【全30種】恐竜族デッキのお役立ちサポートカード紹介

デッキ構築&プレイングサポート

目次

はじめに:恐竜さんたちが大暴れザウルス!

恐竜族デッキは2020年の今でこそ【恐竜竜星真竜皇】といったデッキのせいで強い印象があります。しかし、遊戯王を本当に長く続けている人にとってはこの流れはごく最近のものだとお分かりいただけるでしょう。実はこの種族、登場から長い間……それこそ約17年に渡って伸び悩み続けてきた種族でもあるのです。初代遊戯王のダイナソー竜崎、遊戯王GXのティラノ剣山といった個性的な面子が使っていたカード群でありながら、恐竜族はずっと薄暗いトンネルの中を走り続けていました。

光が差したのは、2016年10月に発売された第9期レギュラーパック「レイジング・テンペスト」。これに収録された1枚のカード《幻創のミセラサウルス》が恐竜族強化の最初の咆哮でした。4カ月後の2017年2月に発売された「ストラクチャーデッキR -恐獣の鼓動-」に収録された《究極伝導恐獣》《魂喰いオヴィラプター》《プチラノドン》《ロストワールド》等の新規収録カードによって恐竜族はこれまでの借りを返すがごとくの超進化を成し遂げます。

ストラク以降も《ジャイアント・レックス》《究極進化薬》《オーバーテクス・ゴアトルス》《珠玉獣-アルゴザウルス》と強化を貰い、それと並行してアニメ「遊戯王VRAINS」では【ダイナレスラー】という恐竜族テーマも登場しました。そうして、汎用的な効果を持つ《ダイナレスラー・パンクラトプス》の本家本元として冒頭で述べた大会環境へ進出していくわけです。
まさに世は大恐竜時代。この記事を読んで強大なパワーをものにしましょう!


サポートカード紹介

レベル1モンスターカード

《珠玉獣-アルゴザウルス》

《珠玉獣-アルゴザウルス》

【 効果モンスター 】
星 1 / 光 / 恐竜族 / 攻0 / 守0

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「珠玉獣-アルゴザウルス」以外の恐竜族モンスター1体を選んで破壊する。
その後、元々のレベルがその破壊されたモンスターと同じとなる爬虫類族・海竜族・鳥獣族モンスター1体または「進化薬」魔法カード1枚をデッキから手札に加える。

2020年12月現在、おそらく最も最近行われた恐竜族の超強化はこのカードによって実現しました。手札・フィールドの恐竜族モンスターを破壊できることから、効果で破壊された場合にデッキから恐竜族を特殊召喚できる《ベビケラサウルス》《プチラノドン》とかなりの好相性。魔法カード《究極進化薬》での大型モンスターの特殊召喚を強力にバックアップします。《リンクリボー》《セキュア・ガードナー》をEXデッキに入れておくことで、このカード1枚からレベル7以上の恐竜族モンスターを特殊召喚できるのは覚えておきたいですね。

レベル1であることから《ワン・フォー・ワン》に対応していることはもちろん、《幻創のミセラサウルス》1枚でデッキから特殊召喚できるのが最高の一言に尽きます。恐竜族と爬虫類族の混合テーマ【エヴォル】で活用するのも良いでしょう。


《ジュラック・アウロ》

《ジュラック・アウロ》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 炎 / 恐竜族 / 攻200 / 守200

①:このカードをリリースし、「ジュラック・アウロ」以外の自分の墓地のレベル4以下の「ジュラック」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

専ら《幻創のミセラサウルス》1枚から呼び出せるチューナーモンスターとして使われがちですが、縁の下の力持ちとして忘れないようにしておきたいカードです。勿論ながら【ジュラック】では墓地のモンスター蘇生効果を存分に生かすことができますね。《真炎の爆発》での蘇生に対応する「炎属性・守備力200」のステータスを持っているのもポイントです。


レベル2モンスターカード

《ベビケラサウルス》/《プチラノドン》

《ベビケラサウルス》

【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 恐竜族 / 攻500 / 守500

①:このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。

《プチラノドン》

【 効果モンスター 】
星 2 / 地 / 恐竜族 / 攻500 / 守500

①:このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

先述の《珠玉獣-アルゴザウルス》や後述の《魂喰いオヴィラプター》、そしてフィールド魔法《ロストワールド》等でブチ割って悪いことをするためのカードです。どちらもステータスは同じですが、デッキから特殊召喚できるモンスターの対象範囲が異なるほか、《プチラノドン》は特殊召喚したモンスターがこのターン攻撃できないデメリットを持っています。

