デッキ構築&プレイングサポート

はじめに:コンボパーツは、プラモデルの部品みたいなもの

遊戯王で自分だけのデッキを組もうとした時、何のカードを入れたら良いか分からなくなったり、どの動きが強いか分からなくなったりすることがあるかと思います。筆者も遊戯王に復帰してから随分と経ちますが、デッキを組むときに抱く「何のカードを採用して、どんなコンボを使うか」という悩みは今でも消えません。

そんなときに助けてくれるのが、いわゆる「定番コンボ」と呼ばれているカードたちです。やりたいことが既にあった場合、その目的に合ったコンボのパーツをデッキに入れることで、とりあえず実践でそれなり以上の動きができるようになります。また、相手がそのコンボを使ってきた時も、その意図を早い段階から察することもできるでしょう。

遊戯王のデッキは様々な「コンボパーツ」を組み合わせた一つのプラモデルみたいなもので、パーツについて知っていれば知っているほど、より実践的で柔軟なデッキが組めるようになっていきます。手探りでカードに関する知識をつけていく前に、この記事で「鉄板」と呼ばれるものたちを見ていってください。
特に、マスターデュエルから参戦した方たちには、相手の動きを理解する上で手助けになるかもしれません!


定番コンボ&カード紹介

①《水晶機巧-ハリファイバー》と《幻獣機アウローラドン》:通称「ハリラドン」

《水晶機巧-ハリファイバー》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 水 / 機械族 / 攻1500 /

チューナー1体以上を含むモンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキからレベル3以下のチューナー1体を守備表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン効果を発動できない。
②:相手のメインフェイズ及びバトルフェイズにフィールドのこのカードを除外して発動できる。EXデッキからSモンスターのチューナー1体をS召喚扱いで特殊召喚する。

【LINK-2:左下/右下】

《幻獣機アウローラドン》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 風 / 機械族 / 攻2100 /

機械族モンスター2体以上
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)3体を特殊召喚する。このターン、自分はリンク召喚できない。
②:1ターンに1度、自分フィールドのモンスターを3体までリリースして発動できる。リリースしたモンスターの数によって以下の効果を適用する。
●1体:フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●2体:デッキから「幻獣機」モンスター1体を特殊召喚する。
●3体:自分の墓地から罠カード1枚を選んで手札に加える。

【LINK-3:左/下/右下】

いわゆる「展開デッキ」相手に10回デュエルしたら4回か5回は出くわすのがこの組み合わせ。ハリファイバー、アウローラドンの名前を取って「ハリラドン」の名前で親しまれているコンボです。Youtubeのデュエル動画でも人気のあるカードたちですね。

このコンボの目的は、フィールドに「チューナーモンスター」と「トークン」を並べ、今後のシンクロ召喚・エクシーズ召喚の準備をすることにあります。

最初の起点となるモンスターは、「チューナーモンスター」と、あと何か一つお好きなモンスター。これは《水晶機巧-ハリファイバー》のリンク素材となります。

その後、ハリファイバー効果でデッキから、チューナーモンスター《ブンボーグ001》を特殊召喚します。このモンスターは、自身が墓地に存在する時に「フィールドに機械族モンスターが2体以上特殊召喚された」条件をトリガーに、墓地から自己蘇生できる効果を持っています。

《ブンボーグ001》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 地 / 機械族 / 攻500 / 守500

①:このカードの攻撃力・守備力は、自分フィールドの機械族モンスターの数×500アップする。
②:このカードが墓地に存在し、フィールドに機械族モンスターが2体以上同時に特殊召喚された場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。

その後、場の《水晶機巧-ハリファイバー》と《ブンボーグ001》で、リンクモンスター《幻獣機アウローラドン》をリンク召喚します。そして、アウローラドンの①の効果で場に《幻獣機トークン》を3体特殊召喚します。これによって《ブンボーグ001》の②の効果の発動条件を満たせたので、墓地から《ブンボーグ001》を特殊召喚します。

