【全39種】汎用墓地肥やしカードまとめ

デッキ構築&プレイングサポート

目次

はじめに:墓地は第二の手札

管理人は遊戯王の最初期にちょこっとだけ触れて、第9期から復帰した勢なので、いつから墓地肥やしが強くなり始めたかはわかりませんが、少なくとも遊戯王において「墓地肥やし」は非常に強力な戦術の一つとされています。脱初心者であることを測る基準として「《おろかな埋葬》が強いと思うか」があるように、デッキから墓地へ叩き落とす効果を持つカードは一定以上の評価を受けます。

現代では「第二の手札」と呼ばれる墓地に、デュエリストは様々な手段をもってカードを叩き落そうとします。墓地で発動する効果を持つモンスター・魔法・罠を効率よく回すために、どのようなカードが使えるかを見ていきましょう。


カード紹介

好きなカードを墓地へ送る

《永遠の淑女 ベアトリーチェ》

《永遠の淑女 ベアトリーチェ》

【 エクシーズモンスター 】
星 6 / 光 / 天使族 / 攻2500 / 守2800

レベル6モンスター×2
このカードは手札の「彼岸」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドの「ダンテ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。この方法で特殊召喚したターン、このカードの①の効果は発動できない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。エクストラデッキから「彼岸」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

ランク6エクシーズ召喚ができるデッキなら、このカードを使うのが手っ取り早いでしょう。フリーチェーンでとりあえず何でも墓地に送れるため、大体の用事はこれ1枚で事足ります。破壊された際の②効果で後続のモンスターも呼び出せるため、自分・相手ターンで合わせて2枚分墓地肥やしをしてもなお有り余る性能を秘めています。


《ライトロード・ドミニオン キュリオス》

《ライトロード・ドミニオン キュリオス》

【 リンクモンスター 】
星 3 / 光 / 戦士族 / 攻2400 /

同じ属性で種族が異なるモンスター3体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
②:自分のデッキのカードが効果で墓地へ送られた場合に発動する。自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
③:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合、または戦闘で破壊された場合、自分の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

【LINK-3:上/左下/右下】

リンク召喚の条件こそ厳しめですが、それを達成できるデッキならば1枚墓地肥やし+デッキトップ3枚墓地送りという非常に強力な墓地肥やしが行えます。メインデッキのリソースが避けるなら「解門キュリオス」のギミックを組み込むことで、簡単にリンク召喚までの道筋をつけられます。


モンスターカードを墓地へ送る

《おろかな埋葬》 / 《のどかな埋葬》:モンスター1体

《おろかな埋葬》

【 通常魔法 】

①:デッキからモンスター1体を墓地へ送る。

《のどかな埋葬》

【 通常罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキからモンスター1体を墓地へ送る。このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったカード及びその同名カードの効果の発動ができない。

とりあえずモンスターを墓地へ送りたい、という場合はまず《おろかな埋葬》を採用し、それでもまだ足りない……という時は他の墓地肥やしカードを検討することになります。《のどかな埋葬》は墓地へ送ったターンの効果発動こそできませんが、次のターン以降の展開リソースに使ったり、墓地にあるカードを参照するカードの補助に使ったりすることができます。


《マスマティシャン》:レベル4以下のモンスター1体

《マスマティシャン》

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守500

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからレベル4以下のモンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。

召喚する必要こそありますが、モンスターの墓地送りに関しては未だに他の追随を許さない汎用的な性能を誇ります。レベル3であることから後述の《彼岸の黒天使 ケルビーニ》になって更なる墓地肥やしに繋げられるほか、魔法使い族である点を生かして《ルドラの魔導書》のコストにあてて2ドローへ変換することもできます。


《彼岸の黒天使 ケルビーニ》:レベル3モンスター1体

《彼岸の黒天使 ケルビーニ》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / 天使族 / 攻500 /

レベル3モンスター2体
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先のモンスターは効果では破壊されない。
②:フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドのカード1枚を墓地へ送る事ができる。
③:デッキからレベル3モンスター1体を墓地へ送り、フィールドの「彼岸」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、墓地へ送ったモンスターのそれぞれの数値分アップする。

