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目次
はじめに
2020年3月7日発売の「デッキビルドパック シークレット・スレイヤーズ」に【アダマシア】というテーマの新規収録が決まりました。このテーマでようやく岩石族はチューナーモンスターを獲得し、およそ12年越しに岩石族デッキは自分たちの力だけでシンクロ召喚できるようになったわけです。前々からの岩石族ファンであったら私も嬉しい限りですね。
さて、今回紹介する【アダマシア】はチューナーモンスターによってデッキトップをめくって特殊召喚していくテーマとなっています。そうして揃えた盤面でシンクロ召喚を行い、様々な効果でアドバンテージを稼ぎながらビートダウンしていくわけです。
さながら「デッキを掘り進む」と表現されるこのデッキは岩石族の新時代を切り開くテーマであると同時に、これまでの岩石族モンスターの動きもぐっとサポートしてくれます。かつてはマイナーでありながらも最近は追い風が吹いている「岩石族」の期待の新星に迫りましょう。
デッキコンセプト紹介
※この記事は2020年4月24日に改稿しています。
【アダマシア】は岩石族モンスターによるシンクロ召喚を軸としたビートダウンデッキで、採用される「アダマシア」モンスターには以下のような特徴があります。
《「アダマシア」チューナーモンスター》:3種
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:(手札から条件付きで特殊召喚する固有効果)
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。《「アダマシア」非チューナーモンスター》:3種
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。(固有効果)
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の(自身と同じ)属性Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。《「アダマシア」シンクロモンスター》:3種
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。(固有効果)めくったカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
②:自分の墓地に(自身と同じ)属性モンスターが存在する場合、(固有効果)。
基本的には上記の「太字」で書かれた効果を用いてアドバンテージを獲得していきます。また、「アダマシア」チューナーモンスターは①の効果で手札から特殊召喚できるため、最初のデッキトップ次第では召喚権を使わずにどんどんモンスターを展開してシンクロ召喚を続けられるでしょう。そうなれば「アダマシア」シンクロモンスターの固有効果で更にアドバンテージを稼げます。
また、展開後は一部カードによって相手の効果を無効にするコントロール体勢を整えて反撃を抑えていく形となります。以下の2枚を使ってリードを維持しながら次のターンを待ちましょう。《ブロックドラゴン》を用いて効果耐性を与えるのも悪くないですね。
《魔救の奇跡-ドラガイト》:レベル8シンクロモンスター
自分の墓地に水属性モンスターが存在する場合、相手の魔法・罠カードの効果の発動を無効にして破壊できる。(名称ターン1)《魔救共振撃》:カウンター罠
自分フィールドに「アダマシア」シンクロモンスターが存在する時、モンスターの効果の発動を無効にして破壊できる。(名称ターン1)
テーマ内でのサーチカードはありませんが、デッキトップ操作を行った後に他のカード効果でめくることで間接的にサーチすることができます。様々なカードで積み込みを行いながら「アダマシア」モンスターの効果を最大級に引き出しましょう。
「アダマシア」カード紹介
「アダマシア」モンスターカード
《魔救の追求者》
《魔救の追求者》
【 チューナーモンスター 】
星2 / 地属性 / 岩石族 / 攻1200 / 守1000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「魔救の追求者」以外の「アダマシア」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
岩石族全体に貢献できる汎用的な効果を持ったのがこのモンスター。レベル4以下の岩石族モンスターは《怒気土器》《岩石の番兵》等の「アダマシア」モンスター以外のモンスターでも様々な活躍を期待することができます。今のところ岩石族リンクモンスターはいないためシンクロ・エクシーズ・アドバンス召喚を目指すことにはなりますが、今後を見据えても強力無比と言える効果です。
《魔救の探索者》
《魔救の探索者》
【 チューナーモンスター 】
星2 / 地属性 / 岩石族 / 攻 100 / 守2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「魔救の探索者」以外の岩石族モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
《魔鏡の追求者》と比べると①の効果での特殊召喚条件が緩くなっている点がポイントとなります。しかし「岩石族」指定のため《アンデットワールド》等で種族を変えられるのに弱い点には留意が必要ですね。ステータスを見るとこちらは守備力2100となかなかの値を持っているため、泥仕合にもつれ込んだ場合は素出しのままでも自分のターンまで残ってるかもしれません。
《魔救の分析者》
《魔救の分析者》
【 チューナーモンスター 】
星4 / 地属性 / 岩石族 / 攻1500 / 守 700
