【全30種】戦士族デッキのお役立ちサポートカード紹介
- By: Sirogane_sho(管理人)
- カテゴリー: デッキ構築&プレイングサポート, 遊戯王
- Tags: 戦士族, 汎用カード

更新履歴
2025/03/13 《No.86 H-C ロンゴミアント》の削除、《ヒロイック・コール》の追加
目次
はじめに:思ったより数は少ない
「遊戯王で最もモンスター数の多い種族は何族でしょう?」という質問にすぐ答えられたあなた、わかってますね! そう、今回紹介する戦士族が、記事執筆時の2022年4月地点で最もモンスター数の多い種族で、その数なんと986種類。次点は機械族の882種類、その次は悪魔族の733種類となっています。
昔から戦士族は《切り込み隊長》といったカードが一つの象徴になることもあり、テーマ自体のモチーフの扱いやすさも相まって数多くのカテゴリが刷られてきました。代表的なものを挙げれば【HERO】【六武衆】【聖騎士】と錚々たるメンバーが並び、遊戯王の歴史を大きく動かしてきた種族と言っても過言ではないでしょう。
しかし……意外な話ですが、いざ「戦士族デッキを作るぞ!」と思ってサポートカードを調べてみると、「戦士族」そのものを指定するカードはそこまで量が多くないことに気付きます。それどころか、検索しても「獣戦士族」のサポートカードが引っかかる始末。思えばサーチ・リクルートする時も、戦士族という種族よりテーマ・カテゴリ名を参照してますもんね。
そういった不便な部分を解決する目的もあって、今回は戦士族のサポートカードをまとめました。皆さんの戦士族ライフをよりよいものにする手助けができれば幸いです。
サポートカード紹介
モンスターカード
《焔聖騎士-リナルド》

《焔聖騎士-リナルド》
【 効果モンスター 】
星 1 / 炎 / 戦士族 / 攻500 / 守200
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族・炎属性モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。この方法で特殊召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「焔聖騎士-リナルド」以外の戦士族・炎属性モンスター1体または装備魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
戦士族デッキを支える強力なリンクモンスター《聖騎士の追想 イゾルデ》とガッチリ噛み合った最強のレベル1・炎属性・戦士族モンスターです。あちらで装備魔法を1枚墓地へ送り、このカードを特殊召喚することで、②の効果を発動して墓地の装備魔法を手札へ回収できてしまいます。「戦士族・炎属性」デッキにおけるフィニッシャーである《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》との相性も最高で、戦士族デッキを使うなら1枚は持っておきたいカードです。今めっちゃ高いけど……
《切り込み隊長》 / 《ゴブリンドバーグ》

《切り込み隊長》
【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 戦士族 / 攻1200 / 守400
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。

《ゴブリンドバーグ》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 戦士族 / 攻1400 / 守0
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する事ができる。この効果を使用した場合、このカードは守備表示になる。
召喚時に手札から下級モンスターを特殊召喚する効果を持った、半ば汎用カードに片足突っ込んでいるような2枚です。どちらも「地属性・戦士族」で《増援》でのサーチに対応しますが、効果と使い勝手は微妙に異なります。カード効果だけを見た時の一番の差は、《ゴブリンドバーグ》だと特殊召喚後に表示形式の変更処理が入って「タイミングを逃す」原因になることでしょう。
最近では《聖騎士の追想 イゾルデ》という便利なリンクモンスターがいるため両者の差は埋まりつつありますが、エクシーズ召喚を軸とする場合は「レベル」も重要な比較対象です。特に《機甲忍者ブレード・ハート》《H-C エクスカリバー》のような、エクシーズ素材を戦士族に指定したランク4モンスターを使う場合は《ゴブリンドバーグ》を使うことになります。
《切り込み隊長》の攻撃誘導効果も、《戦線復帰》等の蘇生カードと絡めれば思わぬ妨害になります。
《昇華騎士-エクスパラディン》 / 《チューン・ナイト》

《昇華騎士-エクスパラディン》
【 効果モンスター 】
星 3 / 炎 / 戦士族 / 攻1300 / 守200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。手札・デッキから戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を選び、攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:デュアルモンスターを装備したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。その装備していたデュアルモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。

