【使うだけで】1枚が2枚になる魔法カード集【アドがとれる】

デッキ構築&プレイングサポート
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はじめに:アドバンテージの概念をこわせ

カードゲームは全て、手札のカードを元に様々な戦略を練って相手プレイヤーと戦うものです。もしかしたら「手札の枚数は可能性の数」という言葉も聞いたことがあるかもしれません。強いデッキを相手にしている時に「相手の手札が減っていない」と思ったことは、カードゲーマーなら一度は経験していることでしょう。
自分の手札は減っているのに、相手の手札は減っていない……そのような現象が起きている理由として「アドバンテージ」意識の差があります。それが顕著に表れるのはデッキ構築の時。特定のカードを盤面に出す際、必要となる初動カードが2枚の時と1枚の時では、実際にデッキを動かしてみた際の手札の減り方も変わってくるものです。

そして、遊戯王においては大体のカードが「1枚のカードを使って1枚のカードを動かす」効果になっています。例えば、この《成金ゴブリン》の場合ですが――

《成金ゴブリン》

【 通常魔法 】

①:自分はデッキから1枚ドローする。その後、相手は1000LP回復する。

ご覧の通り、《成金ゴブリン》1枚でデッキのカード1枚を手札に加えます。このカードを使うことで手札枚数に変化はありません。《テラ・フォーミング》《アームズ・ホール》といったサーチカードの多くは、このように「1枚が1枚になる」カードとなっています。
しかし、遊戯王の広大なカードプールを漁ってみると、その流れに反する「1枚が2枚になる」カードというものが存在するようです。使うだけで手札が1枚増える……そんな夢のようなカードがあるものなんですね。では実際に見てみましょう、どれどれ……

《強欲な壺》

【 通常魔法 】(禁止カード)

デッキからカードを2枚ドローする。

いやこれ禁止カードじゃないかーい!

……それはさておき、実際に《強欲な壺》は無条件で手札枚数を1枚増やすことができる効果を持っています。こんなカードが制限復帰しようものなら誰もがデッキに入れるでしょう。「1枚が2枚になる」ということは、それほどに有利な状況を与えてくれるのです。

では、そういった「手札が増える」カードの中で、今も使えるものは何があるのでしょうか?
そんな爆アドなカード群をこれから実際に見ていきましょう!


【サーチ】

ここで紹介するカードは、デッキから特定のカードをサーチする効果を持つカードたち。必要な物がデッキの中に眠っていれば「使うだけで1アド取れる」カードになります。

《儀式の下準備》

《儀式の下準備》

【 通常魔法 】

「儀式の下準備」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから儀式魔法カード1枚を選び、さらにその儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。そのカード2枚を手札に加える。

儀式召喚を行うデッキの中で、テキストに儀式先のモンスターを記した儀式魔法カードを扱うものなら、このカードはデッキの中に自然と入っていることでしょう。最近の儀式召喚が墓地儀式やデッキ儀式まで手を出し始めているとは言え、多くの儀式デッキでは何かと手札消費が激しいため、こういったカードの存在は大変ありがたいことです。


《魔玩具補綴》

《魔玩具補綴》

【 通常魔法 】

「魔玩具補綴」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「融合」1枚と「エッジインプ」モンスター1体を手札に加える。

主に【デストーイ】で見ることになるカードですが、《エッジインプ・シザー》《エッジインプ・チェーン》のようなデッキのコンボパーツを引き込む時にも使われます。増えた手札をコストにしたり、「デストーイ」以外の融合モンスターを融合召喚することもあるでしょう。


《二量合成》

《二量合成》

【 通常魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「化合電界」1枚を手札に加える。
●デッキから「完全燃焼」1枚と「化合獣」モンスター1体を手札に加える。
②:墓地のこのカードを除外し、もう1度召喚された状態のデュアルモンスターを含む自分フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。ターン終了時まで、対象のモンスター1体の攻撃力を0にし、その元々の攻撃力分もう1体の攻撃力をアップする。

デュアルモンスターを使用するデッキでは是非とも採用したいフィールド魔法《化合電界》をサーチできるカードですが、もう一つの効果で、「化合獣」モンスター1体とそのカテゴリサポート罠カードである《完全燃焼》の2枚を手札に加えることができます。


【条件付き・サーチ】

ここで紹介するカードは、デッキからサーチをする効果を持つカードの中で1アド以上を取れるもの、かつ「アドを得るために特定の条件を必要とする」ものになっています。

《閃刀起動-エンゲージ》:自分の墓地に魔法カード3枚以上

《閃刀起動-エンゲージ》

【 通常魔法 】

①:自分のメインモンスターゾーンにモンスターが存在しない場合に発動できる。デッキから「閃刀起動-エンゲージ」以外の「閃刀」カード1枚を手札に加える。その後、自分の墓地に魔法カードが3枚以上存在する場合、自分はデッキから1枚ドローできる。