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドにのみモンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中からチューナー以外のレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
「アダマシア」チューナーモンスター唯一のレベル4であることを生かして「アダマシア」非チューナーモンスターと《魔救の奇跡-ドラガイト》をシンクロ召喚できます。《サイバー・ドラゴン》条件で特殊召喚できることから、このカードが初手にあれば特殊召喚することで後続の「アダマシア」チューナーモンスターの特殊召喚に繋げられ、更に召喚権を残すこともできます。汎用岩石族モンスターにはレベル4モンスターも多いため、属性に目をつぶればレベル8シンクロモンスターを容易に呼び出せます。
《魔救の奇石-レオナイト》
《魔救の奇石-レオナイト》
【 効果モンスター 】
星4 / 炎属性 / 岩石族 / 攻0 / 守2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地から「アダマシア」カード1枚を選んでデッキの一番上に戻す。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の炎属性Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。
墓地の「アダマシア」カードをデッキトップに戻せるため、「アダマシア」シンクロモンスターである《魔救の奇跡-レオナイト》のドロー効果で狙ったカードを手札へ回収することができるようになります。特に墓地からの蘇生効果を持つ魔法カード《魔救の息吹》はターンを跨いで何度も使いまわしていきたいところですね。
《魔救の奇石-ラプタイト》
《魔救の奇石-ラプタイト》
【 効果モンスター 】
星4 / 風属性 / 岩石族 / 攻0 / 守2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・墓地から岩石族モンスター1枚を選んでデッキの一番上に戻す。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の風属性Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。
先程の《魔救の奇石-レオナイト》よりはモンスターの対象範囲が広くなっていますが、あちらと違って《魔救の息吹》等の「アダマシア」魔法・罠カードは戻すことができません。シンクロモンスターの《魔救の奇跡-ラプタイト》はデッキトップ5枚のうちから岩石族を1体特殊召喚する効果を持っているため、あちらで特殊召喚したい汎用岩石族を戻して特殊召喚するのもありでしょう。
《魔救の奇石-ドラガイト》
《魔救の奇石-ドラガイト》
【 効果モンスター 】
星4 / 水属性 / 岩石族 / 攻0 / 守2200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが「アダマシア」カードの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分のフィールド・墓地の水属性Sモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主のEXデッキに戻し、このカードをデッキの一番上に戻す。
分かりやすくアドバンテージを得られるのが①の効果。「アダマシア」での特殊召喚はそれほど難しくないため発動はさほど難しくないでしょう。効果の発動条件さえ満たせればこのカードは単体でも仕事ができるため多くの場面でアドバンテージを得られるかと思います。墓地に置くことでシンクロモンスター《魔救の奇跡-ドラガイト》の魔法・罠無効効果の発動条件を満たせるため、早めの段階で特殊召喚してシンクロ・エクシーズ召喚等で墓地へ送っておきたいモンスターでもあります。
《魔救の奇跡-レオナイト》
《魔救の奇跡-レオナイト》
【 シンクロモンスター 】
星6 / 炎属性 / 岩石族 / 攻2400 / 守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中から「アダマシア」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
②:相手ターンに、自分の墓地に炎属性モンスターが存在する場合、自分の墓地の岩石族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
デッキトップから5枚分掘って「アダマシア」カードをサーチすることでデッキの安定率を大きく引き上げることができます。墓地に炎属性モンスターが存在するならば②の効果で相手ターンにも展開できるため、「アダマシア」シンクロモンスターの中では分かりやすくアドバンテージが得られます。
《魔救の奇跡-ラプタイト》
《魔救の奇跡-ラプタイト》
【 シンクロモンスター 】
星6 / 風属性 / 岩石族 / 攻2200 / 守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中から岩石族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚できる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
②:相手ターンに、自分の墓地に風属性モンスターが存在する場合、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。