《チューン・ナイト》
【 ユニオンモンスター 】
星 1 / 炎 / 戦士族 / 攻500 / 守500
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。このターン、このカードをチューナーとして扱う。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
②:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。●装備されているこのカードを特殊召喚する。
《昇華騎士-エクスパラディン》の①効果でデッキから《チューン・ナイト》を装備して、《チューン・ナイト》の②効果で装備状態から特殊召喚することで、場に2体の戦士族モンスターを揃えることができます。
エクスパラディンで装備できるモンスターには他に《ゴッドフェニックス・ギア・フリード》《フェニックス・ギア・フリード》が存在し、特に後者の《フェニックス・ギア・フリード》はデュアルモンスターであることから、②の効果による特殊召喚も睨むことができます。こちらの組み合わせも《戦線復帰》といった蘇生カードと相性が良いため、相手ターン中に蘇生する手段が多い場合はデッキにデュアルモンスターを採用してみても面白いでしょう。
《新鋭の女戦士》

《新鋭の女戦士》
【 効果モンスター 】
星 3 / 地 / 戦士族 / 攻1000 / 守800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の他の戦士族モンスターが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に、手札・フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。その相手モンスターの攻撃力はターン終了時まで、その元々の攻撃力分ダウンする。
②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の戦士族・地属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
戦士族デッキの中でも、戦闘すること自体の重要性が高い【アマゾネス】【ウォークライ】といったデッキで輝きます。また、戦闘破壊時の効果は優れているけど攻撃力がもっと欲しい《カオスエンドマスター》《マイティ・ウォリアー》《ゴヨウ・プレデター》といったカードを使う際にも大きく手助けしてくれる1枚です。墓地へ送られた後も、②の効果が使えて無駄になりません。
あとこれは個人的な話ですが……管理人は昔から《荒野の女戦士》というモンスターが好きで、ネットのどこかでSSを書いていたぐらいには好きだったんですよね。だからこのカードにも結構な思い入れがあります。ありがとうKONAMI!
《神樹のパラディオン》

《神樹のパラディオン》
【 チューナーモンスター 】
星 3 / 水 / 戦士族 / 攻800 / 守1800
このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードはリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに手札から守備表示で特殊召喚できる。
②:自分フィールドの「パラディオン」モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。
主に、リンクモンスターのリンク先へ特殊召喚する展開要員として採用されます。このカードはチューナーであるため《水晶機巧-ハリファイバー》でチューナーを展開できるほか、レベル3であるため《彼岸の黒天使 ケルビーニ》でレベル3モンスターを墓地へ送ることもできます。EXデッキに《アークロード・パラディオン》を採用する場合は、②の効果で妨害に対する防御力を上げられるでしょう。
《コマンド・ナイト》

《コマンド・ナイト》
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / 戦士族 / 攻1200 / 守1900
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの戦士族モンスターの攻撃力は400アップする。
②:自分フィールドに他のモンスターが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象に選択できない。
古き良き攻撃力上昇効果を持った戦士族モンスターですが、現代では「炎属性・戦士族」という特徴的なステータスが一層輝きます。《エヴォルテクター・エヴェック》《『焔聖剣-ジョワユーズ』》といったサポートを駆使することで、昔と全然違う方法で展開して打点上昇に貢献できます。
《H・C モーニング・スター》

《H・C モーニング・スター》
【 効果モンスター 】
星 4 / 地 / 戦士族 / 攻1500 / 守1300
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに戦士族モンスターが2体以上存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ヒロイック」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
③:このカードが墓地に存在し、自分のLPが500以下の場合に発動できる。このカードを効果を無効にして特殊召喚する。
手札から特殊召喚できるレベル4戦士族、だけでは終わりません。②の効果で手札に加えられるカードには、デッキから「ヒロイック」モンスターを手札に加えられる魔法カード《ヒロイック・エンヅォイ》、「ヒロイック」モンスターの攻撃力を2倍にする《ヒロイック・チャンス》があります。特にエンヅォイは《H・C サウザンド・ブレード》を手札に加えることができ、「クラウンブレード」をはじめとしたコンボの準備にも使えます。
《魔装戦士 ドラゴノックス》

《魔装戦士 ドラゴノックス》
【 ペンデュラムモンスター 】
星 4 / 闇 / 戦士族 / 攻1500 / 守1500
【モンスター効果】
①:1ターンに1度、手札を1枚捨て、自分の墓地の攻撃力2000以下の、戦士族または魔法使い族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
【P効果 青7/赤7】
①:相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このカードを破壊し、そのバトルフェイズを終了する。
展開と防御、どちらにも使うことのできる優秀なカードです。裏側守備表示で特殊召喚することにはなりますが、融合・儀式召喚をする場合や、アドバンス召喚のコストを揃える場合は裏側表示でも問題なく使えます(いわゆる”ダブルコストモンスター”は裏側表示でもしっかり機能します)。《魔装戦士 ドラゴディウス》《召魔装着》と併用することで、手軽にペンデュラムスケール(2と7)も揃うでしょう。
《ジョーカーズ・ナイト》