【LINK-2:左下/右下】

レベル3モンスター2体でリンク召喚できる他、変わったところでは《幻獣機トークン》、《闇黒世界-シャドウ・ディストピアー》の《シャドウトークン》でもリンク召喚できます。この効果で《魔サイの戦士》を墓地へ送れば、間接的に全ての悪魔族モンスターを墓地へ送れます。①の効果でリンク先のモンスターが効果破壊されなくなることから、状況に合わせて《彼岸の悪鬼 グラバースニッチ》を墓地へ送り、あちらの効果で盤面のモンスターを1体増やす運用もできます。


《ブリリアント・フュージョン》:炎・水・雷・岩石族or光属性モンスター1体

《ブリリアント・フュージョン》

【 永続魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時に、自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてEXデッキから融合召喚する。このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
②:1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。

「ジェムナイト」モンスターをデッキ融合するついでに、デッキから融合素材となるモンスターを墓地へ送ることができます。具体的には以下の組み合わせとなります。融合召喚後のモンスターも活用できるため、メインデッキに「ジェムナイト」を入れる必要こそあれど、このカード1枚からグンと展開を伸ばせるでしょう。

《ジェムナイト・マディラ》:「ジェムナイト」+炎族
《ジェムナイト・アメジス》:「ジェムナイト」+水族
《ジェムナイト・プリズムオーラ》:「ジェムナイト」+雷族
《ジェムナイト・ジルコニア》:「ジェムナイト」+岩石族
《ジェムナイト・セラフィ》:「ジェムナイト」+光属性


《終末の騎士》 / 《ダーク・グレファー》:闇属性モンスター1体

《終末の騎士》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻1400 / 守1200

①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。

《ダーク・グレファー》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻1700 / 守1600

①:このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、手札から特殊召喚できる。
②:1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てて発動できる。デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。

どちらもデッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送ることができますが、ノーコストで墓地送りができる《終末の騎士》、手札さえあれば召喚権なしで墓地送りができてステータスも高い《ダーク・グレファー》と、一概にどちらが優れているか判断することはできません。両者とも、闇属性のテーマが大会環境で流行する度に規制・緩和を繰り返しているカードです。


《ネオフレムベル・レディ》:守備力200以下の炎属性モンスター1体

《ネオフレムベル・レディ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 炎族 / 攻1600 / 守200

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から炎属性モンスター1体を墓地へ送り、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、相手の墓地からカードが除外された場合に発動できる。デッキから「ネオフレムベル・レディ」以外の守備力200以下の炎属性モンスター1体を墓地へ送る。

①②の効果は二つでワンセットです。墓地効果を持つ《陽竜果フォンリー》《ラヴァル・ガンナー》《ジェット・シンクロン》といったカードを狙って墓地へ送っても良く、後から《真炎の爆発》で蘇生させるためのカードを墓地へ送ることもできます。


《ジェネクス・ウンディーネ》:水属性モンスター1体

《ジェネクス・ウンディーネ》

【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / 水族 / 攻1200 / 守600

①:このカードが召喚に成功した時、デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。

コストで墓地へ送るため「海皇」の効果を発動することができます。また、このカードもレベル3であるため《彼岸の黒天使 ケルビーニ》のリンク素材にもできるでしょう。若干手札事故の危険性はありますが、うまくいけば手札が1枚増えるため、手札コストを要求するカードも使いやすくなります。
《海皇の竜騎隊》を墓地へ送れば、さらに海竜族モンスターを1体手札に加えられます。


《スクリーチ》:戦闘破壊時に水属性モンスター2体

《スクリーチ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 爬虫類族 / 攻1500 / 守400

このカードが戦闘によって破壊された場合、自分のデッキから水属性モンスター2体を選択して墓地へ送る。

戦闘破壊、という条件は今では厳しいですが、それでも「2枚送り」という部分は他のカードではなかなか真似できません(ガエルに限った話であれば《鬼ガエル》で一応できます)。他の同じようなモンスターもですが、《強制転移》《転晶のコーディネラル》で相手に送り付ける使い方もできます。


《氷結界》:レベル5以上の水属性モンスター1体

《氷結界》

【 通常罠 】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。その相手モンスターは、攻撃力が0になり、表示形式を変更できず、効果は無効化される。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキからレベル5以上の水属性モンスター1体を墓地へ送る。その後、自分の墓地から水属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。この効果の発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。