デッキトップ5枚の中にある岩石族モンスターを特殊召喚することで更なる展開を目指すことができます。「アダマシア」モンスターによる更なる展開、汎用岩石族モンスターによる《ゴルゴニック・ガーディアン》のエクシーズ召喚とできることはさらに広がりますね。②の効果を使うことにより相手の墓地発動を阻害できるため、並べておけば一部デッキの強力な初動を止めることができるかもしれません。
2020年4月からの効果の発動場所のルール変更で追い風になりました。コストで墓地へ送られたカードの墓地効果をこのカードで無力化できます。
《魔救の奇跡-ドラガイト》
《魔救の奇跡-ドラガイト》
【 シンクロモンスター 】
星8 / 水属性 / 岩石族 / 攻3000 / 守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中の岩石族モンスターの数まで相手フィールドのカードを選んで持ち主の手札に戻す事ができる。めくったカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。
②:自分の墓地に水属性モンスターが存在し、相手が魔法・罠カードの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
相手の展開に干渉できる二つの強力な効果を持ったモンスターです。①の効果で相手のモンスターを手札へ戻し、反撃の手を②の効果で鈍らせます。レベル8のため他の「アダマシア」モンスターと比べてややシンクロ召喚の難易度は上がりますが、その難易度に見合った性能は見込めます。
「アダマシア」魔法・罠カード
《アダマシア・ラピュタイト》
《アダマシア・ラピュタイト》
【 フィールド魔法 】
①:自分フィールドの岩石族モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。デッキから「アダマシア」カードを5枚まで選び、好きな順番でデッキの一番上に置く。
「アダマシア」モンスターはデッキトップから5枚を参照してその中の特定のカードで何かしらする効果を持っており、それを確実に決めるために積み込みを行うことが推奨されます。勿論そんなことしたらジャッジキルですが、このフィールド魔法があれば合法的に積み込めます。是非とも好きなカードを選んでカード効果の確実な発動を目指しましょう。
《魔救の息吹》
《魔救の息吹》
【 通常魔法 】
①:自分の墓地の岩石族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で「アダマシア」モンスターを特殊召喚した場合には、さらにデッキからレベル4以下の岩石族モンスター1体を選んでデッキの一番上に置く事ができる。
岩石族デッキ全体をサポートできる汎用的な墓地蘇生効果ですが、この効果で「アダマシア」を蘇生するとなんとデッキトップを確定させることができます。これによって「アダマシア」モンスターの効果を補助することができ、特に《魔救の奇石-ドラガイト》ではあちらの効果で1枚ドローできることから間接的なサーチを行えます。
《魔救の奇縁》
《魔救の奇縁》
【 通常魔法 】
①:自分フィールドの岩石族モンスターの数+5枚を自分のデッキの上からめくる。その中からめくったカードの枚数以下のレベルを持つ岩石族モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は岩石族モンスターしか特殊召喚できない。
間違いなく岩石族デッキにおける最大の革命カードで、今までサーチカード不足で足りなかった初動の安定性をぐっと向上させることができます。岩石族モンスターしか特殊召喚できない条件はありますが、このデッキではそんなものはないも同然です。3枚積みましょう。
《魔救の救砕》
《魔救の救砕》
【 通常罠 】
①:自分フィールドの「アダマシア」モンスターを任意の数だけリリースし、その数+1枚だけフィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
盤面の「アダマシア」モンスターをリリースしてフィールドのカードを破壊でき、そのまま発動しても1:1交換を確実に行えます。これをサクリファイス・エスケープに活用することでアドバンテージは更に大きくなりますし、あらかじめ《魔救の奇跡-ドラガイト》《魔救共振撃》等で相手のリソースを削っておけば疲弊したところに大ダメージを与えられます。
《魔救共振撃》
《魔救共振撃》
【 カウンター罠 】
①:自分フィールドに「アダマシア」Sモンスターが存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
「アダマシア」シンクロモンスターが場にいる時にモンスター効果を無効にして破壊できます。魔法・罠カードはこのカードでは対応できませんが「アダマシア」カードであるこれは他のカードで手札に加えられることが強みとなります。《魔救の奇跡-ドラガイト》とこのカードがあればとりあえず相手の行動を何か一つは止められるようになりますね。
ここまでのおさらい
岩石族の新規カテゴリである「アダマシア」はこれまで種族単位で不足していた展開力に秀でています。デッキトップ5枚から1枚をサーチする効果で手札・盤面を安定させながらシンクロモンスターで更なるアドバンテージを狙っていきましょう。
- 「アダマシア」は岩石族モンスターによるシンクロ召喚を主軸としたコントロール寄りのビートダウンテーマ。
- 下級「アダマシア」モンスターの効果でデッキトップ5枚をめくり、対象となったカードをサーチ・特殊召喚してアドバンテージを稼ぐ。
- シンクロモンスター《魔救の奇跡-ドラガイト》とカウンター罠《魔救共振撃》で相手の使用カードを無効にして破壊! 通常罠《魔救の救砕》で盤面を破壊してコントロールせよ!
