破壊呼びし絶望【機皇】デッキ紹介

遊戯王

はじめに

「デュエリストパック-冥闇のデュエリスト編-」で強化されることになったテーマ「機皇」はアニメ「遊戯王5D’s」でアポリアが使用していたことで有名です。主に「機皇神」「機皇帝」モンスターによるシンクロモンスターをメタる効果が特徴的で登場人物たちを苦しめました。

そんな「機皇」がわかりやすく形になったのは2011年2月のこと。その前後にて雑誌付録等でカードの種類は増え、デッキを組めるようにはなっていましたが、時代が進むにつれてシンクロモンスターを狙ってメタる効果は狙いづらくなっていきました。しかし、第9期以降は様々な召喚法が少しずつ使われていくようになります。今回の強化で「機皇」は安定性と爆発力を獲得し、今後の現代遊戯王でシンクロ召喚をメインに扱うデッキに対して天敵の如く振舞えるようになるでしょう。

レベルが低いものもいますが、巨大なモンスターで豪快にビートダウンが行える【機皇】はまさに機械族デッキと呼ぶに相応しいデッキです。超攻撃力を叩きつけて相手に絶望を見せてやりましょう。


デッキコンセプト紹介

【機皇】は機械族モンスターによるビートダウンデッキです。「破壊」に関連する効果を持つモンスターが多く、また、アタッカーの攻撃力が高くなるのも特徴です。
デッキ内のテーマは「機皇神」「機皇帝」「機皇兵」と分かれています。最終的には「機皇神」で勝負を決めるのを目標にしながら、「機皇帝」で盤面を有利に撮ったり「機皇兵」で展開をしていきます。

まずはフィニッシャーとなる「機皇神」モンスターについての紹介です。
その中でも、以下の2種類は場に出すことができれば超高火力を叩き出せます。

《機皇帝マシニクル∞》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星12 / 光属性 / 機械族 / 攻4000 / 守4000

このカードは通常召喚できない。
手札から「機皇」モンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
②:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
③:自分スタンバイフェイズに、自身の効果で装備している自分のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

《機皇神龍トリスケリア》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星10 / 闇属性 / 機械族 / 攻3000 / 守 0

このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から「機皇」モンスター3種類を1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、このカードの攻撃宣言時に発動できる。相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
③:Sモンスターを装備したこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。

機皇帝マシニクル∞》は手札の「機皇」モンスターを3体墓地へ、《機皇神龍トリスケリア》は墓地の「機皇」モンスターを3種類除外して手札から特殊召喚できます。前者は素の打点が4000と高い点、後者は素の打点が3000を容易に超えられることと連続攻撃が見込める点からフィニッシャーに適しており、最終的にはこのどちらかで勝負をつけに行きます。場に出しやすいのは《機皇神龍トリスケリア》ですが、もう一方の《機皇神マシニクル∞》は罠カード《根絶の機皇神》の登場で特殊召喚しやすくなり、以前より格段に場に出しやすくなっています(これについてはカテゴリ関連カード紹介の欄で解説します)。

とはいえ、いきなり「機皇神」を場に出しても、大体の場合、相手の盤面はなかなか捲れません。運よく《機皇神龍トリスケリア》で相手のエクストラデッキのシンクロモンスターを装備して3連撃できたなら話は変わってきますが(それくらトリスケリアが強いということでもあるんですが)、うまく事が運ばなかった場合のことも考えておく必要があります。

最終的に「機皇神」で戦うとして、それまでの盤面はどうしのぎましょうか。ここで活躍するのが「機皇帝」モンスターです。その中でも以下の2体は相手の動きに干渉できるため、フィールド・手札に揃えて妨害体制を整えておきたいところ。

《機皇帝ワイゼル∞》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星1 / 闇属性 / 機械族 / 攻2500 / 守2500

このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
③:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
④:1ターンに1度、相手が魔法カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星1 / 闇属性 / 機械族 / 攻2500 / 守2500

このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手ターンに、自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは攻撃できない。
③:フィールドのカードを破壊する効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。

