【低レアデッキ紹介】超効率的魔法計画「魔力カウンター」デッキ紹介【マスターデュエル対応】

マスターデュエル

※紹介するデッキの強さは「マスターデュエルのソロモードでいい勝負ができるレベル」です。
他の低レアデッキはこちらから見られます。

はじめに:やってみませんか、魔力カウンター生活

マスターデュエルには「ミッション」というものがあり、一部の条件を達成するとご褒美が貰えるようになっています。それは「魔法カードを合計○回使う」「効果ダメージを合計○○与える」といったもので、その中に「魔力カウンターを一定数溜める」というものがあります。
魔力カウンターは遊戯王の初期から存在する由緒正しきカウンターで、今では【エンディミオン】のイメージが強い人も多いでしょう。多くの場合、魔法カードを発動するごとに1個溜めることができ、貯まったカウンターを消費して様々な効果に繋げることができます。

そのお試しとして、もしくはNR構築デッキの選択肢の一つとして、今回は「魔力カウンター」にまつわる効果を持ったカードたちでデッキを作りました。低速~中速デッキなので、フレンドと気分転換に別デッキで一戦、という時も使えますよ!


デッキコンセプト紹介

【魔力カウンター】は、その名の通り「魔力カウンター」にまつわる効果を持ったカードたちで構成されたビートダウンデッキです。乗ったカウンターを使ってドロー加速・サーチ・カード破壊と様々な効果を発動し、エースカードによる攻撃を通しにかかりましょう。

《漆黒のパワーストーン》N

【 永続罠 】

このカードを発動する場合、このカードに魔力カウンターを3つ置いて発動する。
①:自分ターンに1度、このカード以外のフィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。このカードの魔力カウンターを1つ取り除き、そのカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:このカードの魔力カウンターが全て取り除かれた場合にこのカードは破壊される。


魔力カウンターを「使う」カード

先に、魔力カウンターがあればどんなことができるのかを説明します。その後に、どうやって魔力カウンターを貯めていくかについて説明していきましょう。ペンデュラムモンスターもいるためテキスト量は多いですが、重要な部分を太字で強調しておきます。

《マジカル・アブダクター》R

【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 地 / 魔法使い族 / 攻1700 / 守1400

①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×100アップする。
③:1ターンに1度、このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。デッキから魔法使い族・レベル1モンスター1体を手札に加える

【P効果 青3/赤3】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:1ターンに1度、このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。デッキからPモンスター1体を手札に加える。

《マギステル・オブ・エンディミオン》N

【 ペンデュラムモンスター 】
星 3 / 地 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守900

自分は「マギステル・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:このカードの攻撃宣言時に発動できる。このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:相手ターンに1度、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。その後、このカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。

【P効果 青8/赤8】
①:自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。自分のEXデッキの表側表示の魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。

場に貯まった魔力カウンターを使って、デッキからモンスターを手札に加える&特殊召喚する効果を持ったモンスターが、上記の《マジカル・アブダクター》《マギステル・オブ・エンディミオン》になります。この2枚はペンデュラムスケールが「3」「8」で非常に使いやすく、デュエルを通してお世話になることでしょう。

汎用性が高く、使いやすいのは《マジカル・アブダクター》で、このデッキでは《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》や「魔導獣」モンスターを手札に加えられます。
一方の《マギステル・オブ・エンディミオン》は、モンスター効果かつ相手ターンでの発動となるため狙うのは難しいですが、その分《マジカルフィシアリスト》《王立魔法図書館》のような、アブダクターには対応していないモンスターを特殊召喚することができます。

《黒魔導戦士 ブレイカー》N

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1600 / 守1000

「黒魔導戦士 ブレイカー」の④の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した場合に発動する。このカードに魔力カウンターを2つ置く。
②:このカードがP召喚に成功した場合に発動する。このカードに魔力カウンターを3つ置く。
③:このカードの攻撃力は、このカードの魔力カウンターの数×400アップする。
④:このカードの魔力カウンターを1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

《魔法の操り人形》N

【 効果モンスター 】
星 5 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2000 / 守1000

自分または相手が魔法を発動する度に、このカードに魔力カウンターを1個乗せる。このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は200ポイントアップする。また、魔力カウンターを2個取り除く事で、フィールド上のモンスター1体を破壊する。