①②どちらの効果をメインにしても強いカードです。間接的にレベル5以上の水属性モンスターをサーチできるため《海亀壊獣ガメシエル》《城塞クジラ》等のカードとは好相性を誇ります。《おろかな副葬》で墓地へ送れば初動でも②の効果が使えます。


《パペット・ルーク》 / 《ウォークライ・オーピス》:地属性・戦士族モンスター1体

《パペット・ルーク》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 戦士族 / 攻1200 / 守1800

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。このカードを守備表示にし、デッキから戦士族・地属性モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、攻撃可能な相手モンスターはこのカードを攻撃しなければならない。
③:1ターンに1度、このカードが攻撃対象に選択された時、自分の墓地のレベル6以上の戦士族・地属性モンスター1体を対象として発動できる。フィールドのこのカードを墓地へ送り、対象のモンスターを特殊召喚する。その後、攻撃対象をそのモンスターに移し替える。

《ウォークライ・オーピス》

【 効果モンスター 】
星 5 / 地 / 戦士族 / 攻2100 / 守2100

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのモンスターが、存在しない場合または戦士族モンスターのみの場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
②:自分の戦士族・地属性モンスターが戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。デッキから「ウォークライ・オーピス」以外の戦士族・地属性モンスター1体を墓地へ送る。その後、自分フィールドの全ての「ウォークライ」モンスターの攻撃力は相手ターン終了時まで200アップする。

地属性の戦士族とやや限定的ですが、該当するモンスターは多いのでデッキによっては強力な手助けになります。《ウォークライ・オーピス》は《パペット・ルーク》より使い勝手は落ちてしまいますが、攻守が同じであること・《蛮族の狂宴LV5》に対応する点で違った運用ができるでしょう。


《マジシャンズ・ソウルズ》:レベル6以上の魔法使い族モンスター1体

《マジシャンズ・ソウルズ》

【 効果モンスター 】
星 1 / 闇 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札にある場合、デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、以下の効果から1つを選択して発動できる。●このカードを特殊召喚する。●このカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。
②:自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。

手札から雑に特殊召喚しつつ、デッキのレベル6以上の魔法使い族モンスターを墓地へ送れます。そこから②の効果に繋げてドロー加速したり、他のカードで墓地へ送った魔法使い族モンスターを特殊召喚したり、1枚から様々なことができるようになります。レベル1のため、召喚権を使わずに《リンクリボー》《サクリファイス・アニマ》をリンク召喚できるのも強みです。

②の効果でのドロー加速はフィールドのカードもコストにできるため《チキンレース》《魔術師の再演》《リビングデッドの呼び声》等と相性が抜群です。また、墓地効果を持つ魔法・罠を多く採用する場合は2枚ドロー以上のメリットを得られるでしょう。


《竜の渓谷》 / 《竜の霊廟》:ドラゴン族モンスター1体

《竜の渓谷》

【 フィールド魔法 】

①:1ターンに1度、手札を1枚捨て、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキからレベル4以下の「ドラグニティ」モンスター1体を手札に加える。
●デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。

《竜の霊廟》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。この効果で墓地へ送られたモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった場合、さらにデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。

どちらもドラゴン族モンスターを墓地へ送ることのできるカードですが、両者とも様々な部分で差別化が図れます。《竜の渓谷》はフィールド魔法であるがゆえに《テラ・フォーミング》で手札に加えることができ、また、《ドラグニティナイト-ロムルス》の効果でも手札に加えられます。

一方、《竜の霊廟》は手札に加える方法こそありませんが、通常モンスター(またはデュアルモンスター)を扱うデッキでは《おろかな埋葬》以上の性能を獲得します。追加の墓地送りを狙わずとも、2枚目以降の《おろかな埋葬》として十分活用することもできるでしょう。


《牛頭鬼》 / 《堕ち武者》 / 《ユニゾンビ》 / 《霊道士チャンシー》:アンデット族モンスター1体

《牛頭鬼》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / アンデット族 / 攻1700 / 守800

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地から「牛頭鬼」以外のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

《堕ち武者》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / アンデット族 / 攻1700 / 守0

①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。デッキから「堕ち武者」以外のレベル4以下のアンデット族モンスター1体を特殊召喚する。