機皇帝ワイゼル∞》の魔法無効効果は相手に対する牽制になり、このカードへの除去を集中させるきっかけを作れます。《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》は手札から攻撃阻止&破壊無効を行えるため、奇襲的・計画的に相手の行動を縛ることができるでしょう。

また、《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》は場の「機皇」モンスターを墓地へ送って特殊召喚しますが、他の「機皇帝」モンスターは自分の場のカードが破壊された時に手札から特殊召喚できます。「機皇神」モンスター程の高火力はなかなか叩き出せませんが、安定してエース級の攻撃力を有していることからデュエル開始から中盤にかけてのビートダウンを支えてくれるでしょう。

そうなれば、デュエルの序盤にやることは「機皇帝」モンスターの展開です。これには「機皇兵」「機皇枢」モンスターが役に立ちます。特に《機皇枢インフィニティ・コア》は初動の要となる《機皇創出》含めた「機皇」魔法・罠カードのサーチができることからなるべく早いうちから効果を使っていきたいところです。
他にも《機皇兵廠オブリガード》は自身を破壊することでデッキから「機皇兵」モンスター2体を特殊召喚でき、下級の機械族モンスターをサーチできる《ギアギガント X》のエクシーズ召喚や、手札の下級の機械族モンスターを特殊召喚できる《プラチナ・ガジェット》のリンク召喚ができます。

《機皇枢インフィニティ・コア》

【 効果モンスター 】
星1 / 闇属性 / 機械族 / 攻0 / 守0

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「機皇」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
③:このカードが効果で破壊された場合に発動できる。同じ属性のモンスターが自分フィールドに存在しない「機皇帝」モンスター1体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃宣言できない。

《機皇創出》

【 永続魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「機皇」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:手札を1枚捨て、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
③:自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカード以外のフィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

《機皇兵廠オブリガード》

【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 機械族 / 攻1200 / 守1800

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを破壊し、デッキから「機皇兵廠オブリガード」以外の「機皇兵」モンスター2体を守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。このターンのエンドフェイズに、自分フィールドの「機皇」モンスターの数×100ダメージを相手に与える。

ここまでに紹介した動きを補足付きでまとめると、【機皇】は以下のように展開していきます。

  • 序盤は《機皇枢インフィニティ・コア》《機皇創出》《機皇兵廠オブリガード》で必要なカードを集め、こちらの手札・フィールドの盤面を整えて「機皇帝」モンスターの展開を目指す。
  • 「機皇帝」モンスターで相手の行動をいなしながら相手のリソースを削っていく。場合によってこの時期はかなり短いかもしれない。
  • 準備ができたら《機皇帝マシニクル∞》《機皇神龍トリスケリア》で盤面の優位を取り、そのままビートダウンする。罠カード《根絶の機皇神》がこれにとても役立つ。

カテゴリ関連カード紹介

便宜上、ここではモンスターカードは「機皇兵」と「機皇枢」、「機皇帝」、「機皇神」と分けて紹介します。

「機皇兵」「機皇枢」モンスターカード

《機皇枢インフィニティ・コア》

《機皇枢インフィニティ・コア》

【 効果モンスター 】
星1 / 闇属性 / 機械族 / 攻0 / 守0

このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「機皇」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
③:このカードが効果で破壊された場合に発動できる。同じ属性のモンスターが自分フィールドに存在しない「機皇帝」モンスター1体を手札・デッキから召喚条件を無視して特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃宣言できない。

デッキの起点となるカードで、手札を安定させる①の効果にはゲーム中ずっとお世話になることと思います。戦闘破壊されない効果は召喚後サンドバッグにされる可能性があるとも言えますが、代わりに③の効果は発動しやすくなるでしょう。能動的に破壊する効果を持つ《機皇創出》《機限爆弾》等を用いることで、デッキから制圧能力のある《機皇帝ワイゼル∞》や序盤で攻撃力4000を叩き出す《機皇帝グランエル∞》を容易に展開できます。


《機皇兵廠オブリガード》

《機皇兵廠オブリガード》

【 効果モンスター 】
星4 / 光属性 / 機械族 / 攻1200 / 守1800

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを破壊し、デッキから「機皇兵廠オブリガード」以外の「機皇兵」モンスター2体を守備表示で特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。このターンのエンドフェイズに、自分フィールドの「機皇」モンスターの数×100ダメージを相手に与える。