また、ペンデュラム召喚を駆使する中で、上級モンスターを場に出すことも容易になります。《黒魔導戦士 ブレイカー》はペンデュラム召喚でも魔力カウンターを乗せることができ、《魔法の操り人形》は場に出した後も魔法カードでカウンターを乗せていくことができます。

どちらも自身に乗っている魔力カウンターしか使うことはできませんが、魔力カウンターを乗せるカード、移すカードを活用することで、ある程度なら柔軟にカウンター管理をすることが可能です。


魔力カウンターを「貯める」カード

多くのカードは魔法カードの発動によってカウンターを貯めることができますが、一部のサポートカードを駆使することで魔力カウンターを更に上乗せできます。

《魔力掌握》R

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。そのカードに魔力カウンターを1つ置く。その後、デッキから「魔力掌握」1枚を手札に加える事ができる。

《魔導加速》R

【 速攻魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送り、フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。そのカードに魔力カウンターを2つまで置く。
②:このカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体をデッキから特殊召喚し、そのモンスターに魔力カウンターを2つまで置く。

魔力カウンターを乗せる、という効果に振り切っているのはこの2枚です。《魔力掌握》は魔力カウンターを乗せながら2枚目以降の《魔力掌握》を手札に加えることができ、手札でダブらない限りは3ターンの間安定して魔力カウンターを2個ずつ供給できます。

一方の《魔導加速》は魔力カウンターを二個乗せる効果を持っています。しかしなんと言っても「速攻魔法」である点と、相手に破壊された場合の②の効果でデッキからモンスターを特殊召喚できる点が優秀です。このデッキは他にも罠カードを何枚か採用しているため、盤面によってはブラフのように使うこともできるでしょう。

《魔導変換》R

【 永続罠 】

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、相手モンスターの効果が発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:魔力カウンターが6つ以上置かれているこのカードを墓地へ送って発動できる。デッキから魔法カード1枚を手札に加える。

受動的な効果ですが、《魔導変換》を使うことで、相手の展開を牽制しながら魔力カウンターを貯めることができます。特に②の効果は相手に対してかなり「効く」ため、展開の早いデッキをこちらのペースに無理矢理引きずり込むことができます。

もし相手が構わずに展開してきた場合は、《マギステル・オブ・エンディミオン》のような、フィールド全体の魔力カウンターを使うモンスターが役に立ちます。フィールドに合計で10個以上貯まっていた場合、返しのターンで《メガトン魔導キャノン》を使うのもいいでしょう。


「魔導獣」カード

「魔法使い族・レベル4」が特徴的である「魔導獣」は、ペンデュラム効果こそありますが「もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合」というとんでもない発動条件があるため、基本的にはモンスターとして運用することになります。ただ、最序盤の展開だったり、ペンデュラムスケールを除去された後の立て直しでは「魔導獣」のペンデュラム効果を使うことにもなるでしょう。

《魔導獣 メデューサ》N

【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守1500

①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに、自分フィールドの魔力カウンターを2つ取り除き、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで半分になる。

【P効果 青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合、自分の墓地の魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体を対象として発動できる。このカードを破壊し、そのモンスターを特殊召喚し、そのモンスターに魔力カウンターを1つ置く。

《魔導獣 ガルーダ》N

【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1200 / 守1600

このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時、自分フィールドの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、相手が召喚・特殊召喚したそのモンスターを持ち主の手札に戻す。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。

【P効果 青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合、このカード以外のフィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードとこのカードを破壊する。

ペンデュラム効果で墓地のモンスターを蘇生できる《魔導獣 メデューサ》、相手の盤面に干渉する2つの効果を持つ《魔導獣 ガルーダ》は、場に出してモンスター効果を狙っても良いですし、そのまま《アルケミック・マジシャン》のエクシーズ素材にしてもいいでしょう。また、扱いやすいレベル4モンスターであることから《マジカルフィシアリスト》とシンクロ素材にして《エクスプローシブ・マジシャン》をシンクロ召喚することもできます。

