【全49種】機械族デッキのお役立ちサポートカード紹介

デッキ構築&プレイングサポート
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目次

はじめに:男の子ってこういうの好きなんでしょ

遊戯王における人気種族の一つに機械族が挙げられるでしょう。アニメキャラクターが使うデッキでも【サイバー・ドラゴン】を筆頭として【アンティーク・ギア】【機皇】【ギミック・パペット】【列車】【超重武者】【SR】などと魅力的なものが溢れ、OCG出身カテゴリでも【幻獣機】【クリフォート】【オルフェゴール】と有名な名前が並びます。

《ジェット・シンクロン》や《幻獣機オライオン》といったカードを有する機械族は今時期使わないのが難しいレベルで拡大を続けており、他の種族と比べても比較的早いペースで新しいカードが生まれている印象です。まだまだ遊戯王は男性プレイヤーの比率が高いゲームで、個人的な感覚ではありますが男性諸君の中に「メカ」が好きな人がみられやすいのも要因の一つだと考えられるのではないでしょうか。

まさに大量生産の如く多くのカードが生まれ続ける機械族サポートカード、その中で汎用的に多くの機械族デッキで採用できそうなものを選んでまとめました。よく見るデッキも併記しているため、自分のデッキに合ったものを探してみてください。


サポートカード紹介

レベル1モンスターカード

《サイバー・ドラゴン・ネクステア》

《サイバー・ドラゴン・ネクステア》

【 効果モンスター 】
星1 / 光属性 / 機械族 / 攻200 / 守200

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「サイバー・ドラゴン」として扱う。
②:手札からこのカード以外のモンスター1体を捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
③:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、攻撃力または守備力が2100の、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。

よく見るデッキ:【サイバー・ドラゴン】とか

手札から特殊召喚可能な機械族モンスター、というだけでも優秀ですが、このカードの真価はやはり③の効果でしょう。攻守2100というステータスは実は多くのモンスターが該当しており、wikiにまとめられているのでそちらも併せてご覧ください。
名前が《サイバー・ドラゴン》のため《サイバー・ドラゴン・ズィーガー》をリンク召喚できます。


《ジェット・シンクロン》

《ジェット・シンクロン》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 炎 / 機械族 / 攻500 / 守0

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「ジャンク」モンスター1体を手札に加える。
②このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

よく見るデッキ:【ジャンクドッペル】とか

リンク召喚の隆盛によりこのカードはどのようなデッキでも見るようになりました。単体で《リンクリボー》になり、墓地から特殊召喚して《水晶機巧-ハリファイバー》になってデッキからチューナーを特殊召喚……という展開はきっと皆さん記憶にあるかと思います。
《クリフォート・ゲニウス》《幻獣機アウローラドン》等のリンク素材にもなれますね。


《ブンボーグ001》

《ブンボーグ001》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 地 / 機械族 / 攻500 / 守500

①:このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールドの機械族モンスターの数×500アップする。
②:このカードが墓地に存在し、フィールドに機械族モンスターが2体以上同時に特殊召喚された場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。

よく見るデッキ:【ブンボーグ】とか

フィールドに機械族モンスターを2体以上特殊召喚するカードと言えば《機械複製術》《緊急ダイヤ》《地獄の暴走召喚》《シンクロキャンセル》があげられ、これらのカードを絡める際に一仕事してくれます。《ワン・フォー・ワン》に対応しているレベル1モンスターである点や《ブンボーグ003》の特殊召喚に対応していることが扱う上でのポイントになるでしょう。《幻獣機アウローラドン》とも好相性ですね。


《ライティ・ドライバー》

《ライティ・ドライバー》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 地 / 機械族 / 攻100 / 守300

このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてS素材にできる。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「レフティ・ドライバー」1体を選んで特殊召喚する。

よく見るデッキ:いろいろ

召喚時に非チューナーモンスターである《レフティ・ドライバー》を特殊召喚できます。あちらはレベル2モンスターですが特殊召喚時にレベル3になることができることから、レベル3・4のシンクロ召喚がこのカードの召喚を起点に行えますね。もちろん《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク召喚も可能です。


レベル2モンスターカード

《ボルト・ヘッジホッグ》

《ボルト・ヘッジホッグ》

【 効果モンスター 】
星2 / 地属性 / 機械族 / 攻800 / 守800

①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果は自分フィールドにチューナーが存在する場合に発動と処理ができる。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