《ジョーカーズ・ナイト》
【 効果モンスター 】
星 5 / 光 / 戦士族 / 攻2000 / 守1400
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキから「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」の内1体を墓地へ送って発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードはエンドフェイズまで、墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。
②:自分・相手のエンドフェイズに、このカード以外の自分の墓地の戦士族・光属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを手札に加える。
①②の効果で自己完結しているとんでもないモンスターカードです。「絵札の三銃士」のどれかをデッキに入れる必要はありますが、手軽に特殊召喚できる「レベル5・光属性・戦士族」モンスターというのは強力ってレベルじゃありません。既存の初動と組み合わせてモンスターを+1枚の状態からスタートしても良いですし、なんと言っても《セイクリッド・プレアデス》のエクシーズ素材になれます。
しかも、使った後に墓地へ送られれば、②の効果で「手札に戻ってきます」。何言ってるんだ?
《セリオンズ”ブルズ”アイン》

《セリオンズ”ブルズ”アイン》
【 効果モンスター 】
星 7 / 炎 / 戦士族 / 攻2100 / 守1600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の、「セリオンズ」モンスターまたは戦士族モンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
②:自分フィールドの「セリオンズ」カード1枚と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
③:このカードを装備した「セリオンズ」モンスターは、攻撃力が700アップし、このカード名の②の効果を得る。
手札から簡単に特殊召喚できるモンスターで、特殊召喚する際に墓地の戦士族モンスターを装備することができます。先述の《チューン・ナイト》や「焔聖騎士」「剛鬼」といった、墓地へ送られた場合に効果発動するモンスターを組み合わせることで展開しながらアドバンテージの獲得に繋げられます。このカード自身も「炎属性・戦士族」というステータスをしているため、《『焔聖剣-デュランダル』》で簡単に手札に加えられます。
《ギガンテック・ファイター》

《ギガンテック・ファイター》
【 シンクロモンスター 】
星 8 / 闇 / 戦士族 / 攻2800 / 守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力は、お互いの墓地の戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分または相手の墓地の戦士族モンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚できる。
戦士族を代表するシンクロモンスターで、簡単に3000打点を超えられるパワーと、戦闘破壊される限り何度でも墓地から蘇ってくるしぶとさを併せ持っています。まさにエースモンスターと呼ぶに相応しい貫禄ですね。
《機甲忍者ブレード・ハート》

《機甲忍者ブレード・ハート》
【 エクシーズモンスター 】
星 4 / 風 / 戦士族 / 攻2200 / 守1000
戦士族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、自分フィールド上の「忍者」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。このターン、選択したモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
戦士族デッキでレベル4モンスターを採用する理由の幾分かはこれと《H-C エクスカリバー》にあると言っても過言ではありません。自身に2回攻撃を付与して一気に勝負を決めることができるため、そこに尖らせて打点上昇系の効果をガン積みする使い方もできるでしょう。
《聖騎士の追想 イゾルデ》

《聖騎士の追想 イゾルデ》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 光 / 戦士族 / 攻1600 /
戦士族モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、そのモンスター効果も発動できない。
②:デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
【LINK-2:左下/右下】
現代の戦士族デッキならほぼ必ず投入されると言っても良い万能リンクモンスターです。①の効果で手札に加えたカードはそのターン中の使い道に重い制約がかかりますが、実は、ペンデュラムモンスターならペンデュラムスケールにセットする抜け道があったりします。
②の効果は《焔聖騎士-リナルド》と極めて相性が良く、モンスターを1体増やしながら手札に装備魔法を1枚増やせることから、多くのデッキで見る組み合わせとなっています。
《剛炎の剣士》

《剛炎の剣士》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 炎 / 戦士族 / 攻1300 /
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの戦士族モンスターの攻撃力は500アップする。
②:リンク召喚したこのカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、リンクモンスター以外の自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
【LINK-2:左/左下】
戦士族以外のモンスターで出せるため、場に余ったモンスターを使って打点上昇要因として立てたり、《焔聖騎士-リナルド》の特殊召喚条件を満たしたりできます。②の効果による蘇生も強力で、自爆特攻による破壊でも効果を発動できます。
《コードブレイカー・ウイルスソードマン》 / 《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》

