ねてX素材とする。
序盤で目指すのはこの2枚を並べた受けの体制です。このデッキは攻撃能力に秀でているため、相手の展開を受けきって返しのターンに致命的なダメージを与えに行きます。もちろん状況によっては上記の2枚を待たずにフィニッシャーを繰り出して仕留めることもできるでしょう。
レベル8モンスターを並べるのは通常容易ではありませんが、そこは手札の「フォトン」を見せることで特殊召喚が可能な《銀河剣聖》や妥協召喚が可能で墓地の《銀河眼の光子竜》を蘇生できる《銀河剣士》、そしてデッキから「フォトン」「ギャラクシー」どちらかを特殊召喚する《銀河遠征》、墓地の「ギャラクシー」を蘇生できる装備魔法《銀河零式》などが存在するため、これらのサポートカードを駆使して横に並べていきましょう。

《No.62 銀河眼の光子竜皇》
【 エクシーズモンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守3000
レベル8モンスター×2
このカードが戦闘を行うダメージ計算時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ、フィールド上のモンスターのランクの合計×200ポイントアップする。
「銀河眼の光子竜」を素材としているこのカードが相手の効果によって破壊された場合に発動できる。発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードの攻撃力を倍にして特殊召喚する。
「銀河眼の光子竜」を素材としていない場合、このカードが相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
レベルの高いモンスターを運用する豪快さ、総合火力の高さが魅力的なデッキとなっています。かつては安定性に欠けていた時代もありましたが新規カードが多く登場したことでその問題も解決しました。ランク8を骨の髄までしゃぶるように楽しんでいきましょう。
カテゴリ主要カード紹介
モンスターカード
《銀河眼の光子竜》

《銀河眼の光子竜》
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守2500
このカードは自分フィールド上に存在する攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースし、手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時、その相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。この効果で除外したモンスターは、バトルフェイズ終了時にフィールド上に戻る。
この効果でゲームから除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、このカードの攻撃力は、そのエクシーズモンスターをゲームから除外した時のエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。
まずはこれがないことには始まりません。冒頭で述べた通り「ギャラクシー」「フォトン」の両カテゴリに属するこのカードはデッキのエースモンスターとしてだけでなく潤滑油としても十分以上に機能します。サポートカードはこれを名指しで指定しているものが多いため、複数枚の採用で余裕は持たせておきたいところですね。
《銀河眼の残光竜》
《銀河眼の残光竜》
【 効果モンスター 】
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「ギャラクシーアイズ」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②:X素材のこのカードがXモンスターの効果を発動するために取り除かれた場合に発動できる。手札・デッキから「銀河眼の光子竜」1体を選び、特殊召喚するか、自分フィールドのXモンスターの下に重ねてX素材とする。この効果をバトルフェイズに発動した場合、さらに自分フィールドの全ての「No.」Xモンスターの攻撃力は倍になる。
パッと見た感じ《銀河眼の光子竜》と組み合わせることでランク8エクシーズを補助することが目的に作られたカードですが、これに隠された神髄は②効果による超火力攻撃でしょう。冒頭で軽く取り上げた《No.62 銀河眼の光子竜皇》は自身の効果で攻撃力を引き上げることが出来るのと引き換えに《銀河眼の光子竜》を必要としていますが、それにこのカードを使うだけで攻撃力は11000を優に超えていくんです。
また、このカードの登場で《ドラゴン・目覚めの旋律》をデッキに組み込むことができるようになりました。《銀河眼の光子竜》は手札に加える方法が豊富ですが2種合わせての運用を考えても悪くありません。
《銀河剣聖》

《銀河剣聖》
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 戦士族 / 攻0 / 守0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札の「フォトン」モンスター1体を相手に見せて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。このカードのレベルは見せた「フォトン」モンスターのレベルと同じになる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力・守備力はそのモンスターのそれぞれの数値と同じになる。
フォトンモンスターはレベル4とレベル8のものが主に採用されるため、このカードを活用することで《輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン》をはじめとしたランク4やランク8のエクシーズモンスターの召喚をサポートできます。このカード自体も「ギャラクシー」モンスターであるため扱いやすいでしょう。
《銀河騎士》