フィールドにチューナーが存在する場合、という非常に緩い条件で墓地から特殊召喚できるこのモンスターは優秀な手札コストとして機能します。《アーティファクト・ロンギヌス》《王宮の鉄壁》で除外できないようにすると何度でも墓地蘇生が行えますね。


《幻獣機オライオン》

《幻獣機オライオン》

【 チューナーモンスター 】
星2 / 風属性 / 機械族 / 攻600 / 守1000

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚する。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から「幻獣機」モンスター1体を召喚する。

よく見るデッキ:【幻獣機】とか

かつては《水晶機巧-ハリファイバー》から呼び出してからLINK-3を作り、墓地へ送られた際にトークンをさらに特殊召喚してLINK-4を作ることができるカードとして名を馳せました。現在ではリンクモンスター《幻獣機アウローラドン》の存在もあってより一層活躍できるようになっています。勿論、【幻獣機】では③の効果を使ってさらに楽しいことができますよ。


レベル3モンスターカード

《ヴァイロン・キューブ》

《ヴァイロン・キューブ》

【 チューナーモンスター 】
星3 / 光属性 / 機械族 / 攻800 / 守800

このカードが光属性モンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、デッキから装備魔法カード1枚を手札に加える事ができる。

よく見るデッキ:【ヴァイロン】とか

機械族モンスターですが、機械族以外のコンボデッキでも見ることが多いモンスターカードです。汎用性の高い《リビング・フォッシル》が存在することから合わせてメインデッキに投入することで無理なく運用できるでしょう。機械族モンスターを特殊召喚する方法は多いため、そういったカードを使って召喚権を使わずに展開していきたいところです。


《音響戦士ギータス》

《音響戦士ギータス》

【 ペンデュラムモンスター 】
星3 / 風属性 / 機械族 / 攻1500 / 守100

【Pスケール:青7/赤7】
「音響戦士ギータス」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「音響戦士ギータス」以外の「音響戦士」モンスター1体を特殊召喚する。

【モンスター効果】
①:このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「音響戦士」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

よく見るデッキ:いろいろ

P効果を利用することで召喚権を使わずにレベル1~5のモンスターをリクルートすることができ、そのうちレベル1~3はチューナーとしても活躍します。また、このカードでリクルートできるレベル2の《音響戦士ドラムス》は自身の属性を変更させる効果、レベル3の《音響戦士ピアーノ》は音響戦士の種族を変更させる効果を持っており、通常の機械族デッキではお目にかかれないようなモンスターを呼び出せるでしょう。


《スクラップ・リサイクラー》

《スクラップ・リサイクラー》

【 効果モンスター 】
星3 / 地属性 / 機械族 / 攻900 / 守1200

①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから機械族モンスター1体を墓地へ送る。
②:1ターンに1度、自分の墓地の機械族・地属性・レベル4モンスター2体をデッキに戻して発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

よく見るデッキ:【スクラップ】【無限起動】とか

様々な機械族デッキで活躍するこのカードですが、カテゴリ入りしている【スクラップ】のような「地属性・機械族」デッキではその能力を余すところなく発揮してくれます。このカードを入れるだけで《スクラップ・ワイバーン》がリンク召喚できるようになるのもポイントですね。

墓地へ送って効果のあるモンスターにはここまでで紹介しただけでも《ジェット・シンクロン》《ボルト・ヘッジホッグ》《幻獣機オライオン》と名の在るモンスターが並びます。お使いのデッキに合わせてこの子に色々な仕事を与えてやってください。


《SRベイゴマックス》

《SRベイゴマックス》

【 効果モンスター 】(制限カード)
星3 / 風属性 / 機械族 / 攻1200 / 守600

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「SRベイゴマックス」以外の「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。

よく見るデッキ:【SR】とか

インフレが爆発した激動の第9期を《SRタケトンボーグ》《SR赤目のダイス》と共に駆け抜けた伝説的モンスターカードです。手軽な特殊召喚条件、場に出た時のサーチ効果は実に強力で制限を余儀なくされました。そのためこのカードのみに頼った構築は難しいですが、初動を担うカードのうちの1枚としてデッキを力強く支えてくれることでしょう。


《ブンボーグ003》

《ブンボーグ003》

【 効果モンスター 】
星3 / 地属性 / 機械族 / 攻500 / 守500

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ブンボーグ003」以外の「ブンボーグ」モンスター1体を特殊召喚する。
②:1ターンに1度、自分フィールドの「ブンボーグ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、自分フィールドの「ブンボーグ」カードの数×500アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。

