太古の連続儀式術「ガストクラーケ軸リチュア」デッキ紹介

デッキ紹介
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はじめに:古き良き鏡の儀式

今でこそ儀式召喚は「ドライトロン」のイメージが強いですが、実は、儀式召喚というのはモンスターのレベルを参照する召喚法です。儀式魔法を発動し、場に出したい儀式モンスターと同じ・それ以上のレベルを儀式素材としてリリースしてようやく儀式召喚が行えます。

他の召喚法と比べて「手札事故」の確率が高いこと、リソースの消費が激しいこと、この二つが元々のデメリットとして存在していた儀式召喚は、ある意味では一種のロマンとして扱われてきました。逆に言えば、この問題とじっと向き合い続けてきた儀式テーマには、それぞれ独特な道を進む形で儀式召喚を円滑に行う進化を遂げてきました。

その中でも、「リチュア」が登場したのは、2010年8月の「DUEL TERMINAL -インヴェルズの侵略!!-」です。現存する「儀式召喚をメインとしたテーマ」の中では最古参の部類に属し、水属性デッキ全体で見てもかなりの古株になります。現代のカードプールで、水属性である利点を限界までしゃぶり尽くしながらデッキをグルグル回してみましょう。

また、今回はレベル6の《イビリチュア・ガストクラーケ》を主軸としたデッキになります。レベル10の《イビリチュア・ジールギガス》を軸とするとデッキの中身が大きく変わることになるため、ジールギガス軸の【リチュア】はまた別の機会に紹介できればと思います。


デッキコンセプト紹介

今回取り扱う【リチュア】はいくつかデッキタイプがありますが、記事で紹介するのは、その中でも《イビリチュア・ガストクラーケ》を主軸としたものになります。

《イビリチュア・ガストクラーケ》

【 儀式モンスター 】
星 6 / 水 / 水族 / 攻2400 / 守1000

「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。このカードが儀式召喚に成功した時、相手の手札をランダムに2枚まで確認し、その中から1枚を選択して持ち主のデッキに戻す。

昔ながらの名称ターン1のついていないモンスターで、儀式召喚すると相手の手札を1枚デッキに戻すことができます。つまり、こいつを何度も何度も儀式召喚することで相手の手札リソースを枯らすことができるわけです。効果の中で相手の手札を確認しながらハンデスするため、ある程度は相手のデッキの起点となるカードを狙ってデッキに戻せます。

この《イビリチュア・ガストクラーケ》を連続で儀式召喚して、速度の落ちた相手をジワジワと刈り取っていくのが「ガストクラーケ軸リチュア」の戦い方になります。そして、その儀式召喚に使うのが……

《リチュアの儀水鏡》

【 儀式魔法 】

「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。手札・自分フィールド上から、儀式召喚するモンスターと同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、墓地に存在するこのカードをデッキに戻す事で、自分の墓地に存在する「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。

こちら、儀式魔法《リチュアの儀水鏡》です。
注目すべき点は、レベルをぴったり揃えないと儀式召喚できないところ。多くの場合、1体だけで儀式素材として扱える効果を持つ《ヴィジョン・リチュア》《シャドウ・リチュア》、同じレベルの《イビリチュア・ガストクラーケ》《イビリチュア・マインドオーガス》を活用することになります。

墓地効果による儀式モンスターの回収効果は「リチュア」の連続召喚を支えるキーとなるものですが、現代ではそれだけだと力不足なのも否めないところ。キーカード2枚を紹介したところで、これらを限界まで酷使するためのカードに触れていきましょう。


初動:必要なカードをデッキから揃える

さて、儀式召喚をするにはまず、相応のリソースを手札に揃えるところから始まります。儀式デッキ一番のネックとなる「手札事故」と戦うわけですが、この【リチュア】全般においては絶対にアクセスしておきたいカードがあります。それが、この《リチュア・アビス》

《リチュア・アビス》

【 効果モンスター 】
星 2 / 水 / 魚族 / 攻800 / 守500

このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

このカードの効果で手札に加えられる「リチュア」モンスターには先述の《イビリチュア・ガストクラーケ》も含まれていますが、それと同じかそれ以上に大切なモンスターが2体存在します。

《ヴィジョン・リチュア》

【 効果モンスター 】
星 2 / 水 / 海竜族 / 攻700 / 守500

水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用する事ができる。また、手札からこのカードを捨てる事で、自分のデッキから「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を手札に加える。

《シャドウ・リチュア》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 海竜族 / 攻1200 / 守1000

水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用する事ができる。また、手札からこのカードを捨てる事で、自分のデッキから「リチュア」と名のついた儀式魔法カード1枚を手札に加える。