《銀河騎士》
【 効果モンスター 】
星 8 / 光 / 戦士族 / 攻2800 / 守2600
自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスターが存在する場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
この方法で召喚に成功した時、このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントダウンし、自分の墓地の「銀河眼の光子竜」1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。
リリース無しで召喚できる、というのも魅力的ですが、おまけとしてついてくる《銀河眼の光子竜》の蘇生効果も嬉しい限り。レベル8モンスターの中では使いやすい部類に入るため《銀河遠征》や《銀河零式》といったカードで場に出してランク8エクシーズを連打できますね。
《銀河の魔導師》

《銀河の魔導師》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻0 / 守1800
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。このカードのレベルをエンドフェイズ時まで4つ上げる。
また、このカードをリリースして発動できる。デッキから「銀河の魔導師」以外の「ギャラクシー」と名のついたカード1枚を手札に加える。
「ギャラクシー」カードの中で使いやすいレベル4と言えばこのカードでしょう。「フォトン」カードの多くがレベル4である中、このカードは《銀河遠征》で二つのカテゴリをつなぐことが出来る貴重な役割を担います。自身の効果でレベル8になれること、自身をリリースしてデッキから自身以外の「ギャラクシー」をサーチできることから細かい運用を手助けしてくれます。
《銀河戦士》

《銀河戦士》
【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 機械族 / 攻2000 / 守0
手札の光属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚する。
このカードが特殊召喚に成功した時、デッキから「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。「銀河戦士」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
巷では《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》のエクシーズ素材として見ることもあるこのカードですがリンクモンスター《銀河眼の煌星竜》が登場したことで【ギャラクシー】での需要もさらに上がりました。このデッキでもランク5を作ることが出来るため、エクストラデッキの選択肢を増やしてくれる役割も期待できます。
《フォトン・バニッシャー》

《フォトン・バニッシャー》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 戦士族 / 攻2000 / 守0
このカードは通常召喚できない。自分フィールドに「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスターが存在する場合に特殊召喚できる。自分は「フォトン・バニッシャー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「銀河眼の光子竜」1体を手札に加える。
②:このカードは特殊召喚したターンには攻撃できない。
③:フィールドのこのカードを素材としてX召喚したモンスターは以下の効果を得る。
●このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
非常にお手軽な特殊召喚条件を持つこのカードはリンク・エクシーズ双方を強力にバックアップします。また、特殊召喚時にデッキから《銀河眼の光子竜》をサーチできるため《銀河眼の煌星竜》の破壊効果の発動も補助できますね。場に「フォトン」「ギャラクシー」がいれば召喚権を使わずに展開できるため《フォトン・スラッシャー》との相性も抜群です。
《フォトン・オービタル》

《フォトン・オービタル》
【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 機械族 / 攻500 / 守2000
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに自分フィールドの「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。自分の手札・フィールドからこのモンスターを攻撃力500アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。装備モンスターは戦闘では破壊されない。
②:装備されているこのカードを墓地に送って発動できる。デッキから「フォトン・オービタル」以外の「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を手札に加える。
手札からポンと装備して装備したこのカードをリリースすることでデッキから「フォトン」「ギャラクシー」モンスターカードをサーチできます。前に《ユニオン・キャリアー》が登場した時にこちらも少し話題になりましたね。きっちり3投でしょうか。
魔法・罠カード

《銀河遠征》
【 通常魔法 】
自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたレベル5以上のモンスターが存在する場合に発動できる。デッキから「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたレベル5以上のモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する。「銀河遠征」は1ターンに1度しか発動できない。
デッキの展開の要とも言ってよい位に強力なサポートカードです。レベル5以上の「ギャラクシー」「フォトン」モンスターが場に出ていればデッキから更にモンスターを展開できるため、召喚権をあまり使わずに展開できる《銀河剣聖》といったカードを使って下準備を整えてから使いたいところ。
《銀河零式》