《ユニゾンビ》

【 チューナーモンスター 】
星 3 / 闇 / アンデット族 / 攻1300 / 守0

「ユニゾンビ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
②:フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。

《霊道士チャンシー》

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / アンデット族 / 攻2000 / 守0

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。手札・デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが除外された場合、自分の墓地からアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。

方法は違えど、いずれも「アンデット族モンスター1体をデッキから墓地へ送る」効果を持つモンスターたちです。蘇生することで安定した墓地肥やしのできる《牛頭鬼》、召喚権こそ使いますが《悪夢再び》による回収に対応した《堕ち武者》、《不知火の隠者》からの特殊召喚が強力な《ユニゾンビ》、除外されると特殊召喚できるレベル6モンスター《霊道士チャンシー》と、それぞれ個性豊かなメンツが揃っています。

アンデット族はデッキによって動き方や目的とする盤面が異なるため、他に使用しているカードと合わせて何を採用するかを決めたいですね。今記事では名前を挙げてませんが、シンクロモンスターの《イモータル・ドラゴン》も墓地肥やしの効果を持っています。


《魂喰いオヴィラプター》:恐竜族モンスター1体

《魂喰いオヴィラプター》

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 恐竜族 / 攻1800 / 守500

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
②:このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。

恐竜族モンスターをサーチできるカードとして知られていますが、実は墓地送りもできるため、《オーバーテクス・ゴアトルス》のようなモンスターを墓地へ送って更なるアドを稼ぐ芸当もできます。フィールド魔法《ロストワールド》が発動している場合は、あちらの効果で特殊召喚したトークンを破壊することで、②の効果で墓地へ送ったモンスターを蘇生することも可能です。


《共振虫》:昆虫族モンスター1体

《共振虫》

【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 昆虫族 / 攻1000 / 守700

①:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル5以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
②:このカードが除外された場合に発動できる。デッキから「共振虫」以外の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。

少し癖はありますが、召喚したこのカードで《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚することで①の効果をすぐに発動できます。また、墓地のこのカードを《ジャイアントワーム》《デビルドーザー》等で除外することで②の効果の発動に繋げられます。

①の効果で《ゴキポール》を墓地へ送った場合、そこからさらにレベル4の昆虫族モンスターを手札に加えられます。《ジャイアントワーム》はレベル4モンスターのため、《共振虫》1枚からアルミラージ、ゴキポールを経由することで、場に出しながら《共振虫》の②効果で追加の墓地送りもできます。


《魔サイの戦士》 / 《魔神童》 / 《悪魔の嘆き》:悪魔族モンスター1体

《魔サイの戦士》

【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 悪魔族 / 攻1400 / 守900

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「魔サイの戦士」以外の自分フィールドの悪魔族モンスターは戦闘・効果では破壊されない。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「魔サイの戦士」以外の悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。

《魔神童》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 悪魔族 / 攻0 / 守2000

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを裏側守備表示で特殊召喚する。
②:このカードがリバースした場合に発動できる。デッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る。

《悪魔の嘆き》

【 通常罠 】

①:相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを相手のデッキに戻す。その後、自分のデッキから悪魔族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。

悪魔族モンスターの墓地肥やしはやや癖のあるカードを使う必要があります。《魔サイの戦士》は《彼岸の黒天使 ケルビーニ》から墓地へ送って起動させるのが丸く、《魔神童》は同じリバーステーマである【ティンダングル】でより輝きます。《悪魔の嘆き》は罠カードであるが故にすぐには使えませんが、安定して狙ったカードを墓地へ送ることができます。


《揺海魚デッドリーフ》:魚族モンスター1体

《揺海魚デッドリーフ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 魚族 / 攻1500 / 守1600

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「揺海魚デッドリーフ」以外の魚族モンスター1体を墓地へ送る。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の魚族モンスター3体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。

なんといっても便利な1枚です。《城塞クジラ》のような大型モンスターから《フィッシュボーグ-ランチャー》といった小回りの利くモンスターまで、魚族であればなんでも墓地に叩き落すことができます。攻撃力が1500であることから《海晶乙女コーラルアネモネ》の蘇生に対応していたり、《サルベージ》での墓地回収に対応していたり……レベル4なので《バハムート・シャーク》等の素材にもなれます。