《コードブレイカー・ウイルスソードマン》
【 リンクモンスター 】
星 2 / 闇 / 戦士族 / 攻2300 /
効果モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した時、このカードが相互リンク状態の場合に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「コードブレイカー・ゼロデイ」1体を選び、リンクモンスターのリンク先となる自分・相手フィールドに特殊召喚する。
②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
【LINK-2:上/下】

《コードブレイカー・ウイルスバーサーカー》
【 リンクモンスター 】
星 3 / 闇 / 戦士族 / 攻2800 /
「コードブレイカー」モンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した時、このカードが相互リンク状態の場合に発動できる。自分の手札・墓地から「コードブレイカー」モンスターを2体まで選び、リンクモンスターのリンク先となる自分・相手フィールドに特殊召喚する。
②:自分メインフェイズに発動できる。自分・相手フィールドのリンク状態の「コードブレイカー」モンスターの数まで、相手フィールドの魔法・罠カードを選んで破壊する。
【LINK-3:上/右/下】
ややコンボデッキ寄りになりますが、《コードブレイカー・ゼロデイ》を1枚メインデッキに入れることで、一気に大量のリンク数を稼ぐことができるようになります。ウイルスソードマン、ウイルスバーサーカー自身も攻撃力が2800と破格の数値を持っているため、《剛炎の剣士》と並べて打点を更に引き上げてもいいでしょう。
魔法・罠カード
《増援》

《増援》
【 通常魔法 】
①:デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
《アサルト・アーマー》

《アサルト・アーマー》
【 装備魔法 】
自分フィールドのモンスターが戦士族モンスター1体のみの場合、そのモンスターに装備できる。
①:装備モンスターの攻撃力は300アップする。
②:装備されているこのカードを墓地へ送って発動できる。このターン、このカードを装備していたモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
やや装備条件は厳しいですが、最後に1体だけフィニッシャーが立つタイプのデッキならワンショットキルのパーツとしても採用できます。また、《H・C 強襲のハルベルト》のような、戦闘によってアドバンテージを得られる下級モンスターに装備するのもいいでしょう。
《『焔聖剣-デュランダル』》

《『焔聖剣-デュランダル』》
【 装備魔法 】
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが装備されている場合に発動できる。デッキからレベル5以下の戦士族・炎属性モンスター1体を手札に加える。その後、このカードを破壊する。
②:装備モンスターが墓地へ送られた事でこのカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地のレベル5以下の戦士族・炎属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は戦士族モンスターしか特殊召喚できない。
①②は1ターンにどちらかしか使えません。ただ、自分ターン中は①の効果をメインに使うことになることでしょう。このカードから《焔聖騎士-リナルド》《昇華騎士-エクスパラディン》等にアクセスできるだけでなく、このカード自体もリンクモンスター《聖騎士の追想 イゾルデ》→リナルド、フィールド魔法《大聖剣博物館》で簡単に手札へ加えられます。
《クロス・オーバー》

《クロス・オーバー》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体と自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。その相手の表側表示モンスターを装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備し、ターン終了時までその自分のモンスターの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。
破壊を介さない除去札として使えますが、他にも「装備カード」に関連した効果を持つモンスターの効果発動をサポートすることに使えます。《セブン・ソード・ウォリアー》と合わせてモンスター2体除去&800ダメージを食らわせたり、《焔聖騎士帝-シャルル》の破壊効果を起動させたりしてもよいでしょう。
《最強の盾》

《最強の盾》
【 装備魔法 】
戦士族モンスターにのみ装備可能。
①:装備モンスターの表示形式によって以下の効果を適用する。
●攻撃表示:装備モンスターの攻撃力は、その元々の守備力分アップする。
●守備表示:装備モンスターの守備力は、その元々の攻撃力分アップする。
非常に夢のあるカードで、場合によっては《団結の力》《デーモンの斧》を超える上昇値を得られます。具体的に何のモンスターに装備したら強いか、というのはぱっと答えられませんが、攻守共に一定以上の数値を持つモンスターなら思わぬ火力を叩き出せるでしょう。
《戦士の生還》

《戦士の生還》
【 通常魔法 】
①:自分の墓地の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
その戦士族モンスターを手札に加える。
すごく強いかと言えばそんなことはないと思いますが、墓地の戦士族1体を手札に戻せる、という効果が弱いわけでもありません。召喚成功時に効果発動したいモンスターは是非ともこのカードで使い回したいですね。
《ヒロイック・コール》