「リチュア」儀式モンスターを手札に加えられる《ヴィジョン・リチュア》、「リチュア」儀式魔法を手札に加えられる《シャドウ・リチュア》です。どちらも守備力1000で、ターン1制限のない《リチュア・アビス》を何度も使い回すことでこの2枚を手札に集めていくのが序盤の戦術になります。

メインとなる儀式魔法《リチュアの儀水鏡》は、墓地効果で墓地の儀式モンスターを手札に戻すことができますが、代わりに儀水鏡自身はデッキに戻って行ってしまいます。そのため、どちらかというと、儀式魔法をデッキから持ってこられる《シャドウ・リチュア》の方が価値が高いのは覚えておいてください。《イビリチュア・ガストクラーケ》で《イビリチュア・ガストクラーケ》を儀式召喚する、という場合は特に、手札の儀水鏡の枚数が儀式できる回数に直結してきます。

……さて、強力なサーチ効果を持つ《リチュア・アビス》ですが、残念なことに初手になかった場合はかなーり厳しい戦いを強いられることになります。いわゆる「ジリ貧」という状況になり、儀式デッキの悪いところである「リソースの消耗が激しい」部分と直面しなくてはいけなくなります。

それは嫌なので、もう少し《リチュア・アビス》にアクセスできるカードを用意しておきましょう。
魚族であるアビスをデッキから動かせる《揺海魚デッドリーフ》です。

《揺海魚デッドリーフ》

【 効果モンスター 】
星 4 / 水 / 魚族 / 攻1500 / 守1600

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから「揺海魚デッドリーフ」以外の魚族モンスター1体を墓地へ送る。

②:墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の魚族モンスター3体を対象として発動できる。そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。

場に出た時の効果で《リチュア・アビス》をデッキから墓地へ送ります。これで最悪《海晶乙女コーラルアネモネ》の効果でアビスを蘇生できるようになりましたが、ここでもう少し能動的に動かせるカードを採用してみます。

《白の水鏡》

【 通常魔法 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分の墓地のレベル4以下の魚族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。その後、特殊召喚したモンスターと元々のカード名が同じモンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。

《白の水鏡》を使うことで墓地の《リチュア・アビス》を蘇生しつつ、デッキからもう1体《リチュア・アビス》を手札に加えられます。単純に手札が増えるのはありがたく、次のターンにまた《リチュア・アビス》を召喚するところから展開を始められます。
最悪《揺海魚デッドリーフ》が《灰流うらら》などで効果無効にされたとしても、このカードで蘇生することで《リチュア・アビス》を墓地に送る動きだけは狙えます。


展開:《リチュア・アビス》を使い回す

前述の通り、《リチュア・アビス》のサーチ効果にはターン1制限が付いていません。そのため、召喚した後のアビスを何度も墓地から蘇生することで、儀式召喚に必要なカードを集めていきます。

まずは、《リチュア・アビス》が魚族であることを活かせる《白闘気一角》です。

《白闘気一角》

【 シンクロモンスター 】
星 7 / 水 / 魚族 / 攻2500 / 守1500

水属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがS召喚に成功した時、自分の墓地の魚族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地の水属性モンスター1体を除外して発動できる。このカードをチューナー扱いで特殊召喚する。

《リチュア・アビス》はレベル2のため、レベル7の《白闘気一角》をシンクロ召喚するには「レベル5・チューナー」の水属性モンスターが必要になります。《彩宝龍》が浮かんだ人もいるかと思いますが、ここは安定を取るため、《簡易融合》から特殊召喚ができる《テセウスの魔棲物》を採用します。

これにより、場の《リチュア・アビス》と手札の《簡易融合》1枚で「リチュア」1枚サーチに繋げることができます。アドバンテージ上の損失はありません。


次に紹介するのは、水属性デッキではよく見るあのカード――

《海晶乙女コーラルアネモネ》

【 リンクモンスター 】
星 2 / 水 / サイバース族 / 攻2000 /

水属性モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地の攻撃力1500以下の水属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターをこのカードのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、「海晶乙女コーラルアネモネ」以外の自分の墓地の「マリンセス」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

【LINK-2:左/下】

そう、このサイトでも何度もお世話になっている《海晶乙女コーラルアネモネ》です。
《リチュア・アビス》は攻撃力800なので問題なく蘇生できます。また、上記の《白闘気一角》で《リチュア・アビス》を蘇生することで、リンク条件である「水属性モンスター2体」が揃うため、一角からの流れでそのままコーラルアネモネをリンク召喚できます。

また、一角を使わずとも、《リチュア・アビス》+「リチュア」儀式モンスター、という組み合わせでもコーラルアネモネを呼び出せます。《簡易融合》《彩宝龍》はどうしても簡単にアクセスできるカードではないため、多くの場合は「リチュア2体」という組み合わせで出るでしょう。