極めつけが②の効果。EXデッキから出した《白闘気一角》といったモンスターもデッキに戻してリソース回復しながらドローまでできてしまいます。デッキに戻せる範囲は《サイレンス・シーネットル》の方が広いですが、ドローまではできません。


《絶海のマーレ》:水族モンスター1体

《絶海のマーレ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 水族 / 攻1500 / 守1600

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「絶海のマーレ」以外の水族モンスター1体を墓地へ送る。
②:自分エンドフェイズに、このカードをリリースし、「絶海のマーレ」以外の自分の墓地の水族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

とりあえず水族であればなんでも墓地に送ることができます。とはいえ、2022年2月現在はわざわざこのカードで狙って落としたい水族モンスターがあまりいないのも事実。「ガエル」「カエル」モンスターなら後述の《鬼ガエル》で事足りますが、それでは墓地へ送れないカードを使いたいときにこのカードが輝きます。

《ジェネクス・ウンディーネ》と比べられることもありますが、あちらがレベル3でこちらがレベル4、という大きな違いが一つあります。管理人的には将来性Sなので、いつか価値が爆上がりするカードだとにらんでいます……(‘ω’)


《鬼ガエル》:レベル2以下の水属性・水族モンスター1体

《鬼ガエル》

【 効果モンスター 】
星 2 / 水 / 水族 / 攻1000 / 守500

①:このカードは手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を捨てて、手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキ及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、レベル2以下の水族・水属性モンスター1体を選んで墓地へ送る。
③:1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「鬼ガエル」以外の「ガエル」モンスター1体を召喚できる。

墓地送りの範囲がかなり狭いカードですが、あの《餅カエル》に爆速でアクセスできる最強のモンスターでもあります。「ガエル」以外では「アクアアクトレス」や《かつて神と呼ばれていた亀》も範囲に入っているため、墓地送りできるモンスターは意外にもそこそこいます。


《太陽電池メン》:雷族モンスター1体

《太陽電池メン》

【 効果モンスター 】
星 4 / 光 / 雷族 / 攻1500 / 守1500

このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから雷族モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、雷族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動する。自分フィールドに「電池メントークン」(雷族・光・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
③:自分のフィールド・墓地の「電池メン」効果モンスター1体を対象として発動できる。エンドフェイズまで、このカードはその同名カードとして扱う。

雷族デッキを支える縁の下の力持ちです。①の効果で墓地へ送ったカードが「電池メン」なら《休息充電器》等で回収でき、「サンダー・ドラゴン」なら《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》で蘇生でき、「エレキ」なら《エレキーパー》で蘇生でき……

②の効果で特殊召喚した《電池メントークン》を使って《漏電》の発動をサポートしたり、《常夏のカミナリサマー》をリンク召喚して墓地の雷族モンスターを蘇生させることもできます。


《ブラックマンバ》《溟界の蛇睡蓮》:爬虫類族モンスター1体

《ブラックマンバ》

【 効果モンスター 】
星 3 / 闇 / 爬虫類族 / 攻1300 / 守1000

このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに爬虫類族モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。デッキから爬虫類族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターの表示形式を変更する。

《溟界の蛇睡蓮》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから爬虫類族モンスター1体を墓地へ送る。その後、自分の墓地に爬虫類族モンスターが5種類以上存在する場合、自分の墓地から爬虫類族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。

デッキから爬虫類族モンスターを墓地へ送る手段は後述の《スネーク・レイン》がありますが、この2枚はノーコストで発動できる点で差別化ができています。1体だけ墓地へ送れれば十分、という場合はこちらの方が都合いいこともあるでしょう。


《スネーク・レイン》:爬虫類族モンスター4体

《スネーク・レイン》

【 通常魔法 】

①:手札を1枚捨てて発動できる。デッキから爬虫類族モンスター4体を墓地へ送る。

「溟界」が来る以前の爬虫類族を見ても、4枚墓地送りは大分ぶっ飛んでますよ……

でも、その「溟界」が来ちゃったんですよね。これもう大変なことになりましたよ……


《岩投げアタック》:岩石族モンスター1体

《岩投げアタック》

【 通常罠 】

自分のデッキから岩石族モンスター1体を選択して墓地へ送る。相手ライフに500ポイントダメージを与える。その後デッキをシャッフルする。

やや遅めですが、狙ったモンスターを墓地へ投げつけながら、ついでに相手に500ダメージを与えられます。罠カードである点に目をつぶれば、岩石族デッキではダメージの入る《おろかな埋葬》みたいな感覚で使えるかもしれません。《化石戦士》のような、墓地へ送ることでアドバンテージが取れるモンスターと組み合わせたいですね。