最後に、《幻獣機アウローラドン》の②の効果を使い、アウローラドン自身と《幻獣機トークン》の2体をリリースし、デッキからチューナーモンスター《幻獣機オライオン》を特殊召喚します。

これによって、場に《ブンボーグ001》《幻獣機オライオン》《幻獣機トークン》2体、計4体のモンスターが並びました。オライオンが墓地へ送られた場合、さらに《幻獣機トークン》をもう1体特殊召喚できるため、柔軟にシンクロ召喚をする盤面を作れます。
《幻獣機アウローラドン》の①の効果のデメリットで、このターン自分はリンク召喚ができませんが、代わりにシンクロ・エクシーズ召喚で強力なモンスターを場に並べていきましょう。


②《七星の解門》で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》:通称「解門キュリオス」

《七星の解門》

【 永続魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、「神炎皇ウリア」「降雷皇ハモン」「幻魔皇ラビエル」のいずれか1体、またはそのいずれかのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。
②:1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。自分の墓地から攻撃力と守備力が0の悪魔族モンスター1体を選んで特殊召喚する。

③:1ターンに1度、自分フィールドにレベル10モンスターが存在する場合に発動できる。自分の墓地から永続魔法カード1枚を選んで手札に加える。

《ライトロード・ドミニオン キュリオス》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 戦士族 / 攻2400 /

同じ属性で種族が異なるモンスター3体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
②:自分のデッキのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
③:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

【LINK-3:上/左下/右下】

強力な墓地肥やし効果を持つリンクモンスター《ライトロード・ドミニオン キュリオス》を高速でリンク召喚して、好きなカードを墓地へ送ることを目的としたコンボです。召喚権こそ使いますが2枚初動で繰り出せるのも特徴ですね。ネットでは「解門キュリオス」の名で親しまれ、とある城下町界隈では某片翼の天使の替え歌が勝手にキャラソンへ設定されています。

そんな《ライトロード・ドミニオン キュリオス》を使う上でネックとなるのが、そのリンク条件です。「同じ属性で種族が異なるモンスター3体」と、通常のデッキではまず達成することが難しい条件ですが、このコンボではリンク召喚に必要なモンスターをお手軽に揃えることができます。

初動となるカードは、モンスターカード《暗黒の招来神》か永続魔法《七星の解門》、そして手札コストとなるカード1枚の、計2枚です。そして、ターンの召喚権が残っている場合、このコンボを使うことができます。

まずは、手札にある《暗黒の招来神》か《七星の解門》を場に出し、もう片方をデッキから手札に加えます。そして、先程手札に加えたカードを場に出し、《混沌の召喚神》をデッキから手札に加えます。

この時、《暗黒の招来神》の②効果で、自分はこのターン攻守0の悪魔族モンスターを追加で召喚できるようになっています。そこで、先程手札に加えた《混沌の召喚神》を召喚します。

続けて、レベル1モンスターである《混沌の召喚神》を素材に《リンクリボー》をリンク召喚します。
その後、既に発動している永続魔法《七星の解門》の②の効果を使います。コストとして用意していた手札1枚を捨て、墓地に送られていた《混沌の召喚神》を蘇生させましょう。

そして、《混沌の召喚神》1体で《サクリファイス・アニマ》をリンク召喚します。
これによって、場には以下のモンスターが揃いました。

闇属性・悪魔族   :《暗黒の招来神》
闇属性・サイバース族:《リンクリボー》
闇属性・魔法使い族 :《サクリファイス・アニマ》

《ライトロード・ドミニオン キュリオス》のリンク条件である「同じ属性で種族が異なるモンスター3体」を満たすことができました。《暗黒の招来神》《リンクリボー》《サクリファイス・アニマ》を素材に、キュリオスをリンク召喚しましょう。

リンク召喚後は、キュリオスの効果でデッキから好きなカードを墓地へ送ったり、墓地肥やしを加速させたりできます。また、場に残っている《七星の解門》を使えば、次のターン以降も手札コストを使って《混沌の召喚神》などを蘇生することができます。
これで墓地の《リンクリボー》を蘇生できるため、解門が生きている限り何度も呼び戻せます。