《銀河零式》
【 装備魔法 】
自分の墓地の「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。装備モンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。
装備モンスターがバトルフェイズ中に破壊される場合、代わりにこのカードを破壊できる。このカードがフィールド上から離れた時、装備していたモンスターの攻撃力は0になる。「銀河零式」は1ターンに1枚しか発動できない。
「フォトン」「ギャラクシー」版《早すぎた埋葬》とも言える装備魔法カードで攻撃力が0になるデメリットに目をつぶれば1度だけ破壊耐性を与えることもできます。効果が無効になるため蘇生したモンスターははリンク・エクシーズの素材として活用することとなります。
《銀河天翔》

《銀河天翔》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は「フォトン」モンスター及び「ギャラクシー」モンスターしか召喚・特殊召喚できない。
①:2000LPを払い、自分の墓地の「フォトン」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと同じレベルを持つデッキの「ギャラクシー」モンスター1体と対象の墓地のモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は2000になり、効果は無効化される。
何が恐ろしいかと言えばデメリットがデメリットになっていないことです。2000ライフを払うだけで墓地の「フォトン」とデッキの「ギャラクシー」を展開してエクシーズ召喚の布石を打つことが出来るだけでなく、攻撃力を補助して《銀河眼の煌星竜》のリンク召喚も手助けできてしまいます。
《ハイパー・ギャラクシー》
《ハイパー・ギャラクシー》
【 速攻魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:「銀河眼の光子竜」以外の自分フィールドの攻撃力2000以上のモンスター1体をリリースし、相手フィールドの攻撃力2000以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをリリースし、自分の手札・デッキ・墓地から「銀河眼の光子竜」1体を選んで特殊召喚する。
書いてあることがよく分からないのですが、どうやらお互いの攻撃力2000以上のモンスターを《銀河眼の光子竜》にできるらしいです。本当なんですかね。ある程度用意は必要ですがこんな暴挙が許されるんですかね。許されるなら使ってやりましょう。フォトンになるんですよフォトン。
《フォトン・サンクチュアリ》

《フォトン・サンクチュアリ》
【 通常魔法 】
このカードを発動するターン、自分は光属性以外のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。自分フィールド上に「フォトントークン」(雷族・光・星4・攻2000/守0)2体を守備表示で特殊召喚できる。このトークンは攻撃できず、シンクロ素材にできない。
これ1枚で《銀河眼の煌星竜》がリンク召喚ができてしまう超お手軽トークン生成カードです。他のデッキに光属性サポートとして投入されることも多いですが本家本元である【ギャラクシー(フォトン)】では《No.90 銀河眼の光子卿》からサーチすることもできますよ。
《破滅のフォトン・ストリーム》

《破滅のフォトン・ストリーム》
【 速攻魔法 】
自分フィールド上に「ギャラクシーアイズ」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。フィールド上のカード1枚を選択してゲームから除外する。
自分フィールド上に「銀河眼の光子竜」が存在しない場合、このカードは自分のターンにしか発動できない。
自分の場に「ギャラクシーアイズ」が存在する時に打てる除外魔法で、《銀河眼の光子竜》がいる場合は速攻魔法として相手ターンでも活用することが出来ます。「ギャラクシーアイズ」が出ていることが条件ですが、このデッキであれば条件を満たすのは容易であるため複数枚の採用も見込めるでしょう。
《フォトン・チェンジ》