①の効果で展開できる「機皇兵」モンスターはどれもレベル4モンスターであることから《ギアギガント X》のエクシーズ召喚が狙えます。また、機械族モンスターを2体同時に特殊召喚できることからリンクモンスター《クリフォート・ゲニウス》とも好相性。1枚から2枚になれる効果のため、魔法カード《機皇帝の賜与》の発動条件である”「機皇」モンスター2体”の条件も容易に満たせますね。デッキ構築の際はフィールド魔法《機動要塞フォルテッシモ》で特殊召喚できるところも覚えておきましょう。


《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵グランエル・アイン》《機皇兵スキエル・アイン》

《機皇兵ワイゼル・アイン》

【 効果モンスター 】
星4 / 闇属性 / 機械族 / 攻1800 / 守0

①:このカードの攻撃力は、このカード以外の「機皇」モンスターの数×100アップする。
②:1ターンに1度、このカード以外の「機皇」モンスターが守備表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。その戦闘でその自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。

《機皇兵グランエル・アイン》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 機械族 / 攻1600 / 守1200

このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。このカードが召喚に成功した時、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする事ができる。

《機皇兵スキエル・アイン》

【 効果モンスター 】
星 4 / 風 / 機械族 / 攻1200 / 守1000

このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキから「機皇兵」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

《機皇兵廠オブリガード》で特殊召喚できる「機皇兵」モンスターはどれもアタッカーとしての効果を持っています。その中でも一際目立つのが《機皇兵ワイゼル・アイン》の守備貫通付与効果でしょう。通常のビートダウンを行う時や《機皇神マシニクル∞》といった高攻撃力モンスターがこれ以上なく輝くきっかけを作れます。

他のモンスターは能動的にアドに繋がりにくい効果ですが、《機皇兵スキエル・アイン》は戦闘破壊時にデッキから「機皇兵」モンスターをリクルートできます。一時的に相手の攻勢をいなしたい場合や《戦線復帰》等で壁を作る際に用いたいところ。


「機皇帝」モンスターカード

《機皇帝ワイゼル∞》

《機皇帝ワイゼル∞》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星1 / 闇属性 / 機械族 / 攻2500 / 守2500

このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
③:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
④:1ターンに1度、相手が魔法カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

作中に出てきた3体の「機皇帝」の中でも相手の動きに干渉できるのはこれだけです。相手のシンクロモンスターをコピーする効果は強力ですが、これは使えればラッキー程度に考えておきましょう。他の「機皇帝」と並べて盤面を安定させておきたいところですが、③の効果で他のモンスターが攻撃宣言できなくなってしまう点には注意が必要です。


《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》

《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星1 / 闇属性 / 機械族 / 攻2500 / 守2500

このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手ターンに、自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは攻撃できない。
③:フィールドのカードを破壊する効果が発動した時、このカードをリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。

他の「機皇帝」と違う印象を受けるのはこのカードが手札誘発的な動きをすることが理由でしょう。場の「機皇」を墓地へ送って特殊召喚する際に相手モンスターの攻撃を封じられる他、フィールドのカードを破壊する効果を無効にすることで予想外の破壊を防ぐこともできます。レベル1のため《ワンチャン!?》に対応していること、機皇帝の名を関していることから《機皇城》でサーチができること、《ギアギガント X》でサーチができること……これらを生かして手札に1枚持っておきたい防御札です。


《機皇帝グランエル∞》

《機皇帝グランエル∞》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星1 / 地属性 / 機械族 / 攻0 / 守0

このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
③:この攻撃力・守備力は自分LPの半分アップし、攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
④:自身の効果で装備したモンスター1体を対象として発動できる。それを守備表示で特殊召喚する。

《機皇帝ワイゼル∞》《機皇帝スキエル∞》と違うのは他のモンスターの攻撃宣言に関するデメリットがないこと。そして、デュエル序盤では③の効果により破格の攻撃力4000で君臨させることができます。戦闘・効果破壊を防げる《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》と組み合わせれば相手の攻勢を受け止めてくれる壁になってくれること間違いありません。