《ヒロイック・コール》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の手札・墓地から戦士族モンスター1体を選んで特殊召喚する。この効果で「ヒロイック」モンスター以外のモンスターを特殊召喚した場合、そのモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
②:自分のLPが500以下の場合、墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの、「ヒロイック」カード及びX素材としている「ヒロイック」カードの数×500アップする。
前述のレベル4モンスター《H・C モーニング・スター》の効果で手札に加えられるため、あちらと併せて採用することで更に展開を伸ばせます。蘇生先に種族以外の指定は無いため、上級・最上級モンスターを蘇生させてシンクロ・エクシーズ召喚を狙ったり、自力での特殊召喚方法を持たないチューナーモンスターを手札から出したり、痒いところに手が届く働きをします。
《蛮族の狂宴LV5》

《蛮族の狂宴LV5》
【 通常魔法 】
①:自分の手札・墓地から戦士族・レベル5モンスターを2体まで選んで特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、このターンそのモンスターは攻撃できない。
レベル5の戦士族モンスターを一気に2体特殊召喚できます。手札からも特殊召喚できますが、やはり墓地からの特殊召喚を狙っていきたいところ。《バーバリアン0号》の召喚・特殊召喚効果で手札に加えられるようになったため、登場当初よりも使いやすくなりました。
《プロモーション》

《プロモーション》
【 通常魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドのレベル3以下の戦士族・地属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを墓地へ送り、デッキからレベル4以上の戦士族・地属性モンスター1体を特殊召喚する。その後、元々の種族・属性が戦士族・地属性となる「パペット」モンスターが自分フィールドに存在する場合、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手の墓地のカードの数×100アップする。
「パペット」のサポートカードですが、同じ種族・属性を持つ「ウォークライ」「アマゾネス」を特殊召喚でき、変わったところでは「U.A.」も特殊召喚できます。《トランスターン》の上位互換、とまではいきませんが、かなり広い範囲のモンスターにアクセスできるため、「地属性・戦士族」を扱うデッキならとりあえず検討する価値はあるカードです。
《トゥルース・リインフォース》

《トゥルース・リインフォース》
【 通常罠 】
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
①:デッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。
このカードを見て「おっ、あれ特殊召喚できるじゃん」と思った方は是非とも採用を検討してみてください。使い方としては、相手ターンのエンドフェイズに発動して次の自分ターンの展開の起点とする、といった風になります。
《差し違GUY》

《刺し違GUY》
【 通常罠 】
①:自分フィールドの戦士族モンスター1体をリリースし、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊し、自分はデッキから1枚ドローする。
自分の戦士族モンスターが破壊される時にサクリファイス・エスケープとして使えるカードです。《灰流うらら》を食らってしまう弱点はありますが、上手く決まれば、相手のカード効果を躱しながらアドバンテージを稼ぐことができます。
《バーバリアン・ハウリング》

《バーバリアン・ハウリング》
【 通常罠 】
①:自分フィールドの戦士族モンスターが攻撃対象に選択された時、または相手モンスターの効果の対象になった時、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与え、そのモンスターを手札に戻す。
戦士族サポートの中では隠れた強力カードです。効果の発動タイミングが決まっていることからバック除去にはめっぽう弱いですが、ダメージを与えながら手札バウンス、という効果が強くないわけがありません。
おわりに:実はプレイヤーズデッキの余地が残っている
遊戯王はカテゴリ単位で動く「デザイナーズデッキ」が強いとされ、現在あるデッキの殆どはそこに該当しています。ただ、一部の特殊なステータスを参照するようなカードを用いるデッキは、カテゴリの枠を飛び越えて様々なカードを組み込めます。そういったデッキは「プレイヤーズデッキ」と呼び、人によって異なる個性がデッキに表れることになります。
遊戯王界でプレイヤーズデッキと言えば「アンデット族」「サイバース族」あたりがまさにそうですが、実は戦士族も同じ思想でデッキを作ることができます。「炎属性・戦士族」「地属性・戦士族」という括りが、まだまだ遊ぶ余地の残っている領域なんです。しかも、今後登場する新規カードで可能性は広がっていくばかり。
もちろん他にも可能性は沢山ちりばめられています。もうすぐ1000種類に到達しようとしている戦士族、その中のお気に入りの一枚を輝かせる、というのも面白いのではないでしょうか?