よく見るデッキ:【ブンボーグ】とか

召喚時の効果で1枚を2枚にすることができる貴重なアドバンテージ枠です。特殊召喚できる「ブンボーグ」もレベル1~2、4~9と多岐にわたっていることからやりようによっては様々な展開へ繋げられます。また、「ブンボーグ」モンスターは攻撃力が500のため《機械複製術》で更に数を増やすこともできます(《ブンボーグ001》は自身の効果で攻撃力が上昇するため非対応)。


レベル4モンスターカード

《ギアギアングラー》

《ギアギアングラー》

【 効果モンスター 】
星4 / 地属性 / 機械族 / 攻500 / 守500

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ギアギアングラー」以外の機械族・地属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。このターン、自分は攻撃宣言できず、機械族モンスターしか特殊召喚できない。

よく見るデッキ:【ギアギア】【古代の機械】など

デッキから地属性・レベル4モンスターをサーチする効果は優秀ですが、代わりにステータスが低いこと、効果の発動後に攻撃宣言&機械族以外の特殊召喚ができなくなることがネックとなります。運用に際しては「リンク・エクシーズ召喚に使う」「メインフェイズ2で使う」という工夫が必要でしょう。
攻撃力の低さから、《機械複製術》による特殊召喚に対応しています。


《ゴールド・ガジェット》《シルバー・ガジェット》

《ゴールド・ガジェット》

【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 機械族 / 攻1700 / 守800

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。手札から機械族・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「ゴールド・ガジェット」以外のレベル4の「ガジェット」モンスター1体を特殊召喚する。

《シルバー・ガジェット》

【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 機械族 / 攻1500 / 守1000

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。手札から機械族・レベル4モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「シルバー・ガジェット」以外のレベル4の「ガジェット」モンスター1体を特殊召喚する。

よく見るデッキ:【ガジェット】【ABC】とか

2枚の違いはカードの名前と攻守の値のみで、それ以外はほとんど同じような使い方ができます。展開しやすい機械族・レベル4モンスターであることから《ギアギガント X》のエクシーズ素材になれ、序盤の手札の安定性を高めてくれることでしょう。


《爆走軌道フライング・ペガサス》

《爆走軌道フライング・ペガサス》

【 効果モンスター 】
星4 / 地属性 / 機械族 / 攻1800 / 守1000

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「爆走軌道フライング・ペガサス」以外の自分の墓地の機械族・地属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。
②:このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターとこのカードのレベルは、その内の1体のレベルと同じになる。この効果を発動するターン、自分はXモンスターでしか攻撃宣言できない。

よく見るデッキ:【列車】など

地属性・機械族」モンスターを扱うデッキであれば大体どのようなデッキにも入れられるポテンシャルを秘めています。②のレベル上昇効果もあり、通常では同じレベルのものがあまり揃わないデッキでもエクシーズ召喚を狙えるでしょう。再録もあってお求め安くなりました。


《ビック・バイパー T301》

《ビック・バイパー T301》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 機械族 / 攻1200 / 守800

このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在し、自分の表側表示モンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:このカード以外の自分フィールドの機械族・光属性モンスターの攻撃力は1200アップする。

よく見るデッキ:【超時空戦闘機】【サイバー・ドラゴン】

光属性・機械族」モンスターをサポートできるこのカードは、本来想定されている「超時空戦闘機」モンスターの他にも様々なモンスターをサポートできます。墓地からでも効果発動できるのが大きく、手札コストになった後も攻撃宣言時に飛び出て全体火力を引き上げてくれるでしょう。


《惑星探査車》

《惑星探査車》

【 効果モンスター 】
星4/地属性/機械族/攻1000/守1000

①:このカードをリリースして発動できる。デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。

よく見るデッキ:【列車】【巨大戦艦】【古代の機械】など

召喚権を使ってでもフィールド魔法が欲しい、という方向けに役立つのがこのカード。とにかくフィールド魔法がないと始まらない【巨大戦艦】といったデッキでは《テラ・フォーミング》《盆回し》《メタバース》でも足りない時に投入されます。デッキの枠が残っているならば、特殊召喚の際には《ゴールド・ガジェット》《シルバー・ガジェット》もあると便利です。


レベル5モンスターカード

《銀河戦士》

《銀河戦士》

【 効果モンスター 】
星5 / 光属性 / 機械族 / 攻2000 / 守0

「銀河戦士」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカード以外の手札の光属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「ギャラクシー」モンスター1体を手札に加える。