最初の準備こそ大変ですが、コントロールに必要なカードが全て「アダマシア」カテゴリに入っているため汎用カードと比べると手札に引き込むのには苦労しないかと思われます。岩石族は種族同士のシナジーが強いため、汎用モンスターも駆使して強固な盤面を作り上げていきたいところです。
カテゴリ外汎用カード
《怒気土器》
《怒気土器》
【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 岩石族 / 攻500 / 守500
「怒気土器」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札の岩石族モンスター1体を捨てて発動できる。そのモンスターと元々の属性・レベルが同じ岩石族モンスター1体を、デッキから表側攻撃表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
手札の岩石族モンスターを捨て、属性・レベルが同じ岩石族モンスター1体をデッキから特殊召喚します。性質上「アダマシア」非チューナーモンスターとはやや噛み合いは悪いですが、「アダマシア」チューナーモンスターが地属性であることからそれによって様々な岩石族モンスターを呼び出せますね。勿論、レベル4・地属性の岩石族モンスターから《魔救の分析者》を特殊召喚することも可能です。
レベル4「コアキメイル」モンスター
《コアキメイル・オーバードーズ》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 岩石族 / 攻1900 / 守1200
このカードのコントローラーは自分エンドフェイズ毎に手札から「コアキメイルの鋼核」1枚を墓地へ送るか、手札の岩石族モンスター1体を相手に見せる。または、どちらも行わずにこのカードを破壊する。
①:相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に、このカードをリリースして発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
岩石族「コアキメイル」モンスターは相手の召喚・特殊召喚を無効にして破壊したり、相手の魔法・罠カードを無効にして破壊したりする効果を持っています。どれも「アダマシア」とは噛み合いが良く、属性こそ会いませんがシンクロ召喚の素材にすることもできます。デッキに《同胞の絆》を入れて【岩石メタビ】に寄せても面白いでしょう。
《ブリリアント・フュージョン》
《ブリリアント・フュージョン》(制限カード)
【 永続魔法 】
「ブリリアント・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時に自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてエクストラデッキから融合召喚する。このカードがフィールドから離れた場合にそのモンスターを破壊する。
②:1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力を相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。
融合モンスターである《ジェムナイト・ジルコニア》は融合素材に「ジェムナイト」モンスターと「岩石族モンスター」を要求しているため、このカードを使えば召喚権を温存したまま攻撃力2900のアタッカーを並べつつ、デッキから好きな岩石族モンスターを1体墓地へ送れます。これによって《魔救の息吹》の発動を補助したり「アダマシア」シンクロモンスターの属性補助ができたりと、初動以外でも大きく貢献してくれます。
お試しデッキレシピ
メインデッキ
3 魔救の追求者
3 魔救の探索者
3 魔救の分析者
2 魔救の奇石-レオナイト
1 魔救の奇石-ラプタイト
2 魔救の奇石-ドラガイト
2 怒気土器
1 コアキメイル・オーバードーズ
1 地球巨人 ガイア・プレート
2 灰流うらら
1 海亀壊獣ガメシエル
1 幻獣機オライオン
2 アダマシア・ラピュタイト
3 魔救の息吹
3 魔救の奇縁
1 ハーピィの羽根帚
1 おろかな埋葬
3 無限泡影
2 魔救の救砕
3 魔救共振撃
エクストラデッキ
1 水晶機巧-ハリファイバー
1 召命の神弓-アポロウーサ
2 御影志士
1 No.55 ゴゴゴゴライアス
1 水晶機巧-クオンダム
1 古神クトグア
2 魔救の奇跡-レオナイト
2 魔救の奇跡-ラプタイト
2 魔救の奇跡-ドラガイト
まとめ
岩石族にはもともと《鬼岩城》といったシンクロモンスターが存在していましたが、冒頭で述べた通りチューナーモンスターは12年間現れませんでした。また、最近まで岩石族は不遇な種族だと扱われており、【磁石の戦士】といったものを除いてはデッキパワーの問題でも悩まされていたのも事実です。
しかし、最近の岩石族は【メガリス】で儀式召喚ができるようになったり、【アダマシア】でシンクロ召喚ができるようになったりと、これまでのカテゴリにはなかった動きが散見されるようになりました。特に《御影志士》の登場でカテゴリ全体は大きな飛躍を遂げ、現在では数ある中堅デッキの仲間入りを果たしたわけですね。
今まで耐え忍んだこともあってか、チューナーモンスターの豪快なデッキめくり効果は使用したら癖になること間違いありません。デッキ内の奇石を掘り当て、今までの岩石族デッキでは考えられなかった怒涛の展開力を見せつけてやりましょう。
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