【小話】最強の水属性チューナー《フィッシュボーグ-ガンナー》

遊戯王

はじめに:水属性が誇る最強のチューナー

この記事を読んでいる皆さんの中で、水属性デッキをまだ触ったことがない、という方……この記事で紹介することは、これからの遊戯王ライフにおいて非常に参考になるかと思います。将来的に、知っていないと「分からん殺し」される可能性が高いカードでもあるため、今回で得た知識を持って、今後水属性デッキと対面した際にどう対処するか考えるきっかけになれれば幸いです。

さて、遊戯王の世界において「最強」の名を得られるカードは何枚かに絞られますが、水属性だけで考えた場合、筆者の頭の中には2枚ほど思い浮かぶカードがあります。その、水属性最強の座を争うカードの1枚が、今回紹介する《フィッシュボーグ-ガンナー》です。

《フィッシュボーグ-ガンナー》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 水 / 魚族 / 攻100 / 守200

自分フィールド上にレベル3以下の水属性モンスターが表側表示で存在する場合、手札を1枚捨てて発動する事ができる。墓地に存在するこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは全て水属性モンスターでなければならない。

墓地から自己蘇生ができるチューナーモンスターで、同じ「レベル1・水属性・魚族」のチューナーである《フィッシュボーグ-ランチャー》と比較すると……こちらは場にレベル3以下の水属性モンスターがいる時にしか特殊召喚できませんが、その効果にターン1制限はついていません。

《フィッシュボーグ-ランチャー》

【 チューナーモンスター 】
星 1 / 水 / 魚族 / 攻200 / 守100

「フィッシュボーグ−ランチャー」以外の自分の墓地のモンスターが全て水属性の場合、自分のメインフェイズ時に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードはフィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。
このカードをシンクロ素材とする場合、水属性モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。「フィッシュボーグ−ランチャー」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

個人的には、フィールドの条件を問わず、とりあえず墓地肥やしだけしたらノーコストで蘇生できる《フィッシュボーグ-ランチャー》の方がイカレてるようにも見えますが……まあ、ターン1ついてますし、除外されちゃうところもあるので、是々非々といった感じでしょうか。

話をガンナーに戻すと、《深海のディーヴァ》から展開ができる「海皇」モンスター(なんと、この蘇生効果で海皇の効果を発動させることもできます!)、低レベルのモンスター中心でビートダウンを行う「アクアアクトレス」、展開時に低レベルモンスターを扱う「氷結界」には組み込みやすく、シンクロ召喚を行わずともリンク召喚の素材にできます。

特に《海晶乙女コーラルアネモネ》のリンク素材としては優秀なことは言うまでもありませんが、《水精鱗-サラキアビス》のリンク素材の条件も満たしています。すげぇ便利ですよね。


場に出しやすいレベル3以下の水属性モンスター

さて、最強とも言える《フィッシュボーグ-ガンナー》ですが、その強力な墓地蘇生を活用するには手札と盤面という二つの条件を満たす必要があります。条件を満たせるモンスターはいくつか種類がありますが、今回はその中でも使いやすいモンスターを紹介しておきます。

《深海のアーチザン》

《深海のアーチザン》

【 効果モンスター 】
星 1 / 水 / 海竜族 / 攻0 / 守500

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが水属性モンスターの効果でデッキ・墓地から手札に加わった場合、このカードを相手に見せて発動できる。相手の手札を全て確認する。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送り、「深海のアーチザン」以外の自分の墓地のレベル4以下の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

《海晶乙女コーラルアネモネ》での特殊召喚に対応するモンスターで、このカードからさらにもう1体追加で蘇生させることができます。その性質上、リンク召喚の素材として非常に優秀なモンスターで、《フィッシュボーグ-ガンナー》と合わせればあっという間に《海晶乙女グレート・バブル・リーフ》まで一直線に繋げられるでしょう。


《イレカエル》

《イレカエル》

【 効果モンスター 】
星 1 / 水 / 水族 / 攻100 / 守2000

自分フィールド上に存在するモンスター1体を生け贄に捧げる。自分のデッキから「ガエル」と名のついたモンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在する限り、「ガエル」と名のついたモンスターは戦闘によっては破壊されない。

《フィッシュボーグ-ガンナー》とは、同じレベル1モンスターであることから《ワンチャン!?》《ワン・フォー・ワン》等のサポートも共有できます。また、《フィッシュボーグ-ガンナー》をこのカードのコストにすることでデッキから《鬼ガエル》《魔知ガエル》を次々と特殊召喚することができ、発動条件の厳しい《死の合唱》や、クセの強い《寝ガエル》といったカードをかなり使いやすくできます。というか、このカードがあること前提のデザインな気がする……