よく見るデッキ:【ギャラクシー】【サイバー・ドラゴン】

「レベル5・機械族」というステータスを生かして《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》をエクシーズ召喚するためのカードとして採用されることが多い印象です。初手に1枚このカードがあれば特殊召喚時にデッキから2枚目の《銀河戦士》をサーチし、そのまま①の効果で場に出すことでランク5を作ることが可能です。光属性であることから《セイクリッド・プレアデス》のエクシーズ召喚も狙えます。


《無限起動ブルータルドーザー》

《無限起動ブルータルドーザー》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 機械族 / 攻1900 / 守2100

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの機械族・地属性モンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
②:このカードが手札からの特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「無限起動ブルータルドーザー」以外の「無限起動」モンスター1体を効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族・地属性モンスターしか特殊召喚できない。

よく見るデッキ:【無限起動】

手軽な特殊召喚条件、そしてデッキからのリクルート効果が強烈なこのモンスターは「地属性・機械族」を扱うデッキを徹底的にサポートしてくれます。この効果使用後にリンク召喚できるリンクモンスターには《クリフォート・ゲニウス》《機関重連アンガー・ナックル》があげられます。


レベル8モンスターカード

《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》

《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》

【 効果モンスター 】
星 8 / 闇 / 機械族 / 攻2800 / 守2200

①:自分フィールドの機械族・闇属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。コイントスを3回行う。表が出た数までフィールドの表側表示モンスターを選んで破壊する。3回とも表だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローする。この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
③:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。コイントスを行う効果を持つレベル7以下のモンスター1体をデッキから手札に加える。

よく見るデッキ:【ギャンブル】など

闇属性・機械族モンスターを多く使うデッキであればお守り代わりに入れておくと使える時があるかもしれません。能動的に利用する場合はレベル4モンスターである《BM-4 ボム・スパイダー》を併用するとよいでしょう。このカードに尖らせるならばコイントス効果をサポートする永続罠カード《銃砲撃》も利用するとよいでしょう。


《マシンナーズ・カノン》

《マシンナーズ・カノン》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星8 / 地属性 / 機械族 / 攻0 / 守2200

このカードは通常召喚できない。
このカード以外の手札の機械族モンスターを任意の枚数墓地へ送った場合に特殊召喚できる。
①:このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために墓地へ送ったモンスターの数×800アップする。

よく見るデッキ:【マシンナーズ】とか

手軽に特殊召喚できるレベル8モンスターで、リンク・エクシーズ召喚と使用用途は多岐にわたります。それ以外にも永続魔法カード《機甲部隊の防衛圏》の効果をこれと手札コストで発動できますね。【マシンナーズ】では上位互換が存在するため影が薄いですが、他の機械族モンスターを多めに採用する場合は手札コストを選ばないこのカードが生きます。


レベル9モンスターカード

《巨大戦艦 ブラスターキャノン・コア》

《巨大戦艦 ブラスターキャノン・コア》

【 効果モンスター 】
星 9 / 地 / 機械族 / 攻2500 / 守3000

このカード名の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。このカードにカウンターを3つ置く。
③:このカードは戦闘では破壊されない。
④:このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動する。このカードのカウンターを1つ取り除く。取り除けない場合このカードを破壊する。

よく見るデッキ:【巨大戦艦】【ダイソン・スフィア】

簡単な条件で特殊召喚できるこのカードはそのままアタッカーとしても転用できます。「地属性・機械族」というステータスでもあるため様々なデッキで活躍できるでしょう。


《アークジェット・ライトクラフター》

《アークジェット・ライトクラフター》

【 効果モンスター 】
星 9 / 光 / 機械族 / 攻0 / 守2100

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のレベル8以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは9になり、効果は無効化される。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は機械族XモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

よく見るデッキ:【ダイソン・スフィア】

召喚するだけでランク9の機械族エクシーズモンスターを場に出せます。該当するカードには《No.9 天蓋星ダイソン・スフィア》《幻子力空母エンタープラズニル》《無限起動アースシェイカー》が存在し、これ1枚からでも巻き返しを十分に狙えます。場にいる間は重い召喚制限がかかるため早々にエクシーズ召喚・リリースを行いましょう。