《魔導研究所》N

【 永続魔法 】

①:自分フィールドの表側表示の「魔導獣」Pモンスターカードが戦闘・効果で破壊される度にこのカードに魔力カウンターを2つ置く。
②:1ターンに1度、自分フィールドの魔力カウンターを任意の数だけ取り除いて発動できる。取り除いた数と同じレベルを持つ、魔力カウンターを置く事ができるモンスター1体を、デッキのモンスター及び自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から選んで手札に加える。
③:フィールドのこのカードが効果で破壊される場合、代わりにこのカードの魔力カウンターを1つ取り除く事ができる。

永続魔法の《魔導研究所》は、「魔導獣」が破壊される度に魔力カウンターを2つ乗せられます。ペンデュラム効果の発動に伴って破壊できれば、他のカードより遙かに効率よく魔力カウンターを貯められるほか、相手に「魔導獣」の無闇な戦闘除去を躊躇わせることもできます。

また、②の効果はフィールド全体の魔力カウンターを利用できるため、中途半端に魔力カウンターの乗った「魔導獣」のカウンターを利用しながら後続に繋げたり、《マジカルフィシアリスト》やペンデュラムスケールの《マギステル・オブ・エンディミオン》のカウンターを使い切ることもできます。この効果で《黒魔導戦士 ブレイカー》等のフィニッシャーを手札に加えられるため、なるべく場に維持しておきたいカードと言えるでしょう。

このカード含め、魔法カードは基本的に「引いたものを使う」プレイングになります。ただ、ランク4エクシーズモンスターである《アルケミック・マジシャン》を使うことで、素材の要求数こそ高く効果の発動も遅いですが、狙ったカードを盤面に用意できます。

《アルケミック・マジシャン》R

【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1500 / 守1500

魔法使い族レベル4モンスター×3
このカードの攻撃力は自分の墓地の魔法カードの数×200ポイントアップする。また、自分のエンドフェイズ時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、手札を1枚墓地へ送って発動できる。デッキから魔法カードを1枚選び、自分の魔法&罠カードゾーンにセットする。


その他採用カード

《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》

《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》N

【 ペンデュラムモンスター 】
星 8 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2000 / 守2600

このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のPモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、その自分のモンスターはその戦闘では破壊されない。
②:自分メインフェイズに発動できる。融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。その際、自分のPゾーンに存在する融合素材モンスターも融合素材に使用できる。

【P効果 青4/赤4】
①:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。自分の手札・フィールドから、ドラゴン族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

《マジカル・アブダクター》で手札に加えられるペンデュラムモンスターで、自分のペンデュラムモンスターが戦闘を行う時に「手札誘発」として使うことができます。場に出した後は②の効果で《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》を融合召喚することができ、このデッキでは貴重な妨害札として活躍します。


《リサイクル》

《リサイクル》

【 永続魔法 】

自分のスタンバイフェイズ時に300ライフポイントを払う事で、自分の墓地に存在するモンスター以外のカードを1枚選択して、デッキの一番下に戻す。

このデッキには、同名カードをデッキから手札に加える効果を持つ魔法カードである《魔力掌握》《精神統一》が入っているため、一度墓地に行ったカードを戻せる《リサイクル》を採用しています。


《リンクルベル》

《リンクルベル》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 地 / 天使族 / 攻1500 /

モンスター2体
このカードのリンク召喚は自分のEXデッキの枚数が相手よりも3枚以上多い場合にしか行えない。

【LINK-2:左下/右下】

ペンデュラムモンスター、特に「魔導獣」を扱う都合上、EXデッキにカードが貯まりやすい性質を利用して《リンクルベル》を採用しています。もっとも、そこまで頑張ってリンクマーカーを増やす必要もないのですが、モンスターが渋滞してきたり、相手から送りつけられたモンスターを処理したりする時に使えます。


デッキレシピ

メインデッキ
魔導獣 ジャッカル 3
マジカルフィシアリスト 2
マギステル・オブ・エンディミオン 3
王立魔法図書館 1
マジカル・アブダクター 3
魔導獣 ガルーダ 2
魔導獣 メデューサ 2
魔法の操り人形 1
黒魔導騎士 ブレイカー 2
EMオッドアイズ・ディゾルヴァー 2
精神統一 3
メガトン魔導キャノン 1
魔力掌握 3
リサイクル 1
魔法族の結界 1
魔導研究所 3
魔導加速 3
漆黒のパワーストーン 3
魔導変換 1