また、先程紹介した《白の水鏡》が手札にあればそれで墓地から特殊召喚することもできます。
これらで《リチュア・アビス》を使い回し、手札に加えた《ヴィジョン・リチュア》《シャドウ・リチュア》を使って儀式モンスター・儀式魔法を集めます。蓄えたリソースを使い、《イビリチュア・ガストクラーケ》を思う存分連打して相手のハンドを枯らしていきましょう。


展開:リソースを回復する

とはいえ、《リチュア・アビス》を何度も蘇生して手札を増やしたとしても、儀式召喚でその大半は吹っ飛んでしまいます。そのため、使った手札を回復できるカードを入れましょう。次のターンへの備えにしてもいいですし、そのターンで決めるための手札リソースにしても構いません。

まずは、【リチュア】における最強のリソース回復カードである《サルベージ》です。

《サルベージ》

【 通常魔法 】

①:自分の墓地の攻撃力1500以下の水属性モンスター2体を対象として発動できる。その水属性モンスターを手札に加える。

儀式モンスターを手札に加える《ヴィジョン・リチュア》、儀式魔法を手札に加える《シャドウ・リチュア》、《リチュア・アビス》はどれも攻撃力が1500以下のため、《サルベージ》で墓地から回収することができます。手札誘発として《儚無みずき》を採用している場合は彼女も回収できますね。

前述の通り、「リチュア」儀式モンスターは《リチュアの儀水鏡》の墓地効果で手札に回収することができます。そのため、儀式魔法にアクセスできる《シャドウ・リチュア》を優先的に回収したいところです。デュエル中盤以降に《シャドウ・リチュア》2体回収できれば儀式召喚の回数をかなり稼ぐことができるため、相手の手札リソースを枯らすのも簡単にできます。

《サルベージ》は非常に強力なカードですが、残念なことに遊戯王のルールではデッキに3枚までしか入れられないので、もう少し別のカードによるリソース回復も狙ってみます。

《儀式の準備》

【 通常魔法 】

①:デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。

儀式デッキの永遠の友達である《儀式の準備》です。最序盤では儀式モンスターのみのサーチとなりますが、一度儀式召喚をして墓地に儀式魔法がある場合は、カード1枚から2枚分の手札リソースを回復できます。

このカードで手札に加えられる儀式モンスターにはもちろん《イビリチュア・ガストクラーケ》も含まれています。連続儀式召喚は、ガストクラーケが手札・フィールドに合計2枚揃って初めて行えるので、《リチュア・アビス》で手札に加えるカードを1枚《シャドウ・リチュア》に割けるという意味でも重要なカードになります。


詰め:連続儀式召喚&ランク6エクシーズ召喚

手札が揃えば、あとは《イビリチュア・ガストクラーケ》を連続で叩き込むだけです。
やり方はその時の手札次第となりますが、簡単な流れを紹介しておきます。

基本の流れ

手札:《イビリチュア・ガストクラーケ》2枚、《リチュアの儀水鏡》2枚

①:《リチュアの儀水鏡》を発動。ガストクラーケを素材にガストクラーケを儀式召喚。
②:儀式召喚した《イビリチュア・ガストクラーケ》の効果で、1枚ハンデス。
③:墓地の《リチュアの儀水鏡》の効果。儀水鏡をデッキに戻し、儀式素材として墓地へ送ったガストクラーケを手札に回収。
④:手札から2枚目の《リチュアの儀水鏡》を発動。フィールドのガストクラーケを素材に、手札からガストクラーケを儀式召喚。
⑤:儀式召喚した《イビリチュア・ガストクラーケ》の効果で、1枚ハンデス。合計2枚。

このままだとジリ貧ではありますが、基礎となる連続儀式召喚です。
ガストクラーケを使い回し、儀水鏡を連打することで儀式召喚を行います。察しのいい方は気付いてるかと思いますが、《イビリチュア・ガストクラーケ》が2枚ある場合、《リチュアの儀水鏡》の枚数がそのまま儀式召喚できる回数になります

ここで手札に《サルベージ》があって、墓地に《シャドウ・リチュア》が2枚あれば……もうおわかりですね。回収した《シャドウ・リチュア》でデッキから《リチュアの儀水鏡》2枚を再び手札に加え、それでガストクラーケを連打して、更に2枚分の手札をデッキに戻させることができます。

先程紹介した《リチュア・アビス》の展開、《儀式の準備》によるリソース回復を絡めることで、上記の基本の流れを何度も繰り返したり、ガストクラーケを複数体並べたりすることもできるようになります。とは言え、狙ってできるルートは殆ど無いため、デッキを回す中で「この手札ならどの動きができるか」を把握していってください。好きなルートがあれば、それを通しやすくなるようにレシピを調整してもいいでしょう。