《機皇帝スキエル∞》

《機皇帝スキエル∞》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星1 / 風属性 / 機械族 / 攻2200 / 守2200

このカードは通常召喚できず、自身の効果でのみ特殊召喚できる。
①:自分フィールドの表側表示モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。手札のこのカードを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
③:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップし、他の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
④:自身が装備している自分のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。このターンこのカードは直接攻撃できる。

他の「機皇帝」と比べるとどうしても見劣りしてしまいますが、直接攻撃できるという強みは持っています。狙って活躍させるのは難しいですが、その分相手の意識外から攻撃することも可能です。


「機皇神」モンスターカード

《機皇神マシニクル∞》

《機皇神マシニクル∞》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星12 / 光属性 / 機械族 / 攻4000 / 守4000

このカードは通常召喚できない。
手札から「機皇」モンスター3体を墓地へ送った場合のみ特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、相手フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。その相手Sモンスターをこのカードに装備する。
②:この攻撃力は自身の効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
③:自分スタンバイフェイズに、自身の効果で装備している自分のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。

特殊召喚時に手札の「機皇」モンスター3体を要求してきますが、罠カード《根絶の機皇神》で手札回復ができるようになったため随分と出しやすくなりました。素の打点が4000と機皇の中で最も高く、相手のシンクロモンスターを吸収する効果も健在です。


《機皇神龍トリスケリア》

《機皇神龍トリスケリア》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星10 / 闇属性 / 機械族 / 攻3000 / 守0

このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から「機皇」モンスター3種類を1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、このカードの攻撃宣言時に発動できる。相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
③:Sモンスターを装備したこのカードは1度のバトルフェイズ中に3回までモンスターに攻撃できる。

このデッキの新たなフィニッシャーとなるカードです。墓地の「機皇」モンスター3種類を除外、という緩い条件で特殊召喚できる割にはあっという間にゲームエンドをもたらすポテンシャルを秘めています。シンクロ召喚をメインとするデッキ相手で強いのはもちろん、シンクロ召喚をメインとしない相手でも《虹光の宣告者》《PSYフレームロード・Ω》といったカードを期待できるでしょう。③の効果の条件は自分のシンクロモンスターでも満たせるため《アームズ・エイド》で能動的に3連撃を決めることもできます。


《機皇神龍アステリスク》

《機皇神龍アステリスク》

【 特殊召喚・効果モンスター 】
星10 / 闇属性 / 機械族 / 攻0 / 守0

このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「機皇」モンスターが3体以上の場合に特殊召喚できる。
①:このカードが特殊召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールドの「機皇」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。その自分の「機皇」モンスターを墓地へ送る。このカードの攻撃力は、この効果で墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
②:Sモンスターが特殊召喚される度に発動する。そのモンスターを特殊召喚したプレイヤーに1000ダメージを与える。

全体的な火力は変わりませんが、散らばっている火力をこのカードに集中させることで相手の高攻撃力モンスターをダブルスコアで超えられる力を秘めています。リリースするモンスターには展開が容易な「機皇兵」や打点の高い「機皇帝」モンスターが便利です。ただ特殊召喚してリンク・エクシーズ素材にも使えますし、相手のデッキによっては場に置いておくだけで②の効果が牽制となってくれるでしょう。


「機皇」関連魔法・罠カード

《機皇創出》

《機皇創出》

【 永続魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、デッキから「機皇」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:手札を1枚捨て、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
③:自分フィールドの表側表示の「機皇」モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカード以外のフィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

このデッキの安定性がぐっと高まったきっかけのカードです。発動時のサーチが強いのはもちろん、②の効果で能動的に自分のモンスターを破壊できるようになりました。そして③の効果で自分の《機皇城》を破壊して「機皇帝」モンスターのサーチもできるようになり、今まで不安定気味だった初動が大きく改善されます。


《機皇帝の賜与》

《機皇帝の賜与》

【 通常魔法 】

フィールド上に表側表示で存在するモンスターが「機皇」と名のついたモンスター2体のみの場合に発動する事ができる。自分のデッキからカードを2枚ドローする。このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。