③《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》と《アストログラフ・マジシャン》

《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》

 【 リンクモンスター 】
星 2 / 炎 / サイキック族 / 攻1800 /

Pモンスター2体
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキからPモンスター1体を選び、自分のEXデッキに表側表示で加える。
②:1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。その後、自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体を手札に加える。
③:自分のPゾーンのカードがフィールドから離れた場合に発動する。自分はデッキから1枚ドローする。

【LINK-2:左下/右下】

《アストログラフ・マジシャン》

【 ペンデュラムモンスター 】
星 7 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守2000

①:自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、このターンに破壊されたモンスター1体を選び、その同名モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。
②:フィールドのこのカードを除外し、自分の手札・フィールド・墓地から、「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」「フュージョン・ドラゴン」モンスターを1体ずつ除外して発動できる。「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

【P効果 青1/赤1】
「アストログラフ・マジシャン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを破壊し、手札・デッキから「星読みの魔術師」1体を選び、自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。

ペンデュラムテーマであればほぼ必ずお世話になると言っても過言でない《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》と《アストログラフ・マジシャン》ですが、この2枚がガッチリ噛み合ったコンボがあります。これがだけでペンデュラムデッキの回り方がまったく変わってくるため、使う側でも使われる側でも必見と言えるコンボとなります。

まずは、リンクモンスター《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をリンク召喚します。
リンク召喚時、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の①の効果で、デッキから《アストログラフ・マジシャン》をEXデッキへ送ります。

次に、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の②の効果で破壊するためのPスケールを用意します。これはPモンスターであればなんでも構いませんが、後から《アストログラフ・マジシャン》の効果で1枚手札に増やすことができるため、増えて嬉しいものだとより良いですね。

そして、用意したPスケールを対象に《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の②効果を発動します。スケールを破壊しながら、EXデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に回収しましょう。

その後、Pスケールが破壊されたので、《アストログラフ・マジシャン》の①の効果を発動しましょう。
これによって、手札の《アストログラフ・マジシャン》を特殊召喚しながら、先程破壊したPスケールと同名カードを手札に加えられます。

また、ここで《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の③の効果を発動します。これによって1枚ドローできます。《アストログラフ・マジシャン》で手札に加えた分と合わせて、展開前よりもアドバンテージを3枚分得ることができました。


④《深海のディーヴァ》と《黄紡鮄デュオニギス》で《深海姫プリマドーナ》

《深海のディーヴァ》

【 チューナーモンスター 】
星 2 / 水 / 海竜族 / 攻200 / 守400

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚する。

《黄紡鮄デュオニギス》

【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / 海竜族 / 攻1500 / 守700

このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドの水属性モンスターの数だけ相手のデッキの上からカードを除外する。
②:自分フィールドのレベル4以下の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルをその元々のレベル分だけ上げる。
③:墓地のこのカードを除外して発動できる。フィールドの水属性モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで、除外されているモンスターの数×100アップする。

《深海姫プリマドーナ》

【 シンクロ・チューナーモンスター 】
星 7 / 水 / 海竜族 / 攻1500 / 守2700

チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:除外されている相手のカード1枚を対象として発動できる。デッキからレベル4以下の水属性モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚し、対象のカードを相手の手札に加える。
②:このカードをS素材としたSモンスターは、相手モンスターの効果の対象にならない。
③:このカードが墓地へ送られた場合、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。

先程の二つと比べると、汎用性という面では一歩劣りますが……水属性モンスターを取り扱うデッキでは非常に重要なカードである《深海のディーヴァ》から派生するルートの一つを紹介します。ディーヴァは召喚時にデッキからレベル3以下の海竜族モンスターを特殊召喚できるため、水属性デッキを相手にしたらたまに見ることになります。