《フォトン・チェンジ》
【 永続罠 】
このカードは発動後、2回目の自分スタンバイフェイズに墓地へ送られる。このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示の、「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。「銀河眼の光子竜」を墓地へ送って発動した場合、両方を選択できる。
●そのモンスターと元々のカード名が異なる「フォトン」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
●デッキから「フォトン・チェンジ」以外の「フォトン」カード1枚を手札に加える。
罠カードゆえの遅さはありますが永続罠であるため継続して効果を使い回せます。フィールドの「フォトン」「ギャラクシー」を1体墓地へ送ることでデッキから「フォトン」の特殊召喚か「フォトン」カードのサーチを選ぶことができ、リリース元が《銀河眼の光子竜》であればどちらもできちゃう欲張り仕様。《銀河零式》で墓地から蘇らせてまた使えるため、地盤が固まった中盤以降で失速することなくゲームを維持できることでしょう。
エクストラデッキのモンスターカード
《銀河眼の煌星竜》

《銀河眼の煌星竜》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / ドラゴン族 / 攻2000 /
攻撃力2000以上のモンスターを含む光属性モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、自分の墓地の「フォトン」モンスターまたは「ギャラクシー」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
②:相手メインフェイズに、「フォトン」カードと「ギャラクシー」カードの2枚、または「銀河眼の光子竜」1体を手札から捨て、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
【LINK-2:左下/右下】
リンク召喚時の①の効果も勿論強力ですが、なんといっても大事なのは②の効果。展開の中で手札に《銀河眼の光子竜》を1枚忍ばせるだけで相手ターンにフリーチェーンの除去が可能となります。特に《No.90 銀河眼の光子卿》とは相性が抜群で、序盤はこのカードを立てながらいかにランク8エクシーズを成立させるかがカギとなります。
《輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン》

《輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 光 / ドラゴン族 / 攻1800 / 守2500
レベル4モンスター×2
①:このカードがX召喚に成功した場合に発動できる。手札から「フォトン」モンスター1体を特殊召喚する。
②:X召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの攻撃力2000以上のモンスターは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
③:相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「銀河眼の光子竜」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
エクシーズ召喚するだけで超強固な耐性を永続的に与えられるこのカードはそれだけでも価値あるカードですが、召喚時の①の展開効果、相手ターンに発動する③の《銀河眼の光子竜》蘇生・帰還効果が合わさったことで最強クラスのランク4モンスターとなりました。「フォトン」モンスターの多くはレベル4で、足りなければ《銀河遠征》で《銀河の魔導師》を呼び出すことで容易にエクシーズ召喚することもできますよ。
《No.90 銀河眼の光子卿》

《No.90 銀河眼の光子卿》
【 エクシーズモンスター 】
星 8 / 光 / 戦士族 / 攻2500 / 守3000
レベル8モンスター×2
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:「フォトン」カードをX素材としているこのカードは効果では破壊されない。
②:相手モンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にする。取り除いたX素材が「ギャラクシー」カードだった場合、さらにそのカードを破壊する。
③:相手ターンに発動できる。デッキから「フォトン」カードまたは「ギャラクシー」カード1枚を選び、手札に加えるか、このカードの下に重ねてX素材とする。
記事で度々登場していたこのカードですが、②の効果で相手ターンに相手モンスター効果を1度無効にすることが出来る効果を持っており、コントロール要素を持った数少ないエクシーズモンスターとして活躍が見込めます。③の効果で相手ターン中に「フォトン」「ギャラクシー」カードをサーチできるため、これで《銀河眼の光子竜》を手札に加えることで《銀河眼の煌星竜》の破壊効果の発動をサポートできますよ。
《銀河眼の光波刃竜》

《銀河眼の光波刃竜》
【 エクシーズモンスター 】
星 9 / 光 / ドラゴン族 / 攻3200 / 守2800
レベル9モンスター×3
このカードは自分フィールドのランク8の「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。このカードはX召喚の素材にできない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:X召喚したこのカードが相手モンスターの攻撃または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の「銀河眼の光波竜」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「サイファー」の要素も持つこのカードはランク8「ギャラクシーアイズ」エクシーズモンスターに重ねて出せるお手軽なカードで、①効果でフィールドのカードを1枚簡単に破壊できます。コントロール奪取効果を持つ《銀河眼の光波竜》を経由して出すことでより面倒くささが増すため、状況によって相手のカードをやりたい放題にしましょう。
《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》