《ディープ・スペース・クルーザー・ナイン》

《ディープ・スペース・クルーザー・ナイン》

【 効果モンスター 】
星 9 / 光 / 機械族 / 攻900 / 守900

このカードは手札からこのカード以外の機械族モンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。

よく見るデッキ:【ダイソン・スフィア】

手札を1枚捨てて特殊召喚できる、という効果には先程まで上げたように《銀河戦士》《マシンナーズ・カノン》がありますが、このカードを生かすとするなら光属性であることやレベル9であることを意識する必要があります。リンクモンスターである《星神器デミウルギア》をリンク召喚するためのレベル5以上のモンスターのうちの1体としても扱えるでしょう。


《マシンナーズ・メタルクランチ》

《マシンナーズ・メタルクランチ》

【 効果モンスター 】
星 9 / 地 / 機械族 / 攻2800 / 守0

このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに表側表示のカードが存在しない場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:このカードの①の方法で召喚したこのカードの元々の攻撃力は1800になる。
③:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから機械族・地属性モンスター3体を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。そのモンスター1体を自分の手札に加え、残りのモンスターはデッキに戻す。

よく見るデッキ:【マシンナーズ】

様々なカードでおなじみの3枚チラ見せサーチ効果ですが、場に出すのにはやや特殊な挙動が求められます。①の効果でリリースを軽減できるとは言えその条件も結構きつめ。「地属性・機械族」のレベル8モンスターから《トランスターン》で特殊召喚したり、墓地へ送って蘇生したりしましょう。


レベル10モンスターカード

《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》

《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星10 / 闇属性 / 機械族 / 攻4000 / 守2800

このカードは通常召喚できない。
EXデッキから「サイバー・エンド・ドラゴン」1体を除外した場合のみ特殊召喚できる。
①:「Sin」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
③:フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合にこのカードは破壊される。

よく見るデッキ:【Sin】【列車】 

場にフィールド魔法が発動している限り、EXデッキに《サイバー・エンド・ドラゴン》を忍ばせておけば手札からポンと特殊召喚できます。こちらが用意できない時も相手のフィールド魔法を利用できるため場に出せる機会はそこまで少なくはありません。いざという時は超高火力アタッカーとして活躍してくれるでしょう。


《弾丸特急バレット・ライナー》

《弾丸特急バレット・ライナー》

【 効果モンスター 】
星 10 / 地 / 機械族 / 攻3000 / 守0

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが機械族・地属性モンスターのみの場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードの攻撃宣言の際に、自分はこのカード以外の自分フィールドのカード2枚を墓地へ送らなければならない。
③:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに、「弾丸特急バレット・ライナー」以外の自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

よく見るデッキ:【列車】【マシンナーズ】

「地属性・機械族」モンスターを多く採用しているのならこのカードの採用も考えられるでしょう。ランク10を作らずともリンク召喚に使える他、展開後も③の効果で手札リソースを回復できます。


エクストラデッキのモンスターカード

《重装機甲 パンツァードラゴン》

《重装機甲 パンツァードラゴン》

【 融合モンスター 】
星 5 / / 機械族 / 攻1000 / 守2600

機械族モンスター+ドラゴン族モンスター
このカードが破壊され墓地へ送られた場合、フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。

よく見るデッキ:いろいろ

《簡易融合》から特殊召喚できるレベル5融合モンスターとしても名高いですね。素出ししてそのまま破壊してもフィールドのカードを1枚破壊できますが、やはり《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《セイクリッド・プレアデス》辺りを狙うのがまるいでしょう。


《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》

《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》

【 融合モンスター 】
星 10 / 闇 / 機械族 / 攻0 / 守0

「サイバー・ドラゴン」モンスター+EXモンスターゾーンのモンスター1体以上
自分・相手フィールドの上記カードを墓地へ送った場合のみ、EXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。

このカードは融合素材にできない。
①:このカードの元々の攻撃力は、このカードの融合素材としたモンスターの数×1200になる。

よく見るデッキ:【サイバー・ドラゴン】とか

デッキの中に「サイバー・ドラゴン」モンスターが存在するならば、EXモンスターゾーンの相手モンスターを巻き添えにできるこのカードも採用圏内に入ります。勿論こちらが【サイバー・ドラゴン】を扱う上でもこのカードの存在は無視できません。


《超重剣聖ムサ-C》

《超重剣聖ムサ-C》

【 シンクロモンスター 】
星 5 / 地 / 機械族 / 攻300 / 守2300

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
①:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。自分の墓地に魔法・罠が存在する場合、このターン自分はそのモンスター及びその同名モンスターを召喚・特殊召喚できない。
②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。