《否定ペンギン》

《否定ペンギン》

【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / 水族 / 攻1600 / 守100

このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、「ペンギン」カードの効果でフィールドから手札に戻るカードは手札に戻らず除外される。
②:このカードが墓地に存在し、「ペンギン」モンスターの効果が発動した時に発動する。このカードを特殊召喚する。

《フィッシュボーグ-ガンナー》は墓地で効果発動するモンスターであるため、水属性モンスターを墓地へ送るカードを入れることになると思いますが、そうなった時に相性が良いのが「ペンギン」モンスターです。【ペンギン】はシンクロ召喚で《ペンギン勇者》をシンクロ召喚するデッキですが、そのギミックの途中で《否定ペンギン》を墓地へ送っておくとわりと悪いことができて……


墓地へ送るためのカード

今度は《フィッシュボーグ-ガンナー》を墓地へ送る時に使えるカードたちを見ていきます。
具体的にどんなカードと組み合わせてどんな盤面を作るか、想像しながらご覧ください!

《ジェネクス・ウンディーネ》

《ジェネクス・ウンディーネ》

【 効果モンスター 】
星 3 / 水 / 水族 / 攻1200 / 守600

①:このカードが召喚に成功した時、デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。

どう見てもアドバンテージになることしか書いてないこのカードですが、なんと《フィッシュボーグ-ガンナー》の蘇生条件をこのカード自身で達成することができます。しかも蘇生のコストをサーチした《ジェネクス・コントローラー》で満たせるんですね。なんて相性の良いカードなんだ……召喚権こそ使いますが、このカード単体から《虹光の宣告者》《古神クトグア》をシンクロ召喚することも可能です。


《揺海魚デッドリーフ》

《揺海魚デッドリーフ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 魚族 / 攻1500 / 守1600

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「揺海魚デッドリーフ」以外の魚族モンスター1体を墓地へ送る。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の魚族モンスター3体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。

魚族モンスターを墓地へ送るカード、と言えば真っ先に思い浮かぶのはこのデッドリーフです。【水フルモン】でも《フィッシュボーグ-プランター》を墓地へ送る時に重宝しています。とりあえず場に出た時に何でも墓地肥やしができるほか、攻撃力1500と《海晶乙女コーラルアネモネ》《サルベージ》に対応している非常に偉いステータスを持つモンスターで、引いた時から終盤までずっと活躍してくれるモンスターです。


《瀑征竜-タイダル》

《瀑征竜-タイダル》

【 効果モンスター 】
星 7 / 水 / ドラゴン族 / 攻2600 / 守2000

自分の手札・墓地からこのカード以外のドラゴン族または水属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。このカードを手札・墓地から特殊召喚する。特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと水属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、デッキからモンスター1体を墓地へ送る。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・水属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「瀑征竜-タイダル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

水属性モンスターで墓地肥やし、と言えばタイダルが一番です。古今東西、このモンスターよりも高い墓地肥やし性能を持ったモンスターはおそらくいないことでしょう。墓地の水属性モンスターを使って自身も蘇生することができ、《フィッシュボーグ-ガンナー》と同時に盤面へ出せば《白闘気白鯨》をシンクロ召喚することもできます。レベル7のため《水精鱗-ガイオアビス》のエクシーズ素材としても優秀で、いざという時《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》をリンク召喚する時にも役に立ちます。


おわりに:ここから出してくれよ

最初に「水属性最強」が2枚ある話をしましたが……ええ、水属性デッキを使う方ならもう片方はおわかりでしょう。《フィッシュボーグ-ガンナー》と《瀑征竜-タイダル》、この2枚を使うことで水属性デッキは誰も手が付けられないレベルの回転力を発揮できます。

《深海のディーヴァ》《深海姫プリマドーナ》《海晶乙女コーラルアネモネ》など、水属性は強力なサポートに溢れており、展開力こそ優れていますが、その最後に出す水属性モンスターのパワー不足があるため、なかなか水属性デッキ自体が強い、という話はありません。実は打点もそこまで高くなく、攻撃力3000のラインを超えるのも苦戦する、ということが多いんです。

今のところ水属性デッキは、まだギリギリのところでTier1には食い込めていませんが……
だから……別に良いだろう? 頼むぜ、「水属性」限定のエラッタ付きで出してくれよ、なあ……


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