《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》
【 エクシーズモンスター 】
星 8 / 光 / ドラゴン族 / 攻4000 / 守3500
レベル8モンスター×3
このカードは「ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン」以外の自分フィールドの「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。
①:1ターンに1度、このカードの装備カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
「ギャラクシーアイズ」エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるこのカードは攻撃力の高さもさることながら②の効果で相手フィールドの表側表示のカードを1枚破壊することが出来ます。前述の《銀河眼の光波刃竜》を経由することで自分のターンに2枚カードを破壊することができるわけですね。高額ですが、半ば無理やりにでも状況を打破できるだけの力はあるため1枚は採用しておきたいカードです。
ここまでのまとめ
アニメでも印象強い「フォトン」「ギャラクシー」は登場当初からも様々なカードが出ていましたが、最近になって動きを安定させることが出来る強力な新規カードが続々と登場してきました。それらをうまく使って超火力の一撃を決めましょう。
デッキにおけるポイントは以下のようになります。
- 【ギャラクシー】は光属性かつランク4・8のエクシーズモンスターを用いたビートダウンデッキ。
- 容易に特殊召喚できる「フォトン」「ギャラクシー」モンスター、豊富なサポートカードを駆使して《銀河眼の煌星竜》のリンク召喚やエクシーズ召喚を狙え!
- 《銀河眼の煌星竜》や《銀河眼の光波刃竜》、《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》といった効果破壊、《No.62 銀河眼の光子竜皇》による超火力の攻撃で盤面を支配せよ!
ランク8という最上級モンスターを活用した王道路線でありながら下級のランク4ともともシナジーがあるため、全体的に安定感のあるデッキとなっています。カテゴリ内のカードでデッキの基軸を固めることが出来るため汎用の手札誘発カードも入れやすいかと思われます。
お試しデッキレシピ
メインデッキ
3 銀河眼の光子竜
1 銀河眼の残光竜
2 銀河剣聖
3 銀河騎士
3 銀河戦士
1 銀河の修道師
2 銀河の魔導師
1 銀河眼の雲篭
1 フォトン・スラッシャー
3 フォトン・バニッシャー
1 フォトン・アドバンサー
3 銀河遠征
2 銀河零式
2 銀河天翔
2 ハイパー・ギャラクシー
3 フォトン・サンクチュアリ
1 破滅のフォトン・ストリーム
1 増援
1 おろかな埋葬
3 トレード・イン
1 フォトン・チェンジ
エクストラデッキ
2 銀河眼の煌星竜
1 ハイパースター
2 輝光竜フォトン・ブラスト・ドラゴン
2 No.62 銀河眼の光子竜皇
2 No.90 銀河眼の光子卿
1 銀河眼の光波竜
1 銀河眼の光波刃竜
1 ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン
1 サイバー・ドラゴン・ノヴァ
1 サイバー・ドラゴン・インフィニティ
まとめ
遊戯王ZEXAL期には多くのエクシーズデッキが生まれましたが、現在「エクシーズ召喚」と聞いて思い浮かぶのはおそらくランク4に属するものや《永遠の淑女 ベアトリーチェ》のような汎用札でしょう。最近では【ギミック・パペット】や【先史遺産】といったカテゴリも強化されていますが、それでもこのように高ランクのエクシーズ召喚を軸として戦うデッキは多くありません。
と言うのも、レベルの高いモンスターは扱いにくい、という遊戯王の大原則が今現在まで守られ続けています。勿論モノによっては手札から出やすかったりする効果がついていますが、デッキ全体のモンスターの平均レベルを上げようとするとどうしてもカテゴリの枠からは抜けられません。
今回紹介した【ギャラクシー】はカテゴリ全体の枠がかなり広くとられているデッキであるため、同じランク4やランク8のカードの選択肢もぐっと広くなっています。高ランクエクシーズのデッキを扱いたい、という人は組んでみてはどうでしょうか。一部カードはちょっとお高いですが、これぞエクシーズ! という満足感は約束できますよ。
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