使える状況は限られますが、先行1ターン目で手札補充する分にはかなり役に立つ1枚です。同様のカードには《アイアンドロー》がありますが、こちらは使用後も自由に特殊召喚できること・《機皇枢インフィニティ・コア》でサーチが利くこと、《再機動》で墓地から回収できることが強みになるでしょう。条件を満たすには《機皇兵廠オブリガード》が役に立ちます。


《機皇城》

《機皇城》

【 フィールド魔法 】

①:自分フィールドの「機皇帝」モンスターはSモンスターの効果の対象にならない。
②:フィールドのこのカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。デッキから「機皇帝」モンスター1体を手札に加える。

基本的には自分で破壊して能動的にサーチ効果を発動させることになります。《機皇創出》の③の効果で何かのついでに破壊できるためこのカードの運用もかなり楽になりました。フィールド魔法はもう一つ《機動要塞フォルテッシモ》がありますが、こちらは《機皇枢インフィニティ・コア》でサーチが可能な点で使いやすさが一段上がっています。


《機動要塞フォルテッシモ》

《機動要塞フォルテッシモ》

【 フィールド魔法 】

1ターンに1度、自分の手札から「機皇兵」と名のついたモンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。

カード名に「機皇」がないためサーチこそなかなかできませんが、手札から「機皇兵」モンスター、特に《機皇兵廠オブリガード》を特殊召喚できることから召喚権を使わない展開の起点になります。手札に来てしまった《機皇兵ワイゼル・アイン》等を並べて《ギアギガント X》を作ることもできるでしょう。


《再機動》

《再機動》

【 通常魔法 】

自分の手札から「機皇」と名のついたモンスター1体をデッキに戻して発動する。自分の墓地に存在する「機皇」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える。

こちらもサーチこそできませんが、墓地の「機皇」カードを再利用できることから永続魔法《機皇創出》や罠カード《根絶の機皇神》といったアドバンテージを稼げるカードと併用することでデッキの回転率を上げられます。デッキに戻すモンスターは《機皇兵ワイゼル・アイン》といったものが筆頭になります。


《根絶の機皇神》

《根絶の機皇神》

【 通常罠 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の「機皇」モンスター3体を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。そのモンスターを手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は機械族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分フィールドに「機皇神」モンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。相手フィールドのSモンスター1体を選んで破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

①の効果はゲームエンド級のアドバンテージをもたらします。召喚条件を無視して特殊召喚する効果は《機皇神龍アステリスク》の特殊召喚を助ける以外にも《機皇帝グランエル∞》といった高火力モンスターを並べてフィニッシュする道筋を作ってくれます。手札に加える効果は《機皇神マシニクル∞》の特殊召喚条件を補助してくれるほか、《機皇枢インフィニティ・コア》《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》といったカードの再利用を狙うこともできます。


《機限爆弾》

《機限爆弾》

【 通常罠 】

自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスター1体と、相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。選択したカードを破壊する。

サーチこそできませんが、フィールドに存在する《機皇枢インフィニティ・コア》と相性が良くなります。このカードで相手のカードを破壊しながら《機皇帝ワイゼル∞》や《機皇帝グランエル∞》を展開することで相手の攻勢を止められるはずです。勿論、手札の「機皇帝」や《機皇創出》の効果を誘発することもできます。


《カオス・インフィニティ》

《カオス・インフィニティ》

【 通常罠 】

①:フィールドの守備表示モンスターを全て表側攻撃表示にする。その後、自分のデッキ・墓地から「機皇」モンスター1体を選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズに破壊される。

サーチができない罠カードである代わりに強力な効果が付与されています。とは言っても場に守備表示モンスターがいないと使えない、といった短所は忘れてはいけません。相手が守勢に徹したのを無理やりダメージを狙いに行ったり、こちら側の裏側守備表示モンスターをリバースさせて効果を発動させたりできます。


ここまでのおさらい

新しい【機皇】を見てきましたがどうでしたでしょうか。個人的にはかなり安定して機皇帝でぶん殴れるようになった印象です。ZEXAL以前のアニメテーマは現代のカードと比べて効果が控えめになってしまったため、全体的にアップグレードして使いやすくしてくれるのは大変うれしいことですね。

ではここで、今までのポイントをおさらいすると以下のようになります。

  • 【機皇】は機械族モンスターによるビートダウンデッキ。相手のシンクロモンスターを装備する効果が特徴。
  • 相手の動きを《機皇帝ワイゼル∞》《機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション》で妨害しながら「機皇帝」モンスターで押し切っていく。
  • ・条件が整ったら「機皇神」モンスターを特殊召喚! 圧倒的な火力で勝負を決めろ!