このコンボは「《深海のディーヴァ》1枚からシンクロモンスター《深海姫プリマドーナ》を呼び出し、プリマドーナの効果で任意の「レベル4・水属性」モンスターをデッキから手札に加える・特殊召喚する」ことを狙います。
プリマドーナのレベルは7であるため、通常であれば、レベル2・チューナーの《深海のディーヴァ》単体では、ディーヴァ自身の効果でデッキからモンスターを特殊召喚したとしてもレベルの合計値が足りません。しかし、この問題をレベル3・海竜族モンスター《黄紡鮄デュオニギス》で解決します。

まず、手札から《深海のディーヴァ》を通常召喚します。その後、ディーヴァの召喚時効果で、デッキから《黄紡鮄デュオニギス》を特殊召喚します。
その直後、特殊召喚されたデュオニギスの①の効果を発動しましょう。これによって、相手のデッキを上から2枚除外することができます。(ディーヴァとデュオニギスの他に水属性モンスターがいれば、いる分だけ追加で除外されます)

そして、《深海のディーヴァ》を対象に、デュオニギスの②の効果を発動します。ディーヴァのレベルは2であるため、これによって《黄紡鮄デュオニギス》のレベルが5になりました。
レベル2のチューナーモンスターである《深海のディーヴァ》と、レベル5になった《黄紡鮄デュオニギス》で、レベル7《深海姫プリマドーナ》をシンクロ召喚しましょう。

またこの時、デュオニギスの効果で相手のカードが2枚以上除外していたため、プリマドーナの①の効果を発動することができます。これによって、デッキから好きなレベル4以下の水属性を手札に加えたり、場に特殊召喚したりできます。使っているデッキに合わせて好きなモンスターを操りましょう。


⑤《捕食植物オフリス・スコーピオ》と《捕食植物ダーリング・コブラ》:通称「オフリスダーリング」

《捕食植物オフリス・スコーピオ》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 植物族 / 攻1200 / 守800

このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。デッキから「捕食植物オフリス・スコーピオ」以外の「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。

《捕食植物ダーリング・コブラ》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 植物族 / 攻1000 / 守1500

「捕食植物ダーリング・コブラ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
①:このカードが「捕食植物」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。

記事を執筆している2022年2月現在は、《捕食植物オフリス・スコーピオ》が制限カードかつリンクモンスター《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の登場から、あまり前ほど見られなくなったコンボではあります。しかし、融合召喚を扱うデッキでは使いたいカードを狙ってサーチできるコンボであるため、現在でもその強さに陰りはありません。

このコンボの目的は、『デッキから好きな「融合」魔法カード、または「フュージョン」魔法カードを1枚手札に加えること』です。これによって《融合回収》といった、融合デッキをサポートする強力なカードも手札に加えられます。

やり方は簡単です。
《捕食植物オフリス・スコーピオ》を場に出して効果を発動します。コストとして手札のモンスターカードを1枚墓地へ送り、それでデッキから《捕食植物ダーリング・コブラ》を特殊召喚しましょう。

その後、特殊召喚された《捕食植物ダーリング・コブラ》の効果で、デッキから好きな「融合」魔法カード、「フュージョン」魔法カードを手札に加える、それだけです。

「オフリスダーリング」と呼ばれるこのコンボは単純かつ強力でありながら、なかなかの拡張性を誇るコンボでもあります。起点となる《捕食植物オフリス・スコーピオ》は植物族モンスターのため《ローンファイア・ブロッサム》でデッキから特殊召喚できますし、《捕食植物ダーリング・コブラ》で手札に加えられる《ブリリアント・フュージョン》を使えば更に展開が伸びます。

また、一連の流れが終わった後は場にレベル3モンスターが2体並ぶため、《彼岸の黒天使 ケルビーニ》をリンク召喚することもできます。


⑥《ブリリアント・フュージョン》で《ジェムナイト・セラフィ》:通称「ブリリアントセラフィ」

《ブリリアント・フュージョン》

【 永続魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時に、自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてEXデッキから融合召喚する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
②:1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。

《ジェムナイト・セラフィ》

【 融合モンスター 】
星 5 / 地 / 天使族 / 攻2300 / 守1400

「ジェムナイト」モンスター+光属性モンスター
このカードは上記カードを融合素材にした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにモンスター1体を通常召喚できる。