《虚ろなる龍輪》:幻竜族モンスター1体

《虚ろなる龍輪》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから幻竜族モンスター1体を墓地へ送る。自分フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合、さらに墓地へ送ったそのモンスターとはカード名が異なる「天威」モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。

幻竜族モンスターで墓地に置いてうまみがあるモンスターはそれこそ「天威」になりますが、最初から「天威」が構築に入っているデッキならば問題なく扱うことができるでしょう。


魔法・罠カード

《おろかな副葬》:魔法・罠カード1枚

《おろかな副葬》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

思い当たった時に足りなくなるカードなんですよね。布団で横になっている時に「あっ、あのデッキいいかもしれない!」と思いついて家のストレージを漁り、モンスターカードとそのサポートとなる魔法・罠カードを引っ張り出してデッキを作っていくんですが、メインデッキの枚数が35枚くらいになって、それで「んじゃあ副葬使えそうだし3枚入れるか」と思ってみて探してみても、いつもそういう時に限って副葬が足りなくて……


《バージェストマ・マーレラ》:罠カード1枚

《バージェストマ・マーレラ》

【 通常罠 】

①:デッキから罠カード1枚を墓地へ送る。
②:罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、フィールドから離れた場合に除外される。

汎用カードとして活躍する「バージェストマ」はディノミスクスの名前が浮かびますが、このマーレラもなかなかの汎用性を持っています。特に罠カードは墓地効果を持っていても「墓地に送られたターンには発動できない」という制約がついてることがあるため、相手ターンにブラフとして伏せつつ墓地送りまで済ませられるこの子はすっごく優秀なんです。

ちゃっかり②の効果で戻ってくるところも素敵です。
水属性・水族・レベル2という恵まれたステータスもイケてますね!


もっとこう、雑にたくさん……

《隣の芝刈り》:相手のデッキ枚数より多い分

《隣の芝刈り》

【 通常魔法 】

①:自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。

「相手のデッキも60枚だったらどうするかって? そりゃあ……まあ、元気出せよ……」


《名推理》 / 《モンスターゲート》:通常召喚可能なモンスターが出るまで

《名推理》

【 通常魔法 】

①:相手は1~12までの任意のレベルを宣言する。通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのモンスターのレベルが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。違った場合、そのモンスターを特殊召喚し、残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

《モンスターゲート》

【 通常魔法 】

①:自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、そのモンスターを特殊召喚する。残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

よく【インフェルノイド】で見たカードですが、たまに【エルドリッチ】に入れている人も見ます。魔法・罠カードを肥やしたい、かつモンスターをあまり投入しないようなデッキで活躍させることもできるでしょう。


《魔導雑貨商人》:魔法・罠カードが出るまで

《魔導雑貨商人》

【 リバース・効果モンスター 】
星 1 / 光 / 昆虫族 / 攻200 / 守700

①:このカードがリバースした場合に発動する。魔法・罠カードが出るまで自分のデッキの上からカードをめくり、その魔法・罠カードを手札に加える。残りのめくったカードは全て墓地へ送る。

もし、デッキの中に魔法・罠カードが1~3枚くらいしか入っていなかったとしたら、いったいどれくらい墓地に落ちると思いますか? つまりそういうことです……


まとめ:おとなしく眠っててくれ

なぜか知らないんですが、いつ頃からか、遊戯王は墓地のモンスターが生き生きとし始めるようになりました。むしろ、手札・フィールドより墓地の方が元気そうなモンスターもいるくらいです。そういったカードを手っ取り早く墓地に送るためにデュエリストは様々なカードで苦心するわけですが、皆さんのお気に入りの1枚は見つかったでしょうか?

管理人はよく水属性デッキを使うので、妙に水属性関連カードの解説が細かいと思ったらそれは正解です。記事もできたので、ちょっとデッドリーフでシーラカンスを落としてきますね。また別の記事で会いましょう、ではでは!


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