また、ランク6《セイクリッド・トレミスM7》を使うことで、ちょっと面白いこともできます。

《セイクリッド・トレミスM7》

【 エクシーズモンスター 】
星 6 / 光 / 機械族 / 攻2700 / 守2000

レベル6モンスター×2
このカードは「セイクリッド・トレミスM7」以外の自分フィールドの「セイクリッド」Xモンスターの上にこのカードを重ねてX召喚する事もできる。この方法で特殊召喚した場合、このターンこのカードの効果は発動できない。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分または相手の、フィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

レベル6モンスターを2体揃えることで《セイクリッド・トレミスM7》をエクシーズ召喚すると、墓地の「リチュア」を手札に回収することができるようになります。今のところ水属性で出しやすいレベル6は《シャークラーケン》くらいしかいませんが(お世辞にもアドが取れるわけでもありませんが)、将来的に使いやすい水属性レベル6が出ればトレミスにアクセスしやすくなるため、覚えておくといつか役立つかもしれません。

デッキの水属性要素を減らし、レベル6を展開する方向に振ってもいいでしょう。その際は、相手の手札を1枚捨てる効果を持つ《闇紅の魔導師》を使えば、面白いことができるはずです。

《闇紅の魔導師》

【 効果モンスター 】
星 6 / 闇 / 魔法使い族 / 攻1700 / 守2200

このカードが召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを2つ置く。このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分または相手が魔法カードを発動する度に、このカードに魔力カウンターを1つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
1ターンに1度、このカードに乗っている魔力カウンターを2つ取り除く事で、相手の手札をランダムに1枚捨てる。


デッキレシピ

メインデッキ
リチュア・アビス 3
ヴィジョン・リチュア 3
灰流うらら 3
シャドウ・リチュア 3
サイレント・アングラー 3
揺海魚デッドリーフ 3
ダイナレスラー・パンクラトプス 1
氷霊神ムーラングレイス 1
イビリチュア・マインドオーガス 1
イビリチュア・ガストクラーケ 3
死者蘇生 1
サルベージ 3
簡易融合 1
儀式の準備 3
おろかな副葬 1
おろかな重葬 1
白の水鏡 2
リチュアの儀水鏡 3
氷結界 1

EXデッキ
沼地のドロゴン 1
テセウスの魔棲物 1
虹光の宣告者 1
月華竜 ブラック・ローズ 1
白闘気一角 1
フルール・ド・バロネス 1
餅カエル 1
バハムート・シャーク 1
セイクリッド・トレミスM7 1
フォトン・ストリーク・バウンサー 1
海晶乙女コーラルアネモネ 2
清冽の水霊使いエリア 1
混沌の戦士 カオス・ソルジャー 1
海晶乙女グレート・バブル・リーフ 1


おわりに:流石にそろそろ新規が欲しい……

誕生から10年以上が経つ「リチュア」ですが、当時から存在する連続儀式召喚のギミックは現在でもデッキの中核を担っており、10000種を越えたカードプールの中でも唯一無二のものとなっています。豊富な属性サポートを元に現代でも儀式召喚を連打できるのがどれだけ凄いことか、皆さんにもおわかりいただけることでしょう。

登場から4年後の2014年10月、「水属性の儀式デッキ」の後継者である【影霊衣】が誕生します。あちらは「儀式モンスター自体が手札で発動できる効果を持っている」という革新的な部分を武器に環境へ食い込みました。そうして今度は2019年10月には、儀式魔法を使わずに儀式召喚するテーマ「メガリス」が登場し、儀式召喚というギミックそのものに進化の可能性を示しています。

現代の儀式召喚と比べればリチュアは「化石」のギミックかもしれませんが、それでもまだ動かそうと思えばなんとかなります。ただ、やっぱり新規が欲しい……ガスタには新規が来たんだから、と言い聞かせながら、リチュア新規が来る日を楽しみにして記事を締めさせていただきます。また別のページでお会いしましょう!


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簡素融合は入れませんか?
アビステセウスがぐっと安定しますし、レアフィッシュも一緒に採用すればアビスが無い時も他のレベル4と合わせてバハシャ餅構える事も出来るんで小回り効いて良いですよ

<<< ナナシ さん
簡素入れたかったんですけど珠足りなくてお茶濁した感じです……代わりにアビスにアクセスできるデッドリーフ&白の水鏡を増やしてますね。実戦だとアビス自体引けずにジリ貧になることがあまりに多かったので……

アビスへのアクセス手段ならデッドリーフより鰤っ子姫の方が良いのでは?
ワンフォと合わせてアビス7枚体制にできますよ

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