新しいカード《機皇創出》《機皇枢インフィニティ・コア》《機皇兵廠オブリガード》がかなり優秀なため、正直言ってお試しレシピではカテゴリカードのほかに汎用的なものはほとんど入れていません。それくらいポテンシャルの上がったデッキでもあるので、他のものと組み合わせて尖らせる、ちょっと昔のカードを使ってみる、といった様々な楽しみ方ができますよ。


カテゴリ外関連カード

《クリフォート・ゲニウス》

《クリフォート・ゲニウス》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 地 / 機械族 / 攻1800 /

機械族モンスター2体
①:リンク召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカード以外のリンクモンスターが発動した効果も受けない。
②:1ターンに1度、このカード以外の、自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動できる。そのカード2枚の効果をターン終了時まで無効にする。
③:このカードのリンク先にモンスター2体が同時に特殊召喚された時に発動できる。デッキからレベル5以上の機械族モンスター1体を手札に加える。


【LINK-2:左下/右下】

機械族リンクモンスターで《プラチナ・ガジェット》が有用なのはもはや言うまでもありませんが、今回の【機皇】で特筆すべきはこの《クリフォート・ゲニウス》でしょう。この②の効果の条件を《機皇兵廠オブリガード》で満たすことができ、デッキから《機皇神龍トリスケリア》をサーチしてあっという間に攻勢をかけられます。また、他のモンスターで攻撃宣言できなくなる《機皇帝ワイゼル∞》《機皇帝スキエル∞》のデメリット効果を①の効果で一時的に無効にできる点も輝きますね。


お試しデッキレシピ

メインデッキ
2 機皇神龍トリスケリア
1 機皇神龍アステリスク
1 機皇神マシニクル∞
1 機皇帝グランエル∞
1 機皇帝ワイゼル∞
1 機皇帝ワイゼル∞-S・アブソープション
1 機皇帝スキエル∞
3 機皇兵廠オブリガード
1 機皇兵ワイゼル・アイン
2 機皇兵グランエル・アイン
2 機皇兵スキエル・アイン
3 機皇枢インフィニティ・コア
3 灰流うらら
3 機皇創出
1 機皇帝の賜与
1 機皇城
1 機動要塞フォルテッシモ
1 再機動
2 ワン・フォー・ワン
1 アイアンコール
1 死者蘇生
1 テラ・フォーミング
3 根絶の機皇神
1 機限爆弾
1 カオス・インフィニティ

エクストラデッキ
2 ギアギガント X
1 No.27 弩級戦艦ドレッド・ノイド
1 超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
1 No.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ
1 超巨大空中宮殿ガンガリディア
1 超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ
1 プラチナ・ガジェット
1 クリフォート・ゲニウス


まとめ

アニメでは5種類のモンスターが合体して「機皇帝」になる、という登場の仕方をしていた機皇帝モンスターはOCG化の際に使用が大きく変更されました。本来の姿はアニメファンたちが有志で行っている「遊戯王ボストーナメント」といった企画動画で見ることができますが、OCGのこちらはこちらでかなり安定して相手を叩けるデッキに仕上がっています。

「デュエリストパック-冥闇のデュエリスト編-」に次いで発売される「COLLECTION PACK 2020」ではアポリアが使っていた《ハイレート・ドロー》もOCG化が決まりました。今回のお試しデッキレシピでは採用していませんが、あれはあれで《機皇枢インフィニティ・コア》といったカードと噛み合います。アポリア感もあって大変いい感じです。

過去キャラの使用デッキ強化は最近多いですが、個人的には《機動要塞フォルテッシモ》といった昔のカードが輝きだすこの感覚がたまりません。懐かしさも交えながらいろいろ試してみてくださいね!


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