EXデッキ
オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン 2
C・ドラゴン 1
エクスプローシブ・マジシャン 2
スカー・ウォリアー 1
スターダスト・アサルト・ウォリアー 1
覚醒の魔導剣士 1
涅槃の超魔導剣士 1
アルケミック・マジシャン 1
No.70 デッドリー・シン 1
希望の魔術師 1
リンクルベル 1
ペンテスタッグ 1
リプロドクス 1


あると良いカード(高レアリティ)

《魔導獣 マスターケルベロス》 / 《魔導獣 キングジャッカル》

《魔導獣 マスターケルベロス》UR

【 ペンデュラムモンスター 】
星 8 / 光 / 魔法使い族 / 攻2800 / 守2800

①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
②:自分フィールドに魔力カウンターが4つ以上存在する場合、このカードは効果では破壊されない。
③:1ターンに1度、自分フィールドの魔力カウンターを4つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、除外したそのモンスターの元々の攻撃力分アップする。

【P効果 青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。このカードを破壊し、デッキからレベル7以下の「魔導獣」効果モンスター1体を手札に加える。

《魔導獣 キングジャッカル》UR

【 ペンデュラムモンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1400

①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
②:1ターンに1度、相手モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの魔力カウンターを2つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。

【P効果 青4/赤4】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:もう片方の自分のPゾーンにカードが存在しない場合に発動できる。このカードを破壊し、自分のEXデッキから「魔導獣 キングジャッカル」以外の表側表示の「魔導獣」Pモンスター1体を特殊召喚する。

どちらもレアリティがURとやや揃えづらいですが、《魔導獣 マスターケルベロス》のペンデュラム効果で《魔導獣 キングジャッカル》を手札に加え、キングジャッカルのペンデュラム効果でEXデッキのマスターケルベロスを蘇生させる、というコンボが非常に強力です。どちらもデッキのフィニッシャー・制圧要員として優れており、安定性を高めることができます。


《サーヴァント・オブ・エンディミオン》

《サーヴァント・オブ・エンディミオン》SR

【 ペンデュラムモンスター 】
星 3 / 風 / 魔法使い族 / 攻900 / 守1500

自分は「サーヴァント・オブ・エンディミオン」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
①:魔力カウンターが置かれているこのカードは直接攻撃できる。
②:相手ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。このカード及び自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード全てに魔力カウンターを1つずつ置く。
③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。その後、このカードに置かれていた数だけ魔力カウンターをこのカードに置く。

【P効果 青2/赤2】

①:自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
②:このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。デッキの魔力カウンターを置く事ができる攻撃力1000以上のモンスター1体とPゾーンのこのカードを特殊召喚し、その2体に魔力カウンターを1つずつ置く。

ペンデュラム効果でデッキからの特殊召喚、モンスター効果で相手ターン中の魔力カウンター供給と、どこにいても優秀な仕事をこなしてくれます。「エンディミオン」関連カードはこのデッキと相性が良いですが、今回の構築を強化していく場合、まずはこのカードと《魔力統括》:SR を入れるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。


おわりに:これぞ頭脳派デッキ?

遊戯王では、手札のカードをどの順番で発動するかで悩むことがしばしばありますが、この【魔力カウンター】ではそれが特に顕著な傾向だと言えます。カードの発動順によって貯まるカウンターの数が変わり、それによって展開できるモンスター・取れる戦術が変わるため、非常に扱いが繊細なデッキと言ってもいいでしょう。

特に「エンディミオン」カードに関しては、ペンデュラムの新規が登場したことで、同じカードでも2種類の使い方が生まれて余計に考えることが増えました。その分、動きの無駄を極限まで削ぎ落とそうとすると修行のようなデッキになりましたが、強化前よりもずっと天井は高く広がっています。

そんな「魔力カウンター」を用いた先述ですが、少なくともこのデッキの地点ではそこまで複雑なものはありません。カウンター管理をしていて楽しいと思った方は、是非とも高レアリティのカードを入れて回してみてください。それでは、記事はここで締めさせていただきます。しろがねでした!


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