2020年4月1日施行のマスタールールにより、「効果の発動前に、発動する場所に存在しなくなったカードの効果は(例え強制効果であっても)発動しない(wikiより引用)」というルール変更が行われたため、フィールドに存在するこれらのカードを《魂喰いオヴィラプター》で破壊して蘇生しても、これらの効果を発動することはできません。第9期~第10期で恐竜を使ってて久しぶりに使う、という人は注意してくださいね。


《ダイナレスラー・コエロフィシラット》

《ダイナレスラー・コエロフィシラット》

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 地 / 恐竜族 / 攻100 / 守800

このカード名の①の方法による特殊召喚はデュエル中に1度しかできない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードをリンク召喚の素材とする場合、「ダイナレスラー」モンスターのリンク召喚にしか使用できない。

デュエル中に一度しか特殊召喚できませんが、どうしても初動を安定させたい場合に優秀な特殊召喚効果持ちのチューナーモンスターとして活躍することでしょう。しかし、自身の効果で特殊召喚した場合にリンク素材の制限が付くことから《水晶機巧-ハリファイバー》になれないことには注意が必要です。リンク召喚以外のシンクロ召喚、大型モンスターを呼び出すためのリリース源として活用すると良いでしょう。言うまでもありませんが、汎用的な効果を持つ《ダイナレスラー・パンクラトプス》とは相性抜群です。


レベル3モンスターカード

《俊足のギラザウルス》

《俊足のギラザウルス》

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 恐竜族 / 攻1400 / 守400

①:このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードの①の方法で特殊召喚に成功した場合に発動する。相手は自身の墓地のモンスター1体を選んで特殊召喚できる。

容易に手札から特殊召喚できるモンスターですが、特殊召喚の際に相手の墓地のモンスターを蘇生させてしまうデメリットどう向き合うかが重要です。一番良いのは先行1ターン目に使うことですがこればかりは運が絡みますね。特殊召喚後はレベル3であることを生かして《彼岸の黒天使 ケルビーニ》をリンク召喚したり、上級モンスターのリリース源や《魂食いオヴィラプター》の蘇生効果の破壊材料にしてもいいでしょう。


《カーボネドン》

《カーボネドン》

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 恐竜族 / 攻800 / 守600

「カーボネドン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが炎属性モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。このカードの攻撃力は、そのダメージ計算時のみ1000アップする。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札・デッキからレベル7以下のドラゴン族の通常モンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する。

墓地効果でレベル7以下の「ドラゴン族」通常モンスターをデッキから特殊召喚効果を持っていますが、恐竜族は何かと除外に関する効果を持っているためこの場で紹介させていただきます。

墓地効果でチューナーモンスターを特殊召喚することで《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚できます。特殊召喚した通常モンスターに破壊効果を用いてフィールド魔法《ロストワールド》の破壊代用効果も狙えますね。《レスキューラビット》《メガロスマッシャーX》等を用いた通常モンスター軸であれば採用できるでしょう。


レベル4モンスターカード

《魂喰いオヴィラプター》

《魂喰いオヴィラプター》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 恐竜族 / 攻1800 / 守500

「魂喰いオヴィラプター」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

場に出た時に恐竜族をサーチor墓地送りする①の効果、フィールドの《ベビケラサウルス》《プチラノドン》等を破壊して墓地の恐竜族を何でも蘇生してしまう②の効果がどちらも強力で、2020年12月現在文句なしの制限カードになっています。宗教的な理由がない限りはデッキに入れましょう。

サーチ先のモンスターに何を選ぶかは盤面によります。手札誘発&墓地除外でデッキから恐竜族を展開できる《幻創のミセラサウルス》、相手のモンスターを1体除去できる《怒炎壊獣ドゴラン》、墓地の恐竜族を2体除外して特殊召喚できる最強のエース《究極伝導恐獣》などが筆頭でしょうか。このカード自体も《ベビケラサウルス》《プチラノドン》《化石調査》等のカードでデッキから引っ張ってこられます。


《幻創のミセラサウルス》

《幻創のミセラサウルス》

【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 恐竜族 / 攻1800 / 守1000

「幻創のミセラサウルス」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。
②:自分の墓地からこのカードを含む恐竜族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。除外したモンスターの数と同じレベルの恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

積めるだけ積みたいカードです。①の効果で恐竜族モンスターにあらゆる相手の効果への耐性を付けられるのも十分頭おかしいのですが、②の効果による墓地除外からのデッキリクルートは恐竜族デッキの圧倒的な展開力を支える一因にもなっています。また、除外と相性の良い《ジャイアント・レックス》や《ディノインフィニティ》といったカードを生かす上でもこのカードの存在は重要となるでしょう。

②の効果で特殊召喚するモンスターとしては、更なるアドを稼げるレベル1モンスター《珠玉獣-アルゴザウルス》、チューナーとして優秀なレベル1モンスター《ジュラック・アウロ》といったカードがあります。レベル2の《ベビケラサウルス》《プチラノドン》を呼んで他のカードで破壊しても良いでしょう。中盤以降はレベル4モンスターのデッキリクルートも十分狙えます。


《ジャイアント・レックス》

《ジャイアント・レックス》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 恐竜族 / 攻2000 / 守1200

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは直接攻撃できない。
②:このカードが除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、除外されている自分の恐竜族モンスターの数×200アップする。

除外された場合に特殊召喚できる恐竜族で、リンク召喚の素材になったりランク4エクシーズモンスター《エヴォルカイザー・ラギア》《エヴォルカイザー・ドルカ》の素材になったりします。除外を用いたギミックとは言うまでもなく相性抜群で、《幻創のミセラサウルス》の墓地効果で除外して特殊召喚したり、《究極伝導恐獣》の特殊召喚時に除外して駄目押しをの展開をしたりできます。必須とは言いませんが、デッキにあると便利なカードです。


《メガロスマッシャーX》

《メガロスマッシャーX》

【 通常モンスター 】
星 4 / 水 / 恐竜族 / 攻2000 / 守0

太古の大海原に突如として現れた恐竜型バイオノイド。自慢の消音装甲で獲物の背後に忍び寄り、音もなく喰らいつくが、捕食モードになると体が発光する仕様なのでよく逃げられてしまう。

恐竜族デッキにおいて「通常モンスター」に分類されるものはフィールド魔法《ロストワールド》によって別の役目を与えられたといってよいでしょう。勿論《予想GUY》《レスキューラビット》といった通常モンスターサポートカードで展開することもできます。特にこの《メガロスマッシャーX》はレベル4のため《エヴォルカイザー・ラギア》等のランク4エクシーズモンスターを呼び出すのにピッタリです。攻撃力が2000あるのも魅力的。


《奇跡のジュラシック・エッグ》

《奇跡のジュラシック・エッグ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 恐竜族 / 攻0 / 守2000

①:フィールドの表側表示のこのカードは除外できない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、恐竜族モンスターが自分の墓地へ送られる度に、このカードにカウンターを2つ置く。
③:このカードをリリースして発動できる。このカードに置かれていたカウンターの数以下のレベルを持つ恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。

恐竜族が強化された現代だと他のリクルート手段もありますが、それでも《幻創のミセラサウルス》等のカードでカウンターを溜めて③の特殊召喚効果を生かすのは方法として十分にありです。このカード自体を特殊召喚するのは少々大変ですが、カウンターを溜める効果をうまく活用できれば《ベビケラサウルス》《プチラノドン》等の下級モンスターを用意できます。


《キラーザウルス》

《キラーザウルス》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 恐竜族 / 攻1800 / 守1100

このカードを手札から墓地に捨てる。デッキから「ジュラシックワールド」1枚を手札に加える。

単体としてのステータスはアタッカーとしてまぁまぁで、手札から捨てることでフィールド魔法《ジュラシックワールド》をデッキから手札に加えられます。あちらの効果で一応恐竜族モンスターの攻撃力・守備力を300上げることはできますが、現代においてはむしろ「手札からアド損なしで容易に墓地へ送ることができる恐竜族モンスター」として評価するべきでしょうか。


レベル7モンスターカード

《オーバーテクス・ゴアトルス》

《オーバーテクス・ゴアトルス》

【 効果モンスター 】
星 7 / 闇 / 恐竜族 / 攻2700 / 守2100

このカードは通常召喚できない。除外されている自分の恐竜族モンスター5体をデッキに戻した場合のみ特殊召喚できる。このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。自分の手札・フィールドの恐竜族モンスター1体を選んで破壊し、その発動を無効にし破壊する。
②:このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「進化薬」魔法カード1枚を手札に加える。

効果で墓地へ送られた場合に発動する②の効果で魔法カード《究極進化薬》をデッキから手札へ加えるのが主な仕事ですが、あちらの効果で特殊召喚する最上級恐竜族モンスターとしても優秀な制圧効果を持っています。中盤以降は除外されている恐竜族を戻しながら特殊召喚できるため、《幻創のミセラサウルス》の墓地効果を再度活用する下準備も整えられます。


《ダイナレスラー・パンクラトプス》

《ダイナレスラー・パンクラトプス》

【 効果モンスター 】
星 7 / 地 / 恐竜族 / 攻2600 / 守0

このカード名の、①の方法に特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果は相手ターンでも発動できる。

2020年1月の改定で制限カードとなっているこちらは恐竜族を代表する汎用モンスターです。特殊召喚条件の緩さと自己完結した破壊効果がしっかり噛み合っているためどのデッキに入れても活躍できるポテンシャルを秘めています。

恐竜族的に言えば、このカードは《魂喰いオヴィラプター》でサーチできたり《プチラノドン》《究極進化薬》によってデッキから特殊召喚できます。また、同じカテゴリである「ダイナレスラー」モンスターを採用するのであればターンを跨いだフリーチェーン破壊効果で制圧盤面を築けるでしょう。その場合は《ワールド・ダイナ・レスリング》を墓地へ送ることができる《おろかな副葬》を採用することで柔軟な対応ができます。


レベル8モンスターカード

《超古代恐獣》

《超古代恐獣》

【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 恐竜族 / 攻2700 / 守1400

このカードは恐竜族モンスター1体をリリースして表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在し、自分の墓地から恐竜族モンスターが特殊召喚された時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

昔から恐竜族を支えていたカードの1枚で、墓地から恐竜族が蘇生するたびにドローを行えます。これにターン制限はないため、墓地蘇生に特化した構築にすることで何枚ものカードをドローできるでしょう。このような仕事ができるカードは他の種族にはなかなか見られません。


レベル10モンスターカード

《究極伝導恐獣》

《究極伝導恐獣》

【 効果モンスター 】
星 10 / 光 / 恐竜族 / 攻3500 / 守3200

このカードは通常召喚できない。自分の墓地の恐竜族モンスター2体を除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
②:このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
③:このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。相手に1000ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。

新時代の幕開けザウルス!

①の制圧効果、②の全体攻撃効果、③の墓地送り&バーン効果が全て噛み合ったとんでもない化け物です。現代の恐竜族のフィニッシャーに相応しいカードでしょう。このカードについて語るべきポイントはいくつもありますが、特筆すべきはこれが「墓地の恐竜族2体を除外」という非常に緩い条件で特殊召喚できてしまう点です。

また、①のセット効果発動時に自分の手札・フィールドの恐竜族をついでで「破壊」しますが、これは勿論《ベビケラサウルス》《プチラノドン》《ロストワールド》の効果を発動させるトリガーとなり、相手ターン中に《ダイナレスラー・パンクラトプス》等の恐竜族モンスターを展開可能です。正直、効果破壊に関する耐性がない、以外に弱いところは全くありません。


エクストラデッキのモンスターカード

《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》

《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》

【 シンクロモンスター 】
星 8 / 地 / 恐竜族 / 攻3000 / 守0

恐竜族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
③:1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
④:このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドのカード1枚を破壊できる。

恐竜族のシンクロモンスターは「ジュラック」で3体いましたが、そのどれもが汎用性は今一つという感じでした。そのままずっとシンクロを与えられなかった恨みが爆発したのか、このモンスターには4つのとんでもない効果が与えられています。

③の効果も普通に強いのですが、ここで特筆しておきたいのが④の効果。後述の全体破壊効果を持つ《ジュラック・インパクト》の発動条件をこのカードで満たしながら、かつ破壊されず、相手フィールドががら空きになったところへ3000ダメージを叩き込むことができてしまうのです。勿論、場に《ベビケラサウルス》等を出して牽制することもできます。


《エヴォルカイザー・ラギア》/《エヴォルカイザー・ドルカ》

《エヴォルカイザー・ラギア》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 炎 / ドラゴン族 / 攻2400 / 守2000

恐竜族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動する。魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・特殊召喚のどれか1つを無効にし破壊する。

《エヴォルカイザー・ドルカ》

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 炎 / ドラゴン族 / 攻2300 / 守1700

恐竜族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。

恐竜族デッキのランク4と言えばこいつら、というぐらいの知名度を誇る彼らは強力な制圧効果で相手の展開に蓋をしてくれます。《神の宣告》のような無効効果を持つ《エヴォルカイザー・ラギア》、モンスター効果の発動を2回まで止められる《エヴォルカイザー・ドルカ》のどちらを選ぶかは盤面次第です。どちらも《レスキューラビット》1枚から特殊召喚できますし、《魂喰いオヴィラプター》のサーチからコンボを繋げて場に出しても良いでしょう。

ただし、彼らが「ドラゴン族」であることには少し注意が必要です。しかしこれは後述の《究極進化薬》の墓地コストとしても活躍できることも意味します。


魔法カード

《化石調査》

《化石調査》

【 通常魔法 】

①:デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える

2020年1月から3枚積めるようになりました。宗教的理由でもない限りは積みましょう。恐竜族デッキはまず、このカードをフル投入してからデッキ構築を考えます。


《究極進化薬》

《究極進化薬》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の手札・墓地から、恐竜族モンスターと恐竜族以外のモンスターを1体ずつ除外して発動できる。手札・デッキからレベル7以上の恐竜族モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

強力な効果の数々を持つ最上級恐竜族モンスターをこのカードでお手軽に手札・デッキから特殊召喚できてしまいます。このカード自体も《珠玉獣-アルゴザウルス》《オーバーテクス・ゴアトルス》の効果で手札に加えやすく、現代であれば《増殖するG》等の汎用手札誘発カードと併せることで発動条件を満たすことは容易です。


《時空超越》

《時空超越》

【 通常魔法 】

①:自分の墓地から恐竜族モンスターを2体以上除外して発動できる。除外したモンスターのレベルの合計と同じレベルを持つ恐竜族モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。

墓地の恐竜族2体を除外し、そのレベルの合計値となるレベルを持つ恐竜族モンスターを手札・墓地から展開します。このカード自体がサーチできないこと、デッキに対応していないこと等が《究極進化薬》と比べると見劣りしてしまいますが、墓地からの蘇生ができること、レベルの合計さえ一致していればレベル6以下の恐竜族モンスターも特殊召喚できる、という部分で差別化しましょう。

2020年12月現在、公式Q&Aの裁定では「除外する恐竜族にエクシーズモンスターは指定できない」とされており、同じ「レベルを持たないモンスター」であるリンクモンスターでも同様だと考えられます。そのためこのカードでレベル1恐竜族モンスターを蘇生することはおそらく不可能です。


《ロストワールド》

《ロストワールド》

【 フィールド魔法 】

①:恐竜族以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
②:1ターンに1度、恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。相手フィールドに「ジュラエッグトークン」(恐竜族・地・星1・攻/守0)1体を守備表示で特殊召喚する。
③:相手フィールドにトークンがある限り、相手はトークン以外のフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
④:1ターンに1度、フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにその数だけ自分の手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊できる。

④の効果で、フィールドの通常モンスターが破壊される場合に手札・デッキの恐竜族モンスターを代わりに破壊できるため、これでデッキ内の《ベビケラサウルス》《プチラノドン》を破壊して恐竜族モンスターを展開していくのが《ロストワールド》軸【恐竜族】の基本的な動き方になります。問題はどうやって通常モンスターを破壊するかです。

《魂喰いオヴィラプター》はレベル4以下の恐竜族モンスターであれば相手フィールド上のモンスターも破壊できてしまうため、召喚時にこのカードの②の効果を発動してトークンを生成することで④の効果の起動条件を満たせます。《珠玉獣-アルゴザウルス》で手札の《メガロスマッシャーX》等を破壊しても良いでしょう。


罠カード

《化石発掘》

《化石発掘》

【 永続罠 】

①:手札を1枚捨て、自分の墓地の恐竜族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。その恐竜族モンスターを特殊召喚する。
②:このカードの①の効果で特殊召喚されたモンスターは、このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り効果が無効化され、このカードがフィールドから離れた時に破壊される。そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

そのまま使えば恐竜族限定の《リビングデッドの呼び声》の下位互換です。デッキ内の恐竜族っぽさを出すためだけに採用しても良いのですが、あえて採用意義を強調するとなれば、相手の魔法・罠カード破壊にチェーンして《ベビケラサウルス》《プチラノドン》等の効果を発動できる点が挙げられます。コストとして墓地へ送った恐竜族モンスターも蘇生できるため手札の恐竜族モンスターも特殊召喚できます。


《生存競争》

《生存競争》

【 通常罠 】

①:自分フィールドの恐竜族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。このカードを攻撃力1000アップの装備カード扱いとして、その自分の恐竜族モンスターに装備する。
②:このカードの効果でこのカードを装備したモンスターが攻撃で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。装備モンスターは相手モンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。

攻撃力アップ系のカードでは破格の1000アップで、罠カードであることもあってコンバットトリックとして非常に優秀な仕事をします。自分のターンでも戦闘破壊時に追加攻撃を得られる②の効果が大変嬉しいですね。このカードは素引きするしかないですが、うまく揃えば相手が不用意に攻撃表示で立たせたモンスターを叩いて重いダメージを与えられるでしょう。


《狩猟本能》

《狩猟本能》

【 通常罠 】

相手フィールド上にモンスターが特殊召喚された時に発動する事ができる。手札から恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。

相手フィールド上のモンスターの特殊召喚がトリガーとなるため、こちら側で《ロストワールド》のトークン生成効果等を使うことで能動的に発動できます。ただ、相手ターンで発動することを考えても、わざわざ相手ターンに罠1枚使って手札から特殊召喚したい恐竜族がいるかと言われたら厳しい部分があります。着地時に強力な効果を発動する新規恐竜族モンスターが現れたらこのカードも見直されるかもしれません。


《ジュラック・インパクト》/《ジュラシック・インパクト》

《ジュラック・インパクト》

【 通常罠 】

自分フィールド上に攻撃力2500以上の恐竜族モンスターが存在する場合に発動できる。フィールド上のカードを全て破壊する。

《ジュラシック・インパクト》

【 通常罠 】

①:自分フィールドに恐竜族モンスターが2体以上存在し、自分のLPが相手より少ない場合に発動できる。フィールドのモンスターを全て破壊し、自分は破壊したモンスターの数×1000ダメージを受ける。その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。このカードの発動後、次のターンの終了時までお互いはモンスターを召喚・特殊召喚できない。

モチーフが同じでカード名・効果が似ているこの2枚ですが、発動条件や発動後に受けるデメリットの有無などに差異が見られます。モンスターを準備できれば扱いやすいのは《ジュラック・インパクト》の方で、発動のしやすさから扱いやすいのは《ジュラシック・インパクト》となります。また、相手ターンに発動したいのが《ジュラック・インパクト》で、自分ターンに発動したいのが《ジュラシック・インパクト》でしょうか。

《ジュラック・インパクト》の発動条件を満たす「攻撃力2500以上の恐竜族モンスター」はこちらで確認できます(遊戯王OCG公式データベース)。その中でも、前述の通り《ダイナレスラー・ギガ・スピノサバット》とは相性が最高です。


《生存境界》

《生存境界》

【 通常罠 】

①:フィールドの通常モンスターを全て破壊し、破壊した数までデッキからレベル4以下の恐竜族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
②:墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの恐竜族モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

自分・相手問わず通常モンスターをすべて破壊し、その数を参照してデッキから下級恐竜族モンスターを特殊召喚するため、相手にトークンを送り付ける《ロストワールド》等と相性が抜群です。勿論《メガロスマッシャーX》を軸とした通常モンスターメインのデッキでも切り札として活躍します。②の効果で《ベビケラサウルス》《プチラノドン》等も破壊できてしまうため、《ロストワールド》軸の【恐竜族】に《おろかな副葬》と一緒に入れる選択肢もアリです。


まとめ:これからも恐竜さんたちと行くドン!

恐竜族が一時期大暴れしてから《魂喰いオヴィラプター》が制限カードになり、それ以降【恐竜族】自体が環境に姿を見せることは少なくなっています。他のデッキの台頭もあって常に王者に輝けるわけではありませんが、2020年12月現在の大会環境に爪痕を残せるポテンシャルがあることは疑いようのない事実です。

その一方、恐竜族は魅力的なカテゴリに溢れた種族でもあります。冒頭でも述べた【ダイナレスラー】は記憶に新しいことでしょう。それ以外にもデュエルターミナル世界を盛り上げた【ジュラック】、爬虫類族とのタッグを組んだ「進化」デッキである【エヴォル】、癖は強いものの爆発力に長けた【ウォーター・ドラゴン】等、まだまだ開拓できる範囲は残されています。

そういったデッキを組む際、またこのページを見て頂けるのでしたらこれほど嬉しいことはありません。新しいデッキビルドは不安でしょうが、心配は要りません。恐竜のDNAがあなたのデュエリストとしての力を底上げしてくれることでしょう!

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