かつて環境の最前線で活躍した実績もあるこのカードは、墓地に魔法カードが3枚以上ある状態で使用することで手札枚数を1枚増やすことができます。サーチできる「閃刀」カードの中にはリンク召喚を大きく助ける《閃刀機-ホーネットビット》があり、一部「閃刀」カードと一緒に他のデッキへ出張させる様子が多く見られました。


《儀式の準備》:自分の墓地に儀式魔法カード1枚以上

《儀式の準備》

【 通常魔法 】

①:デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。

儀式召喚のお供に……と言いたいところですが、《サイバー・エンジェル-弁天-》等の儀式モンスター1体のみをサーチする目的でも使われることがあるカードです。レベル7以下の儀式召喚を扱うデッキであれば無条件でフル採用できるでしょう。


《エレキカンシャ》:自分フィールドに雷族モンスター2体以上

《エレキカンシャ》

【 通常魔法 】

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの雷族モンスターの種類の数まで、デッキから「エレキカンシャ」以外の「エレキ」カードを手札に加える(同名カードは1枚まで)。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。手札から「エレキ」モンスターを可能な限り特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

雷族モンスターかつ「エレキ」カードをデッキに入れていることが条件ですが、状況によってはデッキから「エレキ」カードを大量にサーチできるとんでもないカードです。使用後のデメリットがないため、今後雷族の汎用性が上がる度に注目されるカードとなりそうです。


【条件付き・サルベージ】

ここで紹介するカードは、デッキからのサーチに加えて墓地からのサルベージ、または特定のカード2枚を墓地・除外からサルベージするカードたちです。ある程度展開した後や、デュエル中盤以降で手札を回復してくれます。
また、使う前に下準備が必要なことからある程度汎用性の高いカードを選んでいるため、《急速充電器》等は含まれていません。

《悪夢再び》

《悪夢再び》

【 通常魔法 】

①:自分の墓地の守備力0の闇属性モンスター2体を対象として発動できる。その闇属性モンスターを手札に加える。

闇属性の守備力0というと条件が厳しそうですが、該当するカードはこちら(遊戯王wiki)の通りめっちゃくちゃ多いです。そのため、該当するモンスターがある程度デッキに入っているならばこのカードによるアドバンテージの回復も見込めるでしょう。


《サルベージ》

《サルベージ》

【 通常魔法 】

①:自分の墓地の攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を対象として発動できる。その水属性モンスターを手札に加える。

水属性モンスターを扱うデッキならば、デッキ構築の段階でこのカードのことを一度考えるべきでしょう。手札から特殊召喚、召喚時に効果発動、といったモンスターを回収することで、展開を更に伸ばすことができます。


《バッテリーリサイクル》

《バッテリーリサイクル》

【 通常魔法 】

自分の墓地に存在する攻撃力1500以下の雷族モンスター2体を手札に加える。

攻撃力1500以下の雷族はまだ数こそ多くありませんが、新規カードが出る度にこのカードの価値もぐっと上がっていきます。2枚回収が弱いわけがないことは上記の《悪夢再び》《サルベージ》が証明していますね。


《サイコパス》

《サイコパス》

【 通常魔法 】

①:800LPを払い、除外されている自分のサイキック族モンスターを2体まで対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

除外されているサイキック族モンスター2体を手札に回収できますが、現状うまみがあるカードは「PSYフレーム」くらいでしょうか。このカードも、今後の新規カードによって評価が上がりそうな1枚です。


《闇の量産工場》

《闇の量産工場》

【 通常魔法 】

①:自分の墓地の通常モンスター2体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

墓地の通常モンスター2体を手札に戻すことができます。ペンデュラムモンスターも回収することができるため、手札融合・エクシーズ素材等で墓地へ送られてしまったものを再び利用可能にする役割も担えます。


《融合回収》

《融合回収》

【 通常魔法 】

①:自分の墓地の、「融合」1枚と融合召喚に使用した融合素材モンスター1体を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

いわゆる【正規融合】のデッキで活躍するサポートカードです。《融合》を利用した融合召喚は手札消費が激しくなるため、そこで失われたハンド・アドバンテージを回復することができるこのカードはありがたいですね。


おわりに:まだ見ぬ爆アドを求めて

デッキ構築の際に逃れることができない「手札消費」についての問題は、個々のカードパワーを高めることやコンボパーツの無駄をなくしていくこと、優れたドロー・サルベージ能力を持つカードを利用することで解決できます。手札を回復させるカードは特定のカテゴリサポートで存在することもありますが、そういったものがなかった、都合で採用できない場合は今記事で取り上げたようなカードを検討してみてください。

それでは、管理人はこれから《サルベージ》で水属性モンスターを墓地から引き上げてきます。
また次の記事でお会いしましょう! 他にも「こんなカードあるよ」というのがあったら教えてください! ではでは!


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