起点となる《ブリリアント・フュージョン》が制限カードであることからほぼ古のコンボと貸し手はいますが、デッキから好きな光属性モンスターを墓地に送ることができる点・召喚権を増やしながら通常は出しづらいレベル5モンスターを場に用意できる点から、現在でも十分採用できるでしょう。前述の「オフリスダーリング」コンボから派生させることもできます。

また、このコンボは単純ですが、融合召喚に使うモンスターを自由に選べることから結構遊ぶ余地もあります。まずは簡単な流れを見てみましょう。

永続魔法《ブリリアント・フュージョン》を発動し、カード発動時の効果で《ジェムナイト・セラフィ》を融合召喚します。この時、融合召喚に必要な素材をデッキから墓地へ送ることで調達できるため、ここで融合召喚の条件に合致するようにモンスターを選びます。
場に《ジェムナイト・セラフィ》が融合召喚されればコンボは完結します。セラフィの効果で召喚権が1回分増えているため、このあと召喚を2回連打したり、墓地に落とした光属性モンスターの効果を使って、ここから盤面を膨らませていきましょう。

このコンボですが、融合召喚に使うモンスター次第で様々なことができるようになります。

「ジェムナイト」モンスター
・《ジェムナイト・ラズリー》:墓地の通常モンスターを手札に戻すことができる
・その他「ジェムナイト」  :様々な属性が揃っているため「召喚獣」などと好相性

光属性モンスター
・《ギャラクシーサーペント》:《ジェムナイト・ラズリー》と合わせてレベル7シンクロへ
・《妖精伝姫-シラユキ》  :相手ターンでも使える《月の書》効果
・《ステイセイラ・ロマリン》:《スポーア》を墓地へ送ってランク5・レベル10シンクロへ

例えば、融合召喚に用いる「ジェムナイト」モンスターは特に指定はありませんが、ここで《ジェムナイト・ラズリー》を用いることで、融合召喚後に墓地の通常モンスターを回収することができます。

もう一つの「光属性モンスター」に《ギャラクシーサーペント》を採用していれば、回収後に増えた召喚権を使って《ギャラクシーサーペント》を召喚し、レベル7のシンクロ召喚に繋げられます。
また、「ジェムナイト」モンスターには様々な属性が揃っているため、「召喚獣」といった、墓地のモンスターの属性を重視するカテゴリとも合わせられます。

一方、墓地に送る光属性モンスターでは、《妖精伝姫-シラユキ》《ステイセイラ・ロマリン》あたりも有力候補になります。

《妖精伝姫-シラユキ》は相手ターン中でも墓地リソースを使って自己蘇生することができ、特殊召喚時に相手モンスターを裏側守備表示にできます。
《ステイセイラ・ロマリン》は、墓地へ送られた時にデッキ・EXデッキからレベル5以下の植物族モンスターを墓地へ送ることができるため、この効果で《スポーア》を墓地へ送れば、あちらの効果で「レベル5・チューナー」として《スポーア》を蘇生することができ、ランク5のエクシーズ召喚やレベル10のシンクロ召喚ができるようになります。


おわりに:枯れた技術を使い回す

10000種を超えたカードが存在する遊戯王では、その殆どのカードが何らかのシナジーを持っており、まさに無数のコンボがあると言えます。今回紹介したのは、その中でも多くの人に使われて信頼性を得てきたものです。もし、この中のギミックで解決できる問題があった場合は一度、デッキに取り入れてテストしてみてください。その上で合う合わないを判断していくうち、思いも寄らないシナジーが発見されて、新しい展開ルートが生まれることもあるかもしれません。

また、遊戯王を始めたばかりの人はおそらく、色んなカードがたくさん発動して訳が分からなくなってしまうこともあるでしょう。今回の記事でコンボを知ることで、デュエルで同じものと出くわしても「あ、この動きは知ってる」と少しでも余裕を持てればと思います。

皆さんのデュエリストライフがもっと華やかなものになることを願って記事を締めさせていただきます。それではまた、別のページでお会いしましょう! ではでは!


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