よく見るデッキ:【超重】【ブンボーグ】

シンクロ召喚時に墓地の機械族を回収できますが、このカードがレベル5であることを生かして《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》のエクシーズ素材にしても良いでしょう。


《ギアギガント X》

《ギアギガント X》

【 エクシーズモンスター 】
ランク4 / 地属性 / 機械族 / 攻2300 / 守1500

機械族レベル4モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。自分のデッキ・墓地からレベル4以下の機械族モンスター1体を選んで手札に加える。
②:表側表示のこのカードがフィールドから離れた時、自分の墓地のレベル3以下の「ギアギア」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

よく見るデッキ:【ギアギア】【ガジェット】とか

レベル4機械族を採用するのでしたらこのカードは外せません。入れておけば間違いない、というレベルで序盤中盤と役に立つでしょう。「地属性・機械族」であることや攻撃力がそこそこ高いのもあってオールラウンダーな活躍を見せてくれます。


《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》

《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》

【 エクシーズモンスター 】
星 5 / 光 / 機械族 / 攻2100 / 守1600

機械族レベル5モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「サイバー・ドラゴン」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「サイバー・ドラゴン」1体を除外して発動できる。このカードの攻撃力はターン終了時まで2100アップする。この効果は相手ターンでも発動できる。
③:このカードが相手の効果で墓地へ送られた場合に発動できる。EXデッキから機械族の融合モンスター1体を特殊召喚する。

《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》

【 エクシーズモンスター 】
ランク6 / 光属性 / 機械族 / 攻2100 / 守1600

機械族・光属性レベル6モンスター×3
「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」は1ターンに1度、自分フィールドの「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×200アップする。
②:1ターンに1度、フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
③:1ターンに1度、カードの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。

よく見るデッキ:【サイバー・ドラゴン】とか

機械族デッキでレベル5モンスターを投入しているのであれば入れない理由はありません。それくらいに《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》の制圧効果は強烈で、このカードを使えること自体が機械族の強みにもなっています。エクシーズ素材のレベル5モンスターでは《銀河戦士》がある程度汎用的に使えて便利です。


《機関重連アンガー・ナックル》

《機関重連アンガー・ナックル》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 地 / 機械族 / 攻1500 /

機械族モンスター2体
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。このカードはリンク素材にできない。
①:自分・相手のメインフェイズに、自分の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、自分の墓地の機械族・レベル10モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを特殊召喚する。

【LINK-2:右/下】

よく見るデッキ:【列車】

①の効果による蘇生でランク10のエクシーズ素材やリンク素材を調達できるほか、墓地へ送られても②の効果で蘇生できます。これによってフィールドのモンスターをコストとするカードも使いやすくなるでしょう。②の効果でカードを墓地へ送る際に《臨時ダイヤ》《緊急ダイヤ》といったカードの効果も発動できますね。


《クリフォート・ゲニウス》

《クリフォート・ゲニウス》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 地 / 機械族 / 攻1800 /

機械族モンスター2体
①:リンク召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカード以外のリンクモンスターが発動した効果も受けない。
②:1ターンに1度、このカード以外の、自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動できる。そのカード2枚の効果をターン終了時まで無効にする。
③:このカードのリンク先にモンスター2体が同時に特殊召喚された時に発動できる。デッキからレベル5以上の機械族モンスター1体を手札に加える。

【LINK-2:左下/右下】

よく見るデッキ:【クリフォート】とか

主に③の効果を目当てに採用されます。モンスターを2体以上同時に特殊召喚する方法はペンデュラム召喚以外に《緊急ダイヤ》《機械複製術》が候補に挙がるでしょう。②の効果は相手の盤面にちょっかい出すのに使えますが、自身の効果でデメリット効果を発動しているモンスターを能動的に運用する使い方もできます。


《幻獣機アウローラドン》

《幻獣機アウローラドン》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 風 / 機械族 / 攻2100 /

機械族モンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。このターン、自分はリンク召喚できない。
②:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。

【LINK-3:左/下/右下】

よく見るデッキ:【幻獣機】とか

主に使うことになるのはモンスターを2体リリースして発動する効果でしょう。《幻獣機オライオン》とは互いに支え合える関係にあり、他のカードを絡めたシンクロ召喚やアドバンス召喚をサポートしてくれます。リリースするモンスターは《幻獣機トークン》でなくても構わないため幅広い使い方ができますね。


《プラチナ・ガジェット》

《プラチナ・ガジェット》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 機械族 / 攻1600 /

機械族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:自分メインフェイズに発動できる。手札からレベル4以下の機械族モンスター1体をこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。デッキからレベル4の「ガジェット」モンスター1体を特殊召喚する。

【LINK-2:左下/右下】

よく見るデッキ:【ガジェット】とか

このカード自体をリンク素材にできないのが展開の足を引っ張りますが、それを補って余りあるのが①の特殊召喚効果。アドバンス召喚のリリースや何かのコストにする、能動的に破壊して②の効果を発動させる使い方も見えてくるでしょう。また、②の効果は《スクラップ・ワイバーン》と絡めることで《スクラップ・リサイクラー》や「ガジェット」モンスターを展開できます。


魔法カード

《アイアンコール》

《アイアンコール》

【 通常魔法 】

①:自分フィールドに機械族モンスターが存在する場合、自分の墓地のレベル4以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。その機械族モンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。

よく見るデッキ:いろいろ

機械族の下級モンスターを蘇生できるカードで、効果こそ使えませんが《ギアギガント X》や《プラチナ・ガジェット》といったモンスターを呼び出す手助けになります。エンドフェイズに自壊する特徴を生かすと破壊時の効果も能動的に発動できます。


《アイアンドロー》

《アイアンドロー》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドのモンスターが機械族の効果モンスター2体のみの場合に発動できる。自分はデッキから2枚ドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は1回しかモンスターを特殊召喚できない。

よく見るデッキ:【???】

機械族限定の《強欲な壺》ですが、発動後に1回しか特殊召喚できなくなるデメリットが課せられます。展開の最後に発動するか、あまり展開しないタイプのデッキで採用できるでしょう。私はその昔【列車】で使っていました。


《エマージェンシー・サイバー》

《エマージェンシー・サイバー》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスターまたは通常召喚できない機械族・光属性モンスター1体を手札に加える。
②:相手によってこのカードの発動が無効になり、墓地へ送られた場合、手札を1枚捨てて発動できる。墓地のこのカードを手札に加える。

よく見るデッキ:【サイバー・ドラゴン】【超時空戦闘機】

汎用性の高い《サイバー・ドラゴン・ネクステア》を始めとした様々な「光属性・機械族」モンスターをサーチできます。その中でも《サイバー・エルタニン》はレベル10モンスターとして活躍が見込めるかもしれません。このカードでサーチできるモンスターについてはwikiにまとめられています。


《オーバーロード・フュージョン》

《オーバーロード・フュージョン》

【 通常魔法 】

①:自分のフィールド・墓地から、機械族・闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

よく見るデッキ:【サイバー・ドラゴン】【サイバー・ダーク】【古代の機械】

《リミッター解除》に並ぶ機械族デッキの切り札とも呼べるカードです。融合召喚先で汎用的なものは《キメラテック・ランページ・ドラゴン》くらいしかありませんが、デッキ内に採用するカードによっては別の融合モンスターも選択肢に入ります。


《機械複製術》

《機械複製術》

【 通常魔法 】

①:自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスター1体を対象として発動できる。デッキからその表側表示モンスターの同名モンスターを2体まで特殊召喚する。

よく見るデッキ:いろいろ

低攻撃力モンスターを大量展開することで《プラチナ・ガジェット》等の有用なモンスターを呼び出すことができます。機械族デッキの展開の基盤をモンスター1枚とこのカードで作れるため、該当するステータスのモンスターカードがあるなら積極的に採用しても良いでしょう。


《緊急ダイヤ》

《緊急ダイヤ》

【 速攻魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合に発動できる。機械族・地属性の、レベル4以下のモンスター1体とレベル5以上のモンスター1体をデッキから効果を無効にして守備表示で特殊召喚する。このカードを発動するターン、自分は機械族モンスターでしか攻撃宣言できない。
②:フィールドにセットされたこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから機械族・レベル10モンスター1体を手札に加える。

よく見るデッキ:【列車】【古代の機械】【マシンナーズ】【カラクリ】

性質上先行1ターン目ではなかなか使えませんが、デッキからモンスター2体をリクルートできるのは強力無比の一言に尽きます。相手ターンに発動できる速攻魔法であることも嬉しく、仮に発動できず墓地へ送られてもサーチ効果が発動できますね。


《ブレイク・ドロー》

《ブレイク・ドロー》

【 装備魔法 】

機械族モンスターにのみ装備可能。装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分のデッキからカードを1枚ドローする。このカードは発動後3回目の自分のエンドフェイズ時に破壊される。

よく見るデッキ:【???】

そのまま高攻撃力のモンスターに装備しても構いませんが、《古代の機械巨人-アルティメット・パウンド》《キメラテック・ランページ・ドラゴン》のように連続攻撃が可能なモンスターに装備することでアドバンテージを稼げます。機械族は装備魔法とはあまり接点はありませんが、罠カード《アームズ・コール》で不意打ち的に装備しても良いでしょう。


《リミッター解除》

《リミッター解除》

【 速攻魔法 】

①:自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力は、ターン終了時まで倍になる。この効果が適用されているモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。

よく見るデッキ:いろいろ

昔から機械族デッキの切り札といえばこれだと言われています。現在では見る機会も減りましたが、機械族デッキならばこのカードの存在を忘れてはいけません。火力が倍になるということは軽視されがちですが、遊戯王はモンスターの数と攻撃力がものを言う世界です。


罠カード

《サイコ・ショックウェーブ》

《サイコ・ショックウェーブ》

【 通常罠 】

相手が罠カードを発動した時に発動する事ができる。手札の魔法または罠カード1枚を捨て、自分のデッキからレベル6の闇属性・機械族モンスター1体を特殊召喚する。

よく見るデッキ:【???】

対象がなかなか狭いカードですが、このカードの存在から特殊召喚できるカードも存在します。とは言っても相手の罠カードの発動が条件になっていることから最近では発動自体が難しい時もあるかもしれません。汎用的な《無限泡影》辺りが狙い眼になるでしょうか。このカードで特殊召喚可能なモンスターはwikiにまとめられています。


《サイバー・サモン・ブラスター》

《サイバー・サモン・ブラスター》

【 永続罠 】

①:このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、機械族モンスターが特殊召喚に成功する度に発動する。相手に300ダメージを与える。

よく見るデッキ:【???】

一発あたりのダメージ量は大きくありませんが、それでもターン制限なし、重複有りでバーンを放てるこの効果は現代では貴重なものになりつつあります。最近では《幻獣機アウローラドン》の登場もあってコンボはより長く続けられるようになりました。


《掃射特攻》

《掃射特攻》

【 永続罠 】

①:1ターンに1度、自分フィールドの機械族XモンスターのX素材を任意の数だけ取り除き、その数だけフィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを破壊する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの機械族Xモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、自分の墓地からこのカードと機械族Xモンスター1体を除外して発動できる。除外したモンスターのランク×200ダメージを相手に与える。

よく見るデッキ:【列車】【ギミック・パペット】

エクシーズ素材を破壊へ転じることができる永続罠で、素材の余りやすい【列車】【ギミック・パペット】では破壊効果を存分に活用でき、墓地へ送っておけば高ランクエクシーズモンスターの破壊をためらわせることもできますね。《CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア》といった高ランクエクシーズモンスターが輝くカードでもあります。


《マーシャリング・フィールド》

《マーシャリング・フィールド》

【 永続罠 】

①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
②:1ターンに1度、5~9までの任意のレベルを宣言して発動できる。自分フィールドの全てのレベル5以上の機械族モンスターは宣言したレベルになる。
③:自分フィールドの機械族Xモンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。
④:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。自分のデッキ・墓地から「RUM-アージェント・カオス・フォース」1枚を選んで手札に加える。

よく見るデッキ:【ギミック・パペット】

上級・最上級の機械族モンスターでエクシーズ召喚を行う際に役立つカードです。《RUM-アージェント・カオス・フォース》を手札に加える効果もあることから高ランクエクシーズモンスターとの相性も良くなります。


まとめ

機械族デッキは歴史が長いのもあって昔から様々なカードが刷られてきました。カテゴリ内のシナジーが強いものもあればそれ単体で独立しているものもあり、デッキ構築の際はそういった要素も考えながら他のカードを考えていきますが、ここまでたくさんのカードが刷られていると何を選べばいいか分からなくなるものです。

人気があるということはこれからも多くのカードが刷られることは内定しているということもあり、関連カードに関する知識は時間が経つごとに増えていく一方。そういったものをひとまとめにしておくことは価値のあることだと思い、こういった記事を書いています。もし役に立ったのであれば幸いです。


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すっごい今更ですけど
ギアギアングラーはデッキからのサーチなのになんでサルベージなんて書いてるんですか?

<< 超機械族 さん ご指摘ありがとうございます。該当の箇所を修正しました。 書いてる最中にどこかで勘違いしちゃったのだと思います……すいませんでした